言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

電子書籍

http://p.booklog.jp/book/47146 あなたの未来 INDEX 

麻生首相分析予測、「ぶれ」についての【検証】

2009年06月29日 06時20分06秒 | 政治
 「ぶれ」については今始まったことではない。
 麻生政権自体、早期の解散――これは細田幹事長自らの発言だった――年内解散と言っていたのが、ずるずると先延ばしとなったのである。

また、ぶれた印象…人事構想の反発予想以上→尻すぼみ首相(読売新聞) - goo ニュース
 麻生首相が自民党の細田幹事長との会談で、党三役人事を事実上撤回する意向を示したのは、党内の反発が予想以上に強いことを考慮せざるを得なかったためだ。


首相、党人事見送り…「自分から言ったことない」(読売新聞) - goo ニュース
 首相は「党役員人事をやるとか、自分から言ったことはない。外野が言っているだけだ」と述べ、細田氏ら党三役を交代させない考えを示唆した。


 つまり、党三役人事と衆院選をはかりにかけて、それなりの合理的な判断をしたつもりなのだろう。

麻生首相の分析 言語分析未来予測/ウェブリブログ << 作成日時 : 2008/09/27 08:22 >>
 お友達内閣などと揶揄されるのは、閣僚人事に文教族などのあまりにも身近な人間を登用したからだが、それよりも自分で操作できるであろうという思い込みが楽観的な人選になったからである。これは明らかに小泉前首相の真似であり、深い思慮と計画があるとは思えない。そのときの自分との関係における都合を優先したもので、とても責任のある決断とは言えないものだ。
 財政再建と緊急経済対策などのバランスが崩れるほどの矛盾を見せるのであれば、本音と建て前が明らかとなるばかりか、気分が変わりやすいという性質まで現われるかもしれない。


 もうすでに「財政再建と緊急経済対策などのバランス」は大きく崩れ、また赤字国債の発行で借金を積みました麻生政権である。おまけに3年後の消費税増税と、それは「骨太の方針09」に明記されるはずであったのが、見送られた。見送られたのはこれだけではなく、社会保障抑制もである。

 これほどあからさまな本音と建て前に満ちた財政再建などは見たことがない。
 また、これほどのリーダーシップのない首相も、だ。
 「閣僚人事と解散権は首相の判断」と、小泉氏からあれほど言われていながら、人事も解散期日も迷い放し。
 それで落ち着きがなく楽観的に決断しようとすると、方々から文句が来て動揺してしまう。
 元々、小派閥で党をまとめきれる力などはありはしないのだ。それで「政権が持たない」と思うと、すぐ妥協してしまう。郵政の問題も同じ。これが「ぶれ」の正体だ。
 もっとも政策における矛盾と、建て前と本音からの気の変わりやすさが、「すぐ妥協してしまう」という判断の本質的原因ではある。

 特に麻生首相の想定外は、鳩山邦夫前総務相であろう。
 結局、日本郵政は西川社長続投で決着したのだが、操作できるはずの鳩山邦夫総務相が言うことを聞いてくれない。結局、ここでも日本郵政の社長と政局をはかりにかけて、それなりの合理的な判断となった。
 しかしそれでも鳩山邦夫前総務相の口が閉じるわけではない。「首相の振付師は菅、安倍氏」などというニュース記事が出たりするのだが、これがオフレコの取材だったのか題名だけで内容は削除されてしまって、単なる噂になってしまった。
 自民に頼まれて社長になった西川氏も、陰になり日向になり政権を支えている安倍氏も、なんとも気の毒なことである。

 閣僚人事も解散もままならず、さらに「麻生下ろし」まで自民党内から声が高まる。まだ1年も経っていないのに、これほど落ち着きのない政権も見たことがない。

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ニュースよりも面白く

2009年06月27日 15時13分49秒 | Weblog
英会話講師殺人事件の予測 2009年06月27日 06時39分29秒 | 予測
 人と協力関係が保てない(こちらの分析だが)人間が、誰かにかくまわれて2年以上経つ、ということができるのだろうか?
 私はありえないと思ってる。
 しかし協力関係以外なら、かくまうことも可能だ。……


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英会話講師殺人事件の予測

2009年06月27日 06時39分29秒 | 予測
英国人女性殺害 懸賞、最高額の1000万に 絶対逃がさない(産経新聞) - goo ニュース
 自宅から裸足で逃走していから2年余り、消息はプッツリ途絶えている。
 千葉県警は「東京・新宿の繁華街で女装している男に似ている」「池袋で見かけた」などの情報を信憑(しんぴょう)性が高いと判断。捜査員を派遣し、新宿2丁目の飲食店を中心に、女装した男性が立ち入る可能性がある場所をしらみつぶしに調べた。


 想像力があるなら、英語圏の香港あたりに偽造旅券で出国した、などと言いたいところだが、指名手配犯が偽造旅券を入手するのも、またそれで日本の空港から出国するのも不可能ではないか。
 また、新宿2丁目だ、池袋だと、当てにならない目撃証言に振り回されては、もう2年も経ってしまった、と言うべきではないか。

 この事件はゴールデンタイムでのテレビ番組でも何度も取り上げられた。
 特に、ジュセリーノも予言 したほどだ。
ジュセリーノ氏 この封筒の中にはリンゼー・ホーカーさんを殺害した容疑者の潜伏先が書かれています。
 番組内で容疑者の潜伏先を予知夢で見て予言したのだが、結局はなにも見つからずじまいだった。

英会話講師殺人事件の分析、検証 2008年10月02日 06時39分59秒 | 検証
TBS「『もう逃げ切れないぞ テレビ公開大捜査SP あの未解決事件を追え』」
・英国女性殺害事件<指名手配:市橋達也>
2007年3月25日に千葉で起こった事件。市橋容疑者の自宅ベランダから英国人女性リンゼイさんの遺体が見つかった。警察官が市橋を追い詰めたものの、結局逃げられ、現在も逃亡中。
 『もう逃げ切れないぞ テレビ公開大捜査SP あの未解決事件を追え』という番組では、貴重な目撃証言などが聞かれた。
 「ハッテンバ」なるものへの出入りである。番組では「誰かにかくまわれているのではないか」という憶測の疑いに偏っていて、こちらの分析と違いを見せている。
 誰かにかくまわれているのら、これほど長い間、協力関係を続けられることが不思議である。


