日々想ヒ事生活

 旅が
やめられない!!
ムチャクチャで小心者なI'raの日々と、時々はなとの旅

エネルギー井戸端会議 Vol.1

2012-09-26 02:03:24 | 日記
さてさて!
エネルギー井戸端会議、ついに本格始動
今週ですよ~

エネルギー井戸端会議 vol.1
太陽エネルギーってなぁに?」

知ってそうで知らない太陽光(熱)発電のしくみから、実際にソーラーパネルをつけているご家庭の発電実績や家計負担まで…降りそそぐ太陽の恵み(エネルギー)をどうやって使うのか?その良いところ、はたまた問題点についても、暮らしに身近な視点で学んじゃいます!いま話題の『再生可能エネルギーの全量買取制度』も勉強予定だよ!?

日時:9月28日(金)
18:30 開場 / 19:00 スタート(~21:00)
※会議終了後30分間、参加者同士の交流会もあるよ♪
場所:ロックカントリー(岩国市麻里布町2-4-21地下1階)

ゲスト:塩田一弘さん
熊毛郡平生町在住。(有)塩田電業社代表。太陽光発電設置をはじめ一般住宅の電気工事を行う。3.11以降、原子力発電への問題意識からUSTREAMでの情報配信を開始。光商工会議所青年部副会長。

エネルギー井戸端会議とは?
今私たちは暮らしに欠かせない電気をどうやって作って、どう使うのか?その分岐点に立っています。できれば、かつて私たちの祖先がそうしてきたように、自然からの恩恵をおすそわけしてもらいながら暮らすことができないか?そんな思いでエネルギーの勉強会をやることになりました。きっと、その方法をさぐる旅はワクワクドキドキ楽しいものになるに違いない!かたくるしい勉強会ではなく、みんなでその楽しさをシェアできる学びの場にしたい。だから、ふだんは音楽を楽しむライブハウス・ロックカントリーで!老若男女、専門家の方も、興味のある方ない方も、気軽にふらっとお立ち寄りください。

参加費:大人 800円/高校生以下 300円
全7回通し券 5,000円
※申込不要
問い合わせ:
090-3590-8113(あいら)
070-6636-1408(ふじもと)
enebata@live.jp

今後の予定【全7回】: 毎月第4金曜(10/26, 11/23, 12/28, 1/25, 2/22, 3/22)

1945.8.6

2012-09-25 22:57:34 | 日記
またずいぶん遅くなってしまったけど、ブログに残しておきたいコトをあげる

今年、広島に黙祷出来なかった

こちらに越してから、ずっと、戦争を原爆を身近に感じている


今年1月に、謎の火事で2階を焼失した広島のBAR swallowtail本通店

swallowtailに初めて行ったのは4年前の平和祈念式典前夜
それからちょこちょこ行きだした薬研堀店では、よくあるBARのそれと同じくカウンター(しかない)の繋がりで顔見知りもたくさん出来ていて、姉妹店の海辺のレストラン波輝カフェでは10日ほど体験スタッフもしたことが
本通店が出来てからは、たまにカフェする程度に

でも、マスター(社長)洋次郎さんの人柄や考え方、やってることが好きで、あたしの中で特別なお店だ
毎月6日には、原爆被爆者語り部の会を開いていて、平和資料館のピースガイドもしている
見た目はやんちゃで肝の座ったにぃちゃん

戦争反対と叫ぶより、隣にいる人を愛そう
そういう人

そんな洋次郎さんがスタッフと体現しているお店swallowtailが、火事を経て、8月16日に広島に帰還

長い間の休業に心配もしたし、待ち遠しくもしていたので、何とか行きたかった

どうせ行くなら、久しぶりに証言者の方のお話が聞きたかったので、9月6日に合わせて行ってきた

お帰りswallowtail

行きに寄った花屋で鉢植えを買っていく(かわいい花ものがなかった…)

