新・交差点のらくがき

AIOLOSSの管理人 ちぇきの“らくがき”程度の日記です。

機動戦士ガンダム 第08MS小隊

2005年10月09日 | マンガ・アニメ
連邦軍のシロー・アマダ少尉はサイド2から地球へと向かう途中、友軍のジムを助けるためボールに乗り込み出撃する。シローの乗ったボールはジオン軍の試作型ザクと戦闘になり両機は大破。共に宇宙を漂流してしまう。シローとザクのパイロット アイナ・サハリンは生き延びるために敵味方の関係を越えて協力し、やがて救出される。地球に降り立った二人は再び敵・味方に分かれ、シローは仲間達の信頼を得ようと奮闘しながら第08MS小隊を率るが部下たちは一癖ある連中ばかり。やがて彼らの前にアイナの乗るジオン軍の最新型MAアプサラスが立ちはだかる・・・。

一年戦争を舞台にしたファーストのサイドストーリー。物語はガルマの国葬の日からはじます。今までファースト関連の中で唯一敬遠していたのが“08小隊”だ。なぜならキャラがどうも江川達也っぽくて丸っこい。歌が森口博子で気に入らない。(これは今回見て違っていたと気付く)ジャブロー前で本来のファーストならジムさえ登場していないのに取って付けたようにガンダムタイプの機体が登場する、しかもジムまで・・・どうも商業的感が否めなくて敬遠していた。おまけに主人公と美少女系ライバルの恋愛話まで盛り込まれてるって聞いた日にゃ、ガンダムと認める道理があるかいっ!
がっ!そんな事は払拭するくらいのなかなかの作品だった。そらぁシローが「はじめて会った時から好きだった!」なんて告ったのには閉口したが、前半の部下の信頼を得る為に衝突しながらも作戦を遂行していく姿やMSの戦闘シーン細かさそれまでのガンダム作品に負けず劣らず。特に第10話の『震える山』のグフカスタムの戦闘シーンは圧巻。噂には聞いていたが素晴らしかった。
ただ戦争と言う世界での人間ドラマ性を強調するあまり、前半の任務の細かな内容が少ないのとシローとアイナに寄り過ぎている点が残念だが、結果はどうあれ納得いく結末を迎えているのは心地よい作品だ。



追伸:ガンダムSEED DESTINY?なんだいそれは?あれで終わったつもりかい?