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地域 : アイヌ古式舞踊団が市内小学校を訪問 茅野市 (長野日報)

2007-10-12 06:00:00 | アイヌ民族関連
地域 : アイヌ古式舞踊団が市内小学校を訪問 茅野市
更新:2007-10-12 6:00
 アイヌ民族の舞踊や楽器を伝承しているアイヌ古式舞踊団が11日、茅野市の豊平、泉野両小学校を訪れ、踊りや楽器を披露した。児童たちは体験もしながら伝統文化の一端を肌で感じた。

 来校したのは、札幌市を拠点にする「アンコラチ・メノコウタラ」(ありのままの私たちの意味、貝沢竹子代表)の女性12人。普段触れることのないアイヌ文化に親しもうと3年目の事業で同団体は2年ぶり。昨年は北海道内の別の団体が訪れた。茅野市観光連盟の柿沢拓会長が知人を通してアイヌの関係者と知り合い、交流を仲介している。

 豊平小では全校児童約250人の前で「アイヌの人たちは親しい人が集まると必ずといっていいほど歌い踊る。楽器を伴わず踊り手やその場にいる人の歌と手拍子で踊ります」と説明。数種類の踊りや琴状の楽器「トンコリ」などを紹介し、手拍子をしながら見学していた児童たちが引き続き体験。ある娘に恋をしたバッタが愛を表現する「バッタキ」の踊りでは前かがみになり、腕を激しく前後に動かし、バッタの求愛を体で表した。

 児童会長の岩本匡生君(6年)は「アイヌという言葉を聞いたことがあるくらいでほとんど知らなかったが、これから歴史などについて興味を持って調べられたらと思う」と話した。

 この日は同市養護老人ホーム寿和寮にも訪れた。12日は永明小、永明中などで交流する。


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