 私は前にこの事件を分析した。

英会話講師殺人事件 2008年03月25日 08時55分34秒 | 分析
 遺体を自分が住んでいるアパートのベランダに隠していながら、捜査員が来ると逃走する人間としては、誰かにかくまわれるとか、協力してもらうとかの関係が保てない、という分析だ。
 犯人は良心が欠けていて、他人と妥協や協調ができない。自己中心で虚栄心が強い。
 現在の情況は、逃走からの、まさに雲隠れである。捜査や警察活動で身動きが取れない情況である。
 「見つからない」や、「情報もない」などの警察の印象とは、犯人から見れば、逃げるための時間稼ぎをしている、ということなのではないか。警察に捕まりそうになったとき、バッグを捨てて逃げたのも、証拠品を敢えて置いたことでそれに気を取られている捜査員から逃げるという偽装だったのではないか。とにかく時間を稼ぐことで逃げ道を見付けようとしているのだ。また様々なところから積極的に情報を集めている。
 具体的には、どこかのマンションや家に押し入って制圧して居座っているか、人の目の付かないところに潜んでいるか、そのようなこところを転々としているか、のどちらかだ。
 しかし経済的不安からのストレスには耐えられないので、万引き、置き引き、窃盗などの行動に出る可能性がある。そのときに手がかりを得たり、本人を逮捕できるかもしれない。


 「経済的不安からのストレスには耐えられない」容疑者が2年も逃走するとは考えられない。何か見落としているのではないか?

 人と協力関係が保てない(こちらの分析だが)人間が、誰かにかくまわれて2年以上経つ、ということができるのだろうか?
 私はありえないと思ってる。
 しかし協力関係以外なら、かくまうことも可能だ。

 協力関係以外とは、容疑者にとって、保護してもらうことを当然だと思える人物であり、その人物も容疑者を保護したいと思った人物である。社会的権威があり、法律によって守られている。記者のインタビューを一切拒絶できる。人の出入りが激しくて、捜査員は見落としたのではないか。また、かくまうような人物ではない、と思いこんだのかもしれない。
 しかし相手が殺人事件の容疑者であり、協力関係が保てないため、保護した本人が自己の社会的権威の防衛から殺害した可能性もある。

 警察の捜査員も、ひょっとしたら容疑者も、その人物に騙されたのかもしれない。それができる人物だ。

 言葉に注意して書いたつもりだ。これ以上のことは人権問題になるので書けない。

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オバマ大統領の分析予測、ストレスについて【検証】

2009年06月25日 16時56分18秒 | 検証
 救済するはずのクライスラーやGMは破綻し、さほどの成果を出せずにいるオバマ大統領だ。

オバマ大統領就任演説の分析.2 言語分析未来予測/ウェブリブログ<< 作成日時 : 2009/01/23 05:32 >>
 予期する批判に対して過敏な様子が見られる。
 このような神経質さと過敏な反応が、今後のストレスとしてどのように影響するのか?


記者会見でのオバマ大統領の落ち着きのなさ 2009年06月04日 06時12分43秒
 以前の観衆を前にした演説では、特に聞き手を意識していたのだが、最近の記者とテレビカメラの会見では、落ち尽きなく首が左右に振れているだけで、正面を見据える余裕がなくなっている。


 どうやらストレスはかなりのもののようだ。

CNN.co.jp:オバマ大統領、壇上間違え、昼食会も失念か 米韓首脳会談 2009.06.17 Web posted at: 17:48 JST Updated - CNN
(CNN) ホワイトハウスで16日行われた米韓首脳会議後の共同記者会見で、オバマ米大統領が一時、李明博大統領用の壇上に陣取り、間違いに気付き、自分の壇上にあわてて移る珍事があった。李大統領はこの際、困惑する表情を示していた。
オバマ大統領はこのところ、大統領選に伴うイラン政情の緊迫化、北朝鮮の核実験と重要な国際問題への対応に追われており、壇上の勘違いなどを受け「疲れているのではないか」との声も出ている。


CNN.co.jp:禁煙に「95%」成功も、時々、一服と オバマ大統領が白状 2009.06.24 Web posted at: 20:35 JST Updated - CNN 2009.06.24 Web posted at: 20:35 JST Updated - CNN
ワシントン(CNN) 昨年の米大統領選中、禁煙を宣言したオバマ大統領は23日、「95%」成功しているが、「時々、破ることがある」と白状した。「絶え間なく闘っているが、落後することがある」とも釈明した。
オバマ氏は22日、米国でたばこの宣伝や販売を厳しく規制する法案に署名し、成立させた。


 まだ、壇上の間違えや、自分で立案したにもかかわらず禁煙宣言が守れない、程度なら許されるだろう。

オバマ次期大統領の分析.4 言語分析未来予測/ウェブリブログ << 作成日時 : 2008/11/12 17:43 >>
 オバマ大統領は、その重責と激務に無理にでも自分を合わせようとするだろう。経験と自信のない人の単純な反応である。常に仕事を精一杯こなすことで、自分の価値を周りに示そうとするのだ。
 あるとき、自身に過剰な課題を釈明しなければならなくなる一方で、批判の矛盾点を探し出そうとするだろう。それで政治の本質からそれてしまうこととなる。しかしそれは、始めから外交などの経験がないので、政治の本質などを、よく分かっていないためなのである。
 そんなオバマ大統領は、自分の政治的未熟さをひた隠しにしながら、その大統領経験を積むために、ひたすら焦りを感じることになるだろう。


 政治家としての経験の差がある副大統領の失言に、口元をへの字に曲げていちいち敏感に反応するオバマ大統領、見ていてうまくいっているなどとはとうてい思えないものがある。そのうちこのような反動がどのような言動となるのか、さらに注目したい。

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薬物と医療の話

2009年06月23日 06時50分44秒 | Weblog
 もうコメントも来ていないことだし、これで大麻に関するブログは終わりにしたい。

コメントが来ているようですが……
正しい知識で批判して下さい 2009-06-20 06:28:09 めそ
人それぞれ価値観は自由です。
ただし、人を批判するならば、正しい知識をもって批判するのが礼儀では?


