言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

分析予測の検証

2009年05月20日 06時56分29秒 | 検証
オバマ大統領就任演説の分析.3 言語分析未来予測/ウェブリブログ  << 作成日時 : 2009/01/24 05:50 >>
昔からの古い価値観です。真実の、本物の価値観です。そういう価値観こそが、私たちの歴史をずっと静かに前進させてきたのです。今何が求められているかというと、こういう真実に立ち返ること。
不確かな運命を自ら作り上げていくよう、私たちひとりひとりに神が求めてくださっているという、その認識に支えられているのです。


 就任演説のときは宗教色の強い保守だが、実際の政治は中道である。

CNN.co.jp:米大統領、カトリック系大の卒業式で演説 中絶問題に言及 2009.05.18
 中絶容認、反対の両派とも、「それが女性にとって非常につらい決断であるという認識では合意できるはず」と指摘。


 本来はカトリックとの論争を避けるところだが、オバマ大統領は中絶反対派を説得しようとしているようだ。

 元々彼の演説は宗教色が濃かった。それで保守派層の取り込みに成功し大統領の座を勝ち取ったので、自動車業界の労組以上に大事な支援者であることは間違いない。

オバマ次期大統領の分析.1 言語分析未来予測/ウェブリブログ 
民主党候補選に勝利した後の演説から
「私たちがイリノイ州スプリングフィールドで旧州議事堂の階段に集ってから、16カ月がたった。あれから私たちは、何千マイルも旅してきた」
 冒頭は、出エジプト記になぞられている。自分自身をモーゼにたとえ、救世主として何百万人もの民主党支持者とともに、何千マイルも旅してきた、と言っているのである。

 最後の「この偉大な国がいついかなるときも、自分たちの理想の姿、自分たちの最高の理念を反映するものであるように」とは重要だ。

 つまり、「自分たちの最高の理念を反映する」と言った時、それは民主党の民主とは区別され、“変化”させる“民主制”として理解されるのだ。

 しかしソクラテスは民主制で処刑されたことを忘れてはならない。
 最高の理念とは民主制で裏切られ、いつの世にもさらなる理想としてのエリート主義(プラト二ズム・最優秀者支配制)を思い描くのであるが、そんな厳格にも理性が優れた人間が統治する国制とは、実際にはどの時代にも存在したことはないのだ。


 しかし現実は、オバマ大統領が思い描く理想は、民主制だからこそ否定され、彼のエリート主義は達成しそうもない。

 政治は宗教と距離を置くのがせいぜいで、その論争に巻き込まれるのを避け、国民をより悩ませることの無いように気を配るしかできないものだ。でなければ宗教に強く影響されたカルトや原理主義的な政治となってしまうからだ。

 クライスラー破綻に続き、経済ではいいニュースのないオバマ大統領だ。

米GM、破産法申請がほぼ確実に=専門家(ロイター) - Yahoo!ニュース

 もちろん、このニュース以前に政府への批判が出始めている。

オバマ政権に高いリスク=「GM破綻なら」-米著名アナリスト 2009年 5月16日(土) 15時20分 Yahoo!ファイナンス - 株式ニュース - 時事通信社
 【デトロイト16日時事】米独立系の自動車業界調査機関である自動車研究センター(CAR)の所長で、著名アナリストのデービッド・コール氏は16日、米ミシガン州アナーバーで時事通信とのインタビューに応じ、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請を余儀なくされれば、「米国経済はより深刻な景気後退に見舞われる恐れがあり、オバマ政権にとって極めて高いリスクだ」との認識を示した。


 自動車業界の救済も、次第に手の打ちようもなくなってしまうと、世論を大統領は敏感に反応することとなるのだ。

オバマ大統領、ボーデン元宇宙士に対してNASA長官への就任を要請 - Technobahn

 そんな中、オバマ大統領はNASA長官に黒人を登用するようだ。

オバマ大統領就任演説の分析.3 言語分析未来予測/ウェブリブログ  << 作成日時 : 2009/01/24 05:50 >>
 ここでも人種問題を国民に思い起こさせることで、「初の黒人大統領」という効果を、さらに「歴史的」にまで高めようとしているのだ。
 このような効果をオバマ氏はこれからも使い続けるだろう。今後、批判を受けたときなどの過敏な反応として見られそうだ。もしそうなら、このブログでの分析予測が的中したことになる。


 予測は未来になってみれば分かるものだ。

アメリカの未来 2009年05月18日 07時51分48秒
 1930年代の世界恐慌では、日本はその突破口をアジア侵攻へと向けたのは有名な話だ。
 ドイツ・イタリアも軍国主義となり、第二次世界大戦へと突き進むこととなる。
 六カ国協議を蹴った北朝鮮が最初に攻撃を開始する可能性もある。


 世界恐慌時代は「ソビエト連邦や日本、ドイツといった全体主義国家の場合、産業統制により資源配分を国家が管理することで恐慌から脱した」とウィキ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%81%90%E6%85%8C では書かれているが、現在のグローバル化された時代では、どんな国もこの世界的不況からは脱することはできないようだ。アメリカが全体主義で乗り切ろうとしても、根本的原因がここにあるのだから、それも無理な話だ。
 特に北朝鮮は生産力が低下しており、他国の支援無しには軍事力の維持すら難しいだろう。

「戦争で南朝鮮は火の海、廃虚に」北の委員会が報道官談話 - MSN産経ニュース 
 北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」は18日、韓国の外交通商省が北朝鮮の核問題や「衛星」打ち上げを国連などで非難し南北関係を破綻(はたん)させたと主張、「このままでは戦争が起き、南朝鮮(韓国)が火の海、廃虚となるのは避けられない」と警告する報道官談話を出した。


 ニュースが過去の分析予測の正しさを証明してくれる。

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