アイヌ民族関連報道クリップ

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厳選215点、展示作業 18日開幕 アイヌ工芸品展(十勝毎日新聞)

2009-09-15 13:40:00 | 催し物の記事
厳選215点、展示作業 18日開幕 アイヌ工芸品展
2009年09月15日 13時40分
帯広美術館
ロシアの学芸員らが点検
 18日に道立帯広美術館(帯広市緑ケ丘2)で開幕するアイヌ工芸品展「アイヌの美〜カムイと創造する世界〜」(アイヌ文化振興・研究推進機構、道立帯広美術館、帯広百年記念館、十勝毎日新聞社主催)に向けた展示作業が14日、同美術館で始まった。



展示資料の最終確認を行う関係者
 同展ではロシア・サンクトペテルブルク市のロシア民族学博物館が所蔵するアイヌ民族資料約2600点の中から、厳選した215点の衣装や民具を展示。同時開催として帯広百年記念館で、同国オムスク造形美術館所蔵の平沢屏山のアイヌ絵12点などを展示する。

 この日はロシア民族学博物館のマリーナ・フョードロバ上級学芸員と同機構関係者らが資料を1点ずつ点検した後、展示作業を進めた。同上級学芸員は「ロシアの中心的な博物館である当館のコレクションの中でも、アイヌ資料は大変貴重な物。ロシアと日本の研究者による共同研究の成果として、過去に両国で1回ずつ展覧会を開いた際には大きな反響があった。北海道の人はアイヌ民族に関する知識があると思うが、今回の展覧会ではきっと新しい発見があるはず」と話し、多くの来場を期待している。

前売り券を販売
 前売り券は一般500円、高校生・大学生350円、小・中学生150円。同美術館、同記念館、勝毎本社、勝毎サロン(藤丸7階)、藤丸チケットぴあ(同5階)、ローソンチケット(Lコード18672)、チケットぴあ(Pコード688−782)などで扱っている。問い合わせは本社事業局(0155-22-7555)へ。
(丹羽恭太)






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