 自由な発言には「礼儀」よりも、「責任」がつきまとうものです。

livedoor ニュース - 女優キム・ブソン「大麻は麻薬でない」 2009年06月22日16時14分 / 提供:中央日報
中央日報
女優のキム・ブソンが「大麻は麻薬でない」と発言し、非難を受けている。
麻薬使用の前科があるキム・ブソンは19日午前、MBC(文化放送)番組「生放送 今日の朝」とのインタビューで、「大麻は麻薬でない。 厳密な韓薬だ」とし「政治的凶悪犯や窃盗犯みたいに私たちが何の過ちを犯したというのか」と主張した。


 この私だって、ブログを書いただけで非難されるのですから、有名人ならなおさらでしょう。
 しかし「大麻は麻薬ではない」と主張しているのは、この方だけではない。日本人もいるようだ。

大麻は麻薬ではない
月刊ペントハウス/丸井英弘弁護士緊急インタビューより


 これは大麻と大麻糸を混同し、さらに神道などを絡めて麻薬との認識から逸らそうとしているものだ。
 実際、今の法律は近代からで、大麻取締法は国際的な要請もあって改正されたものだ。丸井英弘弁護士の発言ほとんどが、言葉の定義としても、法律論としても、逸脱しているようだ。

大麻は麻薬です 2009年06月21日 19時25分17秒
大麻=アサから製した麻薬。ガンジャ、マリファナ、ハシシュを総称して大麻という。
大麻糸=アサの繊維を原料とした糸。
麻=アサ科の一年草。麻布の略。
 広辞苑から。
 大麻の栽培は免許制であり、無免許の栽培は禁止であり違法(大麻取締法違反=大麻の不正取引及び不正使用を防ぐためのもの)です。
 大麻取締法=大麻の輸入・輸出・栽培・譲渡し・譲受け・所持等の罪は、刑法2条。


 何度も書きますが、ここは法律をテーマにしていないので、その議論はしませんので、別の話を書きます。

 今はどうか分かりませんが、昔、子供の健康状態を知るために学校が検便なるものをやっておりました。小さいマッチ箱に入れていくのですが、忘れた子供が、道ばたに落ちいてあった犬の糞を代わりに入れて持って行ったところ、後日、学校の保険の先生が慌てて家庭訪問にやってきた、というのです。「いったい子供に何を食べさせているんだ?」と……。
 これはビートたけしさんだったか、のギャグです。

 これは有名な小説家の話です。
 昔、バンカラなどという言葉がありまして、それは体育会系の学生の硬派を総称してそう言っていました。先輩後輩の上下関係が今よりも断然厳しい時代です。
 ある日、夜に先輩後輩が酒を飲んでいて、「闇鍋をしよう」ということになった。照明を切って暗闇にし、もうあらかた食い尽くした鍋に何でもぶち込んでしまう。それでも箸で一回すくったら、それを食べなければならない、という恐ろしいルールだ。
 その後日、闇鍋がたたって全身麻痺になってしまう。それで3年以上も入院したというのだ。

 私はその話を聞いて、医療というのは健全な生活をしている人のための治療マニュアルでしか対応できないものなのだ、とつくづく感じた。闇鍋が原因で入院した人の診断は「原因不明」だったのだ。闇鍋だから、何を食べたのかも分からなければ、それも仕方のないことだ。

 高度医療などと言われているが、この「原因不明」という診断は割と多いものだ。
 一般の医者では毒物といえば、ジャガイモの芽、ふぐの卵巣、毒キノコなどの自然毒がせいぜいで、他の化学物質の特定などは時間がかかるか、特定不能となる。
 だからと言って治療できないわけではない。胃洗浄や血液検査の異常値を正常値にするための治療が開始されるわけだが、原因不明では手探り状態だ。

 日テレの深夜に「Dr.HOUSE-ドクター・ハウス-」というドラマがあって、そのハウスという医者の口癖が「患者は嘘をつく」である。ドラマの中では、なかなか病気の原因が特定できずに医者が苦労する。

 私は医療に詳しいわけではないので、それを議論しようとは思わない。
 ただ、病は患者側にも責任がある、ということだ。
 健全な生活をしていれば、不摂生がたたった病でも診断が可能で治療も早いだろう。
 しかし常識はずれな生活や行動、違法な薬物乱用が原因での病が、診断不能で、原因究明ができなかったとしても、それは医者のせいではない、ということだ。

 医療も万能ではなく、病原からの治療マニュアルが通用しなければ患者はより深刻な状態となってしまう。
 病原が特定されないような事態にならないようにするのは、個人個人の生活態度によるのだ。
 「違法薬物を使用したことを言えば通報される」と黙っていたり、別の嘘をついたりすれば、治療が遅れたり、適切な処置ができなかったりしてしまいかねない。

 自由の代償は大きい。注意するべきだ。

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洗脳と少数意見

2009年06月22日 07時16分01秒 | Weblog
 マトリックスという映画は、多くが仮想空間に騙されていて、少数が自由のために立ち上がる、という内容だ。まるで多くが体制に洗脳されていて、少数がまともである、というようなテーマではないか。
 しかしあれはフィクションである。
 フィクションと現実を混同するのは、確か5歳くらいまでのはずだ。外国でアニメに影響された子供が、アパートから飛び降りたという事故があった。

コメントが来ているようですが…… 2009年06月20日 08時08分11秒
まあ、私も大麻には賛成ではないですが、
大麻に異常な拒否反応を示していて、
その癖大麻と同等かもしくはそれ以下の
煙草を【合法だから】といった理由でスパスパ吸いながら言っている人は、
洗脳されいているようにもみえますけどね。


 煙草を吸っている人が洗脳されているのか?
 社会的にも禁煙圧力が高まっているので、洗脳されているというよりは、ニコチン依存のようなものだろう。

 大麻が麻薬ではない、と考えている人たちの方がよっぽど洗脳されているということだ。

大麻=喫煙すると多幸感・開放感があり幻覚・妄想・興奮を来す。(広辞苑から)

 調べるときりがないのでこの辺にします。

自分の書いた文章の欠点が分からない人たち.2 2009年06月10日 06時53分16秒
 一見、筋が通ってそうに見えるもの、そう聞こえるものに、実は矛盾が潜んでいて、その問題や課題の解決策に大きな誤りがあった、ということはよくある話です。
 このような主張や論理を展開している限りは、なかなか一般には受け入れられないのではないかと思われます。
 なぜなら、誰もがそんな考えの欠点に気付くからです。そしてこの程度の考えでは、単に自分の主義の押しつけにしか過ぎない、と大勢が判断してしまうからです。少数派が正当性を主張するには、欠点のない論理や思考がなければなりません。


 少数意見だからと言って悲観することはありません。民主主義であれば表現の自由がありますから、少数意見でもそれが将来、体制の考えとなる可能性があります。それは、多数が絶対ではないからです。民主主義と独裁は違いますから。
 多数はいつも多くの浮動に揺れている考えの人たちを含んでいます。その浮動者たちの考えを変えることができれば、少数意見も逆転する可能性があるのです。

 世襲政治家も選挙で選ばれたのだから、選んだ国民の責任でもある、と体制を擁護する人たちは言いますが、しかしその当の国会議員たちでも、世襲制限が必要だ、と考えている人たちが多くなってきました。
 このように、以前は多数の票をもらった世襲政治家でも、その批判が激しくなれば立場が逆転してしまうのです。

 しかしそれには、欠点のない一貫した考えがなければなりません。その「欠点のない一貫した考え」こそ、「正しい考え」なのです。
 間違いなどが、簡単に指摘されてしまうのでは、欠点のない文章とは言えません。

 オーム真理教がそうであったように、その考えに、多くの矛盾や間違いがあり、多くの識者たちがそれを指摘したにもかかわらず、違法行為を繰り返し、信者の殺害や、テロ行為まで犯してしまった。
 洗脳されれば、多くの矛盾や間違いに気が付かなくなってしまい、違法行為も、違法ではないと信じ込んでしまうのです。大麻の栽培・譲渡し・譲受け・所持等で逮捕された学生なども、そうであればある権威者の間違った主張や、そのようないかがわしい風潮に洗脳された、と言えるでしょう。

 少数意見が本当に正しいと言える条件とは、「欠点のない一貫した考え」であることです。それ以外は洗脳されてる危険があります。注意しましょう。

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大麻は麻薬です

2009年06月21日 19時25分17秒 | Weblog
 このブログが法律をテーマにしてない理由は、「法律家の書いているブログがつまらないから」であり、「出典が六法全書ではあまりにも一般的でないから」であります。一般的でないものは「面白くない」のです。
 このブログは、多くの人に「面白い」と思われるようなものを目指しております。

コメントが来ているようですが……
正しい知識で批判して下さい 2009-06-20 06:28:09 めそ
・・・まず、最初に申し上げますのは、【大麻】と【麻薬】は違うものだということ、きっと軽く間違えただけだと思いますが、ふと間違えてしまうほど、あなたは【大麻】と【麻薬】を同じに考えてしまってはいないでしょうか?
人それぞれ価値観は自由です。
ただし、人を批判するならば、正しい知識をもって批判するのが礼儀では?


 正しい知識とは一般化しているものであるはずだ。

大麻=アサから製した麻薬。ガンジャ、マリファナ、ハシシュを総称して大麻という。
大麻糸=アサの繊維を原料とした糸。
麻=アサ科の一年草。麻布の略。
 広辞苑から。


 大麻の栽培は免許制であり、無免許の栽培は禁止であり違法(大麻取締法違反=大麻の不正取引及び不正使用を防ぐためのもの)です。
 大麻取締法=大麻の輸入・輸出・栽培・譲渡し・譲受け・所持等の罪は、刑法2条。

 法律の詳しい説明や議論はここではしません。
 おそらくだが、【大麻】と「大麻糸や麻・麻布」などを混同されている方が多いのではないか。それを知識と称して自信を持っておられるようだが、もう少し一般的な知識をお持ちになったらどうだろうか?

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コメントが来ているようですが……

2009年06月20日 08時08分11秒 | Weblog
正しい知識で批判して下さい 2009-06-20 06:28:09 めそ

 「重用なのはリスクだけか?」という題の記事にコメントのようですが、かなり前の記事で、gooの「このブログ内で」の検索でもヒットできなかったので、確認ができませんでした。
 コメントが来るぐらいですから、記事はあるのだろうと思いますが、こちらとしてもいちいち調べるのも時間の無駄ですので諦めました。

 「人それぞれ価値観は自由です。ただし、人を批判するならば、正しい知識をもって批判するのが礼儀では?」とのことですが、そのテーマは「大麻に重罰が必要か」でしょうか? それと正しい知識がどう関連するのかは、よく分かりませんが、これは他のブログでも言っていることですが、このブログでは法律をテーマにしておりません、のであしからず。
 実際、大麻所持で逮捕されても、さほどの重罪ではないかと思うのですが、どうでしょう?
 それよりも社会的影響の方が大きいのではないでしょうか? たとえば、生徒という逮捕者を出した大学側の処置です。

 記事が見つからないので、これぐらいのことしか書けません。
 まあ、どちらが洗脳されているかは、洗脳されていては気づけないものです。このくらいの認識は共通でしょうか?

 こちらのブログも、かなりの訪問者数がありますので、その人たちに見てもらうためにも、あなたのコメントの全文を掲載します。次のコメントではURLくらいは明かしてほしいものです。私としてはあなたほど「礼儀」には拘りませんが……。


正しい知識で批判して下さい 2009-06-20 06:28:09 めそ

はじめまして、初投稿させていただきます。

多くの親たちは、大学教授が大麻を奨励しそれで大学生が麻薬所持で逮捕されたとしても、小中高の人目の付かない体育館の裏や屋上で、麻薬にラリッた自分の子供は想像したくはないものだ。

・・・まず、最初に申し上げますのは、【大麻】と【麻薬】は違うものだということ、きっと軽く間違えただけだと思いますが、ふと間違えてしまうほど、あなたは【大麻】と【麻薬】を同じに考えてしまってはいないでしょうか?

人それぞれ価値観は自由です。

ただし、人を批判するならば、正しい知識をもって批判するのが礼儀では?

また、次に鈴木さんの主張していることについてですが、
コメント欄にも再主張していますが、

【なぜかこの短い記事がすごいアクセスを集め、「はてなブックマーク」のトップを飾りましたが、私は大学生をかばっているわけではない。逮捕するほどの犯罪じゃないといっているのです。】


つまり、論点は合法化すべきか否か、ではなく、そこまでの重罰が必要な犯罪かどうか、について疑問を呈しているものだと私は認識しております。

それがあっての、そこまでやるなら的な意味で、上記の例を挙げているのです。

まあ、私も大麻には賛成ではないですが、
大麻に異常な拒否反応を示していて、
その癖大麻と同等かもしくはそれ以下の
煙草を【合法だから】といった理由でスパスパ吸いながら言っている人は、
洗脳されいているようにもみえますけどね。

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中国の感染者数が分からない理由とは?