8月を過ぎると語り部の会は途端に人が少なくなってしまうのだと洋次郎さん

今回は、中学1年の時に入市被爆した新井さんの証言

最近は話慣れてきてしまったと言われていたが
証言中に何度か込み上げてくる場面もあった

被爆し、生き残られた方それぞれの原爆がある

初めて知る事柄、その人の立場、目線

心がねじれて切れてしまいそうだった


お話ではない、本当にあの日、ここで起こっていたことの証言だ

終了後、一旦店を出て歩く

この道も、その道なんだ

堪えきれず、原爆ドーム前に行き
おいおい泣いた

赤焼けた皮膚を引き摺らないようにして垂らし歩く人々の波

母を自ら火葬する少年

顔の膨れ上がった幼い姉妹

水を求めた人々の頭が突っ込まれ溢れかえる防火水槽

身体中にガラスの突き刺さった両親

一瞬で灰になった同級生たち

自分たちだけ生き残ったという世間の目

全部全部、本当にあったコト

ここで起こっていたコト


ごめんなさい

何故かそればかり浮かんだ

被爆

被曝


竹原ピストルの『女の子』という曲を思い出す

原爆ドームを女の子と歌った歌

ライトアップされる原爆ドームを見上げると、また泣いてしまいそうだった

帰りがけ、原爆ドームをバックにピースしながら写メを撮るカップルがいた

なんにも知らないんだ…


けれど、そのうち、本当に誰も知らなくなってしまう

広島原爆投下から67年

証言者は皆、歳をとっていく

あの時ここで起こっていたコトを
伝える人々がいなくなっていく

人間は忘れてしまう生き物だから
この身に刻まれたコト以外は本当に忘れてしまう


現在、証言の継承者を育成するという講習が行われていると聞いた



過ちは繰り返しませぬから



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神舞2012 その3

2012-09-13 04:26:56 | 日記
はなは結構な重症で、麻酔に手当てに薬に…

生まれて初めて、ごはんの食べられないはなを見た

泣きそうになる

1日安静にし、翌日食欲は回復したので
8月19日
神舞 四日目の夕方
祝島に戻ってゆっくりすることに

遊びに来ているみんなで食べるごはんは美味しかった

満天の星に天の川
流れ星にははなの回復を願った

8月20日
神舞 最終日

初日とは逆に、出船式


島のみんな、防波堤から手を降る

どことなしに寂しそうな笑顔


また、四年後に、ね



原発予定地の対岸の島
祝島

原発なんかハナクソみたいに、もっともっと悠久の歴史が息づく

原発ごときで壊されてはならないもの


最終の船もいっぱいだったが、見送りもたくさん

また来るね

ありがとね

テンションあがってみんな次々に飛び込む


遠くでおばあちゃんたちが笑って見てる


変わらないモノ

変わっていくモノ

守っていくモノ

今日も島に日が沈む














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神舞2012 その2

2012-09-13 04:25:59 | 日記
8月17日
神舞 二日目

朝、早起きし、友達たちと平さんの棚田を見に行った

あたしは3回目だが、友人に絶対見せておきたかった
帰り軽トラに乗せてくれた祝島のお父さん
ありがとう

昼からは美しい海で泳ぐ
海の中目を開けて、砂の音聞いて、スイカ頬ばって、真っ黒!


仮神殿では終日神楽が行われている

鬼になった

地割という演目

頭をはたかれると、頭がよくなるぞ


神様の洗濯物干し


実は、数日前からはなの調子がおかしい

本当は神舞の5日間ずっと滞在する予定だったが、病院に行くため、一度帰宅することにした

神舞2012

2012-09-13 04:21:02 | 日記
8月16日
朝一番の室津発の船で、祝島に向かう

神舞(かんまい)
四年に一度のお祭り

今年は、山口県の上関町の最南端、瀬戸内の入口に浮かぶ祝島にて行われる神舞の年
そう、上関原発計画への反対を30年間貫いてるとして、全国的に名が知れた あの、祝島だ

2012年は何かが変わると、何年か前からワクワクしていた年
知事選挙があり、神舞があり…

とても楽しみにしていた
とはいえ、島民総出でつくるお祭りなので、宿泊は親族・友人・知人宅を頼るしかない

半ば諦めていたが、お手伝いが出来ればと、友人が転がり込ませてくれた!

もちろん、はなも一緒に!

神舞の歴史は古い
『伝承によると今から千百十余年の昔、仁和二年八月、豊後伊美郷の人々が山城国石清水八幡宮より分霊を奉持して海路下向中、嵐に会い祝島三浦湾に漂着した。当時この地には三軒の民家があったが、生まれる子供は体が弱く生活は苦しかったが、彼らは一行を心からもてなした。その時に教わった荒神を祭り、農耕(麦作)を始めたことにより、以後島民の生活は大きく向上。それからそのお礼にと、島民は毎年八月に伊美別宮社に「種戻し」に欠かさず参拝をした。そして4年毎に伊美別宮社から二十余名の神職、里楽師を迎え、本島を斎場として神恩感謝の合同祭事を行うようになった。これが神舞神事の起源である。』

『神舞では三隻の神船を中心に櫂伝馬船等、百余隻に及ぶ大漁旗で飾った奉迎船が織りなす、勇壮な入船・出船の海上神事が行われ、古式豊かに三十三種類の神楽舞が新調の苫で小屋掛けされた仮神殿で奉納される。』

とあるが、その入船神事が8月16日に行われる

不安だった天気も誰のお陰か、夏日和!

昔、まだ島の人口が多かった頃は、櫂伝馬を漕ぐのは島の男たちであったが、過疎の進む祝島
島民、島出身者に加え、祝島の事が好きな人(この括りで間違いではないと思う)の助っ人が大半を占めていた

櫂伝馬と一緒に、飾り立てられた漁船が次々と港を出て行く

皆、漁師なのだ
海こそ命なのだ

そう思うと、名前のない感情が目頭を熱くした

美しい


三浦側へ、一行が大分からの神船を迎えにいってしまうと
港には出迎えに、太鼓と三味線のシャギリ隊や巫女の列が行進して来る


神船を連れた、奉迎船と櫂伝馬の船の列が、港の外で大きく3周


櫂伝馬とと漁船が港へ入り、船を降りてから仮神殿へと連なって行く

帰省客、観光客がぞろぞろ

無事、奉納が済むと餅撒きが!

子どもも大人も上しか見てない(笑)


儀式に盆踊り
宴は暗くなっても続く