アンティーキングにハマってからというもの、何百軒ものアンティークショップをまわりました。(ほとんど病気)
最近は新しい店を開拓する事もなく、
いきつけの店に顔を出す習慣になっていたのですが(慢性病)
夫が毎月発行されるアンティーク本を眺めていて
「オークションに行ってみようか。」と、言い出したのです。
そしてオークション初体験となりました。
免許証で身分証明を提示して落札番号を登録します。
10センチ×20センチの札をもらい、↓
オークションが始まるまで、展示品の品定めをします。
オークションが始まりました!
壇上では川平慈英似の司会者が2秒間に”ジングルベル”を3回+値段を言う早口でリズミカルなかけ声とともに進行して行きました。
例えば15ドル50セントだったら
音階で言うと、ジン(ド)グル(ド)ベル(ミ)フイフティーン(ド)フィフティ(ミ)
よく噛まずに言えるな....って、尊敬の眼差しで見つめてしまいました。
とうとう私が狙っていたキャンドルウィックのグラスウエアの登場です!
キャンドルウィックとは、インペリアル社が販売していたグラスウエアで
器の縁の”つぶつぶ”が特徴です♪ね、可愛いでしょ~?
司会者が例のごとくジングルベルを3回言って
ドキドキしながら10ドルから始まったその瞬間に札を掲げました。
すると、他の女性も札を掲げ、
司会者が値を上げ、私達の方を見て、私達はまた札を掲げ、
司会者が値を上げ、彼女の方を見て、彼女はまた札を掲げ、
司会者が値を上げ、私達の方を見て、私達は.....首を振りました。
彼女が25ドルで落札しました。
後から冷静に考えれば
キャンドルウィックが30ドルで落札できるのはかなりお買い得なんですけど
(次に出てきたキャンドルウィックは40ドルで落札された)
なんだか、あの緊迫した雰囲気に耐えられず諦めてしまった感じです。
1回リズムに乗ってしまうと誰も入れないスピード感があります。
なので40ドルで落札された物も最初の札を掲げるタイミングが出遅れた為に
入札できず、また、一度競り合うとそのスピードから抜ける事は難しく、
値がつり上がっていく感じです。
あ~~~、汗かいた~~~。
落札はできなかったけれど、スリル満点!楽しかった~☆