2009年06月20日 06時56分51秒 | 予測
 新型インフルエンザは、日本だけでも774人(19日)、アメリカでは5700人超(5月21日‎)、世界80カ国・地域で4万1342人(17日)と、まだ拡大しているようだ。
 5月29日‎には、58カ国・地域で1万6326人というニュース記事からすると、1ヶ月も経たないうちに3倍ほどになったということか? 
 それにしても10億人超の人口がある中国からは、感染者数を示すニュース記事が見あたらない。

 そんな中、こちらの記事の予測が的中しそうな不安がある。

感染爆発(パンデミック)の危機か? 言語分析未来予測/ウェブリブログ  << 作成日時 : 2009/04/26 19:10 >>
 情報を統制する中国は豚インフルエンザの感染に報道規制するなら、そんな秘密主義がメキシコの1000人を上回るパンデミックを引き起こすのではないか。一番危険である。


 明らかに中国にも感染者はいるはずなのに、なぜかその数が分からないのである。香港では30人とニュース記事(06-04)がある。
 そうこうしている内に、こんなニュースを見つけた。

新型インフル、人の体内で急速増殖能力…中国女性から採取 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(2009年6月20日03時13分 読売新聞)
 東京大医科学研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)は「人での感染が爆発的に広がる恐れがある。動向を監視する必要がある」と、注意を呼びかけている。
 増殖にかかわる遺伝子は鳥由来で、鳥の体温(42度)で最も効率的に増える。
 ところが、上海で見つかったウイルスは、この遺伝子が1文字分だけ変異して、人の体温(36度)で、効率的に増殖できるように変化していた。
 マウスの実験では、ウイルスのこの部分を変化させると、増殖力が爆発的に増え、病原性が高まることが分かっている。


 どうやって中国の上海で見つかったウイルスを入手したかは載っていないのだが、どうやらこれは日本国内では見つかっていない、中国国内のみでの悪性の変異種のようだ。
 中国は世界に向けて早く情報公開しないと、救える命も救えなくなるかもしれない。政治家が感染してからでは遅いのだが、民主主義でない国では無理なようだ。

 かつては日本の水際対策を過剰だ、騒ぎすぎとの批判もあったが、そうも言ってられなくなったようだ。

フェーズ6、それでも冷静 2009年06月12日 06時11分13秒
WHO、新型インフル世界大流行を宣言=警戒水準が最高「6」に-移動制限不要(時事通信) - goo ニュース
 WHOが新型インフルをフェーズ6に引き上げた今となっては、「対策が過剰騒ぎ」、「そこまで騒ぐのか」との批判こそ、ヒステリックであった。
 マスクの予防効果が70~80%であっても十分ではないか。100%の効果を求める方がどうかしているのだ。市販の風邪薬だって、目薬だって、だれも100%の効果を求めているわけではない。一般的な薬で安全だから安心して利用しているのだ。
 無責任社会と吐き捨てる識者もいるようだが、日本人は思いのほか冷静で、清潔好きで、衛生に関心がある、これがさほどの感染拡大にならない理由であろう。


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言葉の有効な活用

2009年06月16日 08時11分27秒 | 反占
 人間は無意識にも未来を予測しようとしている。
 「今日は会議でどんなことがテーマになるだろうか?」、「こういうことを言えば将来的にも有益なことではないか?」などと考える。そのたびにいろいろと的確な言葉を探す。
 しかし、そんな言葉をさほど有効に使用できてないとしたらどうか?

 我々は言葉の外には行けない。もしそこに行ってしまえば、誰も理解できなくなってしまい、そこから帰ってこれなくなってしまう。
 抽象的な芸術は別として、一般的な表現は言語表現であると言ってもいい。
 なのに言葉の使用がさほど有効ではないとしたら、そのしわ寄せはどこかに現れるはずだ。

占いを信じての結婚であったのか?:イザ!
 07年7月15日に、風水占い師の直居氏は、(番組で)訪ねてきた三原順子さんにこう言っている。
「(夫との相性を)こんな相性のいい人は現れないです。(そうですか)はい。紀香さんと陣内さんみたいな相性ですよ。でもだから、どんな相性がいい人でも、それだけに頼って知り合ったときから何の努力しないでいたら、やっぱり不協和音が起きます」
 占い師はいつもはずれた言い訳を考えながら占いをしているものだ。
 人生は努力をしなければならない、という一般論が占いそのものよりも価値のあるものであるなら、いったい占いの価値とは、高い金を払わなければならない占いとは、「ただの詐欺行為」と言わなければならないものではないのか。
 夫婦の生年月日で相性を診断しているのだったら、同じ生年月日の別の男性でもいい、ということを三原さんや、紀香さんは気付いていないようだ。
 それにしても、2年弱で離婚してしまう風水占いによる最高の相性とは、ひどいインチキではないか。
 占い師にそそのかされての結婚であったら、それなりに納得がいく紀香さんの結婚であった。


 仕事で成功しているはずの人が、人生においてつまずいてしまうのはなぜか?

壊れやすい夫婦たち.3 言語分析未来予測/ウェブリブログ
 人気があり、努力家で、仕事でも成功している。理屈の分からない人ではないはずだが、どうして占いなど信じるのだろう?
 占い師は、生年月日で男女の相性が分かるのだと言ってはばからないのだ。
 最高の相性だと言われたはずの三原順子さんも、夫の浮気が原因で離婚してしまった。
 そして藤原紀香さんも、別居からの離婚であった。
 二人の共通点は、別居状態のとき風水占い師の直居氏に相談してたことだ。
 つまり、この風水占い師の直居氏は、三原順子さんにも、藤原紀香さんにも、何の役にも立たなかった、ということなのである。


占いでは未来は予測できない
自分の未来は占えなかったのか:イザ!

 藤田小女姫(こととめ)という占い師は1994年2月ハワイの自宅マンション(コンドミニアム)で一人息子(養子)と共に銃殺された。
 細木数子の小室哲哉への占いで「何をやっても上手くいく。ものすごい大金を残す時期(これからの20年)もう一度すごい時期に入ったから何の心配も無い」は、一転、詐欺の容疑で逮捕となった。また「幸せのレシピ」というコーナーで料理を披露し、「私は120歳以上生きる」を公言するも、番組中は手先が細かく震えるなどで、多くの視聴からその健康不安を指摘された。
 TBSに出演している占い師は、女性週刊誌の愛読者だそうだが、手を包帯でぐるぐる巻きにして出演していたこともあった。
 そして最近、占い芸人・小笠原まさやという人物が、「高校2年の女子生徒(当時16歳)が18歳未満であることを知りながら、みだらな行為をした疑い」で逮捕された。


壊れやすい夫婦たち.2 言語分析未来予測/ウェブリブログ
 女性たちの間で信じられていることに、仕事での成功が幸せにつながる、という思い込みがある。


 キャリアウーマンは、もはや信仰のように、永遠の幸せを約束されたかのような錯覚で女性たちに自信を植え付けた。
 しかし内情は現実的な幸せを手に入れられず、次にはブームのように『婚活』と騒ぎ出す。


 仕事や結婚は『幸せ』ではない。幸せになるための必要な条件にはなるが、『幸せ』ではないのだ。
 『幸せ』とは、他者とのよりよい関係なのである。
 夫婦であっても、友達であっても、同僚であっても、自分とのよりよい関係でいられれば、幸せは感じられるものだ。

 他者とのよりよい関係のために未来を予測する、ということなのである。

未来予測とは何か
 未来とは人が造るものである。
 ということは、未来を予測するには人を分析しなければならない、のである。


 言葉の分析は本当に便利である。占いのように相手の生年月日や血液型を調べる、というような手間がない。
 あなたと他者との関係は、あなたが語る言葉に表れているのだ。
 あなたが語る現在と過去の出来事などを分析するだけで、様々な問題点を見つけることができるし、未来予測も可能なのである。

 このブログでは様々な分析予測を実際に行ってきたし、それを検証もしてきた。その精度を確かめてほしい。

 全ての人は言葉の外には出られない。過去からもそうであったし、未来も、である。

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フェーズ6、それでも冷静

2009年06月12日 06時11分13秒 | 話題
 収束してきたと思いきや、WHOは新型インフルをフェーズ6に引き上げた。特に冬を迎えた南半球で感染の拡大したらしい。

WHO、新型インフル世界大流行を宣言=警戒水準が最高「6」に-移動制限不要(時事通信) - goo ニュース
新型インフル32人に=家族2人も感染-ドイツ日本人学校(時事通信) - goo ニュース

 どうしても外国の文化で生活しなければならないのであれば、日本人であろうともそこの習慣に従うものだ。日本的な神経質すぎる衛生感覚も遠慮がちになってしまうのだろう。

感染爆発(パンデミック)の危機か? 言語分析未来予測/ウェブリブログ<< 作成日時 : 2009/04/26 19:10 >>
 ブタは紀元前8000年頃の西南アジアで、イノシシから家畜化されたと言われる。
 ニワトリはもっと新しく、前1400年ごろに中国にもちこまれたという記載がある。
 つまり、ブタの方が人間との関わりが古く、それゆえ家畜伝染病としても恐れられている。
 元々ブタは、人と共有する家畜伝染病を自然に培養するに適している脊椎動物なのかも知れない。


メキシコ、挨拶代わりのキスで感染拡大 言語分析未来予測/ウェブリブログ << 作成日時 : 2009/04/29 19:21 >>
 豚インフルエンザの予防について、文化的な違いが効果的な予防につながっていた。
 握手やハグをする欧米と、黙礼や会釈だけでいい日本の文化では、その感染率に差が出るのは当然のことだろう。
 「他人との距離を90~120センチに保つ」が、空気感染での大きな予防効果であれば、社会的に黙礼や会釈だけでいい日本は、その文化的予防効果もまた大きいはずだ。
 メキシコは握手やハグどころではない。挨拶代わりにキスをするのだ。空気感染ではなく、メキシコでは直接的な感染で感染爆発(パンデミック)を引き起こしていたのである。


 南米からオーストラリアに拡大したようだが、やはり文化の違いは感染の拡大に関係がありそうだ。

新型インフルエンザ対策・過剰騒ぎの裏にある無責任(上)(gooニュース) - 2009年6月9日(火)10:00 
事態を煽り立てるマスメディアによって、「パンデミック」がつくられている。
報道によると、国立感染症研究所の専門家が厚労省の会議で「これ以上検疫に人的資源をつぎ込むと国内の医療対策がおろそかになる。徐々に減らすべきだ」と助言したという。
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/life/gooeditor-20090606-04.html
マスクが街から消えたのも同じ理由だ。専門家のなかには「マスクは患者が感染拡大を防ぐには効果があるが、予防は薄いのではないか」との声もある。しかし「予防」の大義名分の前に、その声はかき消された。本心では「そこまで騒ぐのか」と思っていても、誰もそれを公にすることはできない。
表層的な騒動だけが広がり、本質的な議論が先送りされていく。無責任社会ニッポンの代表がマスメディアなのだ。


 WHOが新型インフルをフェーズ6に引き上げた今となっては、「対策が過剰騒ぎ」、「そこまで騒ぐのか」との批判こそ、ヒステリックであった。

自分の書いた文章の欠点が分からない人たち.1 2009年06月09日 13時37分56秒
 特に傑作なのは最後のここ『「冷静になって」と呼び掛けるより、まず冷静になるべきは自らだ』である。
 この言葉を使って表題を書き換えれば『「過剰騒ぎ」と呼びかけるより、まず抑制するのは自らだ』であろう。
 「過剰騒ぎ」と書くが、自らも過剰に騒いでしまうように書いてしまう。
 まるで、うるさいから「うるさい」と怒鳴り出す人のようだ。それなのに本人は「無責任社会ニッポン」と自信ありげだが、このような人がよっぽど過剰で迷惑なのだ。しかし、そのことには本人が一番気付いてないのである。


 国立感染症研究所の専門家が舛添大臣に検疫の削減を訴えていたのを思い出す。あの専門化も、新型インフルエンザ対策や報道を『事態を煽り立てるマスメディアによって、「パンデミック」がつくられている』と切り捨てる記者も、どう見てもヒステリックである。

