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根津に「ホピ族」の雑貨店-アメリカ先住民の文化や思 い伝える(上野経済新聞)

2014-11-11 00:00:00 | 先住民族関連
根津に「ホピ族」の雑貨店-アメリカ先住民の文化や思い伝える
2014年11月11日

根津に「ホピ族」の雑貨店-アメリカ先住民の文化や思い伝える
アメリカ原住民ホピ族による工芸品を販売する「Sun & Rain」

 根津駅近くにアメリカ先住民ホピ族による工芸品を販売する雑貨店「Sun & Rain」(文京区根津2、TEL 03-5834-7675)がオープンして半年がたった。

 同店は、16年前から根津を拠点に自然の英知と命の尊厳をテーマにしたイベントや旅などを企画する「オフィスTEN」がオープンしたもので、代表の天川彩さんは作家・脚本家としても活躍する。「オフィスTENの仕事で世界中のいろいろな場所へ行くので、各地で仕入れたものをネットショップで販売してきた。たまにギャラリーなどを借りて期間限定のアンテナショップも開いていた。そうした活動を知っていて近所でギャラリーを営んでいる方から、ここに店舗スペースができるので店を開かないかと誘われた。この場所のサイズ感や雰囲気がホピ族の店に似ていると思った」と天川さん。「急な話で開店資金が十分になかったので、普段発行している読者2000人のメルマガでお伝えしたところ、ほぼ24時間以内に開店できるだけの支援が集まった」という。

 店内で最も目を引くのが、壁を埋め尽くすカチーナと呼ばれる精霊の人形。「ホピ族は、アリゾナの砂漠地帯に暮らす人口わずか9000人の小さい部族。ホピというのは『平和の民』という意味で、彼らは世界中の人々の平和を祈るための儀式をしている。カチーナは彼らが儀式に使ったり、お祝いに贈ったりする精霊。300種類以上あり、その姿形は全て決まっている。人や植物、虫などさまざまなものがモチーフとなっており、太陽や雨など、何をつかさどるものか決まっている」という。カチーナは7,500円~。ほかにバスケット、つぼ、シルバーアクセサリーなどのホピ族の作品をそろえる。

 「カチーナで一番引かれるのは、かわいらしいところ。カチーナを購入する方は皆、その人の雰囲気にぴったりなものを選ばれる。日本ではまだホピ族やカチーナの認知度が低いので、彼らの精神性や素晴らしい思いを、作品を通して伝えていくのが私たちの使命。そして、日本人が同じように自分たちが大事にしていたものを見直すきっかけになれば」と話す。

 営業時間は11時~19時。月曜定休。
http://ueno.keizai.biz/headline/1605/


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