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読書の森

火を繋ぐ

早朝、パリオリンピック開会式を観ました。さりげなく洗練された意匠が随所に見られ、特にセーヌ河を照らす灯りの美しさにもの凄く惹かれました。

「この街へ行ってみたいな」今更無理ですが、ふと夢見てしまいました。

不穏を帯びた世界情勢の中、平和を象徴するオリンピック、など建前ばかり言いたくないけど、今回の聖火リレーは特別の感慨がありました。
雨天の中、普通に見える街並みを聖火を護って走る最後のランナー達は殆どが現地の方だったのではないか?と思われます。
それは性別を問わず幅広い年齢層の方々で、最後に車椅子の老人から受け取った聖火をカップルが点す形です。
その火は遥か宇宙に届くように高く丸く上がるのが非常に印象的でした。


火は人と獣を区別する重要なものです。原則獣(チンパンジーなどを除く)は火を怖がり、火を使う事が出来ません。

獣から身を守る火を使用し始めてから人類の歴史(進化)が始まった、と私は小学校に入りたての時に教わりました。遠い記憶が蘇った思いがします。

自分の住む地域で無事にTVを観られる一方、山形や秋田で洪水災害で大変な方たちがいる、天変地異(?)のような現象が各地で起きている。被害が少ない事を心から祈ります。

本当に酷い現実ですが、積極的に「無事」でいられるように工夫するしかないなと思いました。


最後におまけ。
野菜の宅配便の岡山で採れた紫キャベツが入った手羽先の煮込みです。酢を入れてます。紫キャベツはリコピンがたっぷり入っているそうです。
それに酢を入れるとお肉が柔らかく味がまろやかになる感じですよ^_^

読んでいただき心から感謝します。 宜しければポツンと押して下さいませ❣️

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