 マスクの在庫が無ければ作ればいいだけだ。売れるなら多く作って安く売ればいい。作りすぎても腐るものではないし、外国にだって提供できる。
 マスクの予防効果が70~80%であっても十分ではないか。100%の効果を求める方がどうかしているのだ。市販の風邪薬だって、目薬だって、だれも100%の効果を求めているわけではない。一般的な薬で安全だから安心して利用しているのだ。
 無責任社会と吐き捨てる識者もいるようだが、日本人は思いのほか冷静で、清潔好きで、衛生に関心がある、これがさほどの感染拡大にならない理由であろう。

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自分の書いた文章の欠点が分からない人たち.2

2009年06月10日 06時53分16秒 | 批評
 一見、筋が通ってそうに見えるもの、そう聞こえるものに、実は矛盾が潜んでいて、その問題や課題の解決策に大きな誤りがあった、ということはよくある話です。

 次に紹介するブログは記事のランキングで10位以内に入っていたのを注目しました。
 管理者・筆者が、ニース記者であるのか、弁護士であるのかはよく分かりませんが、数年前からある死刑廃止論者によくあるステレオタイプ的な言い回しです。
 このような主張や論理を展開している限りは、なかなか一般には受け入れられないのではないかと思われます。
 なぜなら、誰もがそんな考えの欠点に気付くからです。そしてこの程度の考えでは、単に自分の主義の押しつけにしか過ぎない、と大勢が判断してしまうからです。少数派が正当性を主張するには、欠点のない論理や思考がなければなりません。

「殺人」の嘆願をした32万人の方へ~あなたは自殺する3万人のことを考えたことはありますか? - 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
 いやぁ、ひどいねぇ、今日の読売、【「極刑を」32万人署名】って、闇サイト殺人の古い話を持ち出して、一面、社会面に大展開し、さらに2社面では秋葉原事件だ。裁判員になる方へ、死刑判決を下すことに躊躇しないでねって言っているようなもんだ。
 抑止力が必要? なら、年間3万人の自殺者のことを考えたことがあるのだろうか?毎年死んでいく約3万人には死刑は抑止力にはならない。この3万人は、自らを殺すという決断を下し、行動を起こしている。それが他人に向けられないのは、死刑があるからではない。
 32万人の皆さん、あなたがたは、自殺することを考え、行動に起こすまでの苦しさ、想像したことがありますか?彼ら彼女らが、最後に犯罪でも何でも好き勝手して欲望を満たしてしまおうと考えないのは、「死刑」があるからですか?そんなはずはない。


 面白い思考ではあります。

 「毎年死んでいく(自殺者)約3万人には死刑は抑止力にはならないい。この3万人は、自らを殺すという決断を下し、行動を起こしている」
 自殺が「自ら殺す」という言い方は、誰もが思いつくものです。攻撃が外に向かうのか、それとも内に向かうのかで、他殺と自殺という、まったく違うものになると言いたい。しかし、ここに大きな間違いがある。
 自殺は犯罪じゃない。犯罪になるのは、他人の自殺に、関与、教唆、幇助した場合である。しかし、とかく自殺は周囲に迷惑がかかるものであり、その度合いは計り知れないのは事実だ。しかし、自殺そのものは犯罪ではなく、自殺者も犯罪者ではない。

 そもそも自殺は犯罪ではなく裁けないのに、「自らを殺す」という定義では、自殺を犯罪だと決めつけているようで、それでは被害者と加害者を考えなければならなくなり、個人の同一性が保てなくなってしまう、という矛盾を見いだしてしまうだけだ。
 自らを殺すのが犯罪であれば、被害者も加害者も1人であり、死んでしまえば「誰が被害届を出すのか?」となってしまうだけだ。
 従って死刑と自殺に何ら因果関係はなく、死刑は自殺の抑止力という前提がおかしい、ということになってしまう。自殺は犯罪ではないのだから。

 『(自殺者が)最後に犯罪でも何でも好き勝手して欲望を満たしてしまおうと考えないのは、「死刑」があるからですか?』これは自殺で亡くなった人たちを「死刑」に結びつけて自分の主義に利用しようという考えで、いただけない。犯罪でも何でも好き勝手して欲望を満たしてしまおうと考えないのは、それは「自殺」だからであって、刑罰とは何ら関係がないのである。

凶悪事件の社会的影響 2008年06月21日 08時12分53秒
 年間殺人件数は1200として、2007年は死刑執行は9件だから、殺人件数から見て、死刑は、0.75%しかない。死刑執行を10年間の平均で計算するとき、それが5人以下であるなら、0.5%以下となってしまう。
 「死刑は本当に犯罪抑止に有効なのだろうか?」と問うとき、刑事事件全体と解釈すれば、殺人事件の10倍ほどと計算して0.05%以下、100倍ほどと計算すれば0.005%以下となってしまう。
 こんな0.何%という数字でどうして影響させられるのであろうか?
 0.005%という濃度の塩水で「しょっぱい」と感じることは不可能。


 元々、日本では死刑の数が少なく、何の犯罪の抑止力にもなっていない。自殺と結びつけて訴えることそのものが論外であり非常識なのだ。抑止力にしたかったら、今の桁違いに死刑を執行しなければならないのだ。当然それを望んでいる人たちもいるだろう。

 自分の主義に何もかも結びつけてしまおうという考えで雑なのである。犯罪も犯罪でないものも、犯罪者もそうでない者も一緒くたにして議論してしまい、無理矢理、罪のない者たちまで、その心理を歪めて利用しようとしているのは、多くの人たちを忌避させるだけだ。気をつけた方がいい。
 このような自分の文章の欠点に気付かない人は多い。

 また次のような記事もある。

死刑が「殺人」でない理由なんてあるの?~32万人死刑嘆願について再び - 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
 昨日の記事【「殺人」の嘆願をした32万人の方へ~あなたは自殺する3万人のことを考えたことはありますか?】に対し、死刑と殺人を同一視するのはいかがなものかというコメントが寄せられたが、死刑が殺人でない理由なんてあるのだろうか?単に、その社会でその時に合法とされるものに過ぎないのは、前回、EU諸国で死刑が禁止されていることをご紹介したことからも明らかでしょう。


 これは面白い論理だ。

 「死刑が殺人でない理由なんてあるのだろうか?」この論理で考えると、「懲役が監禁でない理由なんてあるのだろうか?」とも考えられ、「懲役=監禁」と決めつけられてしまい、それではどんな刑罰も「悪」となってしまう。

 つまりこれは、一般と罪人の区別のない考えであるのだ。

 一般の他人を殺したら殺人。特に防衛という正当性(正当防衛)がない場合である。
 罪人の極刑が死刑。殺人事件数から見ても、死刑は0.5~0.7%ほどしかない。

 「死刑が殺人でない理由なんてあるのだろうか?」
 「懲役が監禁でない理由なんてあるのだろうか?」
 「正当防衛が殺人でない理由なんてあるのだろうか?」
 「正当防衛が暴力でない理由なんてあるのだろうか?」
 「捜査がプライバシーの侵害でない理由なんてあるのだろうか?」
 「強制捜査が住居侵入でない理由なんてあるのだろうか?」
 「逮捕が暴力や拉致でない理由なんてあるのだろうか?」
 「留置が監禁でない理由なんてあるのだろうか?」

 死刑=殺人。懲役=監禁。正当防衛=殺人。正当防衛=暴力。捜査=プライバシーの侵害。強制捜査=住居侵入。逮捕=暴力・拉致。留置=監禁。

 こんなことではどんな法律も効力がなくなってしまうことになる。
 つまりこのような論理は、法の優越を根底から否定してしまう考えであることが分かる。稚拙だから単純な考えに囚われてしまうのであろう。
 「現行犯逮捕は拉致である」と一般の人たちを脅して、「現行犯逮捕=拉致」となってしまえば、警察は機能停止となり、正義感は吹っ飛び無規制状態となり、社会はただの暴力的サバイバルとなるだろう。全ては観念的すぎるのだ。

 「論理の飛躍だ」と反論が聞こえてきそうだが、そもそも「死刑=殺人」が、一般と罪人の区別のない矛盾を抱えている考えなのである。

 もちろん、法的にはもっと細かく書かなければならないだろうが、分かりやすくするためにこのように書いた。参考にしてほしい。

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自分の書いた文章の欠点が分からない人たち.1

2009年06月09日 13時37分56秒 | 批評
 これもまた使い古された切り口で批判の便乗である。
 このような人は、とりあえず周りにある情報で作文を作るしか手だてがないからいつも記事が現実と遅れがちだ。
 もしも情報を分析できる力があれば、記事ももう少し早く読者に呈示できるのだろうが、そんな分析力は本人にはないようだ。

新型インフルエンザ対策・過剰騒ぎの裏にある無責任(上)(gooニュース) - goo ニュース
 死者が一人も出ていないにもかかわらず、「冷静に行動を」と呼び掛けながら事態を煽り立てるマスメディアによって、「パンデミック」がつくられている。
 舛添厚労相は「水際で全力阻止する」とぶち上げた。


 収束してきた今頃のこのような記事にして、さらに過剰な騒ぎとしては本人は気付かない。きっと「自分の意見だけは誰よりも正論である」と思いこんでいるのだろう。しかし、消えたたき火を扇いでも、煙ばかりで見苦しいだけだ。
 梅毒だってコロンブスのアメリカ大陸発見以来、さほどの交通手段がなかった頃でも、地球一周して日本にまで届いてしまうのである。「水際作戦の崩壊」など今さらの書きようだ。

 特に舛添氏のあの性質は今に始まったことではない。

福田政権は夏を越せるか? 2008年07月04日 08時22分40秒
 多くの国民から期待されていた舛添厚生労働大臣にしても、公約は守れず、良い格好しいが目立つ。福田首相と同じで、大臣経験がなかったからである。


 宙に浮いた年金の照合では公約の反故、それで2008年09月では職員による改ざんをやっと認めるなどの失態。さらに改ざんの可能性が高い記録が6万9千件あることも明らかにした。
 2008年04月、薬害肝炎の和解については、「全てを救済する」などと言っておきながら、最終的には記者会見場の原告団から逃げ回っていた。それで結局は、天皇陛下の「弱者に配慮を」という仰せを受けての福田首相の「一律救済」という決断となったのである。

 舛添氏には元々このように、最初は耳障りの良いことを言って自分の対面を良くしたいという心理があり、結局はそれができないという良い格好しい的なところがあり、このブログではずいぶん前からそれを指摘していた。

 このようなことを分析できれば、情報の寄せ集めの作文という記事にはならないはずだ。

 特に傑作なのは最後のここ『「冷静になって」と呼び掛けるより、まず冷静になるべきは自らだ』である。
 この言葉を使って表題を書き換えれば『「過剰騒ぎ」と呼びかけるより、まず抑制するのは自らだ』であろう。

 このような文章の欠点は以前からある。

ニュースとは何か? 2008年07月13日 08時28分19秒
山本モナ不倫報道でニュースを見る目を養おう - ツカサネット新聞
 ニュースとは、新しい出来事や情報についての報道である。
 それが低俗なゴシップであれ、何かしら新しい出来事や情報が含まれていることがニュースの条件であり、それをいちいち揚げ足を取って評論するだけでは、ニュースにはなりえない、ということを「ツカサネット新聞」は理解できてない。
 「山本モナ不倫報道でニュースを見る目を養おう」は、まさに、ニュースはどこにある? というものだった。
 それも「不倫なんて、している人は大勢いる」などと書いて、不道徳新聞を目指しているのであろうか? まったくどうかしている。
山本モナ不倫報道でニュースを見る目を養おう - newsing(ニューシング)
 またこういうのを取り上げるnewsingのコメントなどは、「スルーでいいんじゃないでしょうか」とか、「スルーするに限る」とか――しかしそもそも「スルー」できなかったから書いている、という自覚もない。

 「そんなことスルーしろ」、と書くあなたは、なぜスルーできない?
 スルーできなかったけど「スルーしろ」と書く。「落書き書くな」と便所に書いてしまうようなものじゃないか。


ひどいコラム 2009年02月21日 05時31分18
【コラム】 日本人は何でブログが好きなの?(R25) - goo ニュース
 なーんて、実はボクもこっそりやっているんですけど、ブログを書いている人って多いですよね?

 自分の文章の欠点を知らないと、こういうことになる、という典型。
 自分もやっているのに、「日本人は何でブログが好きなの?」と書いてしまう。日本人でありながらの文化論だが、自己の存在が希薄な感じで、批評にも、主張すら、なっていない。
 では、自分が書く理由でも書いたらどうか、と思