日々想ヒ事生活

 旅が
やめられない!!
ムチャクチャで小心者なI'raの日々と、時々はなとの旅

『贋作・一条さゆり』

2012-10-31 23:35:21 | 日記
画像は完全に照れきっているあいらと、お美しい美保嬢



現役人気ストリッパー、若林美保の演じる
伝説のストリッパー、一条さゆりの壮絶な生き様

というコピーに引けを取らない絶対的に重なりあった60分だった。

あたしは一条さゆりを知らない
ストリップを知らない
女性の独り芝居のライブも初めて観る

なのに終わった後に、一条さゆりは若林美保を介して、あたしの中にすっかり居た。
だから、本当に、終わった後に、えらく感動して潤んでしまった。

そして
今年でストリップ歴13年の若林美保さんに魅了されすっかりファンになってしまった。

美しい

とはこの事だった

只、其処に在るだけで美しい女性の肉体
を余すことなく艶やかに使い、踊る。

しかも衣装は襦袢姿。
芝居の中で脱いではいない。
だからこその美しさも、美保さんは知っているようだ。

足先、胸骨、口角、腰骨、うなじ、掌の中の空間

すべてから、今宵初めてお目見えした若林美保を感じる。

そして、同じ踊り子だから、演じられるものがある。
重ねられるモノがある。

ストーリーは一条さゆりの一生を描いている。
(本名)池田和子ではなく、一条さゆりの。
一条さゆりについては各々で知っていただきたいので割愛するが、
タイトルは
『贋作・一条さゆり』
とある。

贋作とは美術品などの偽物、フェイク という意味

果たして、
この作品が一条さゆりの『贋作』なのか?
一条さゆりそのものが『贋作』なのか…?

こんな風に思ったのは、あたしだけだろうか?


何はともあれ、妖艶な満月が浮かんでいる夜に、あたしはとっぷり浸かってしまった。

2012年の抱負のひとつ、独り芝居をする というものへの情熱が、再び、パチパチと音をたて始めたのが聞こえる。

じんわりと、須藤なつきと向かい合っていきますか。


HPに戻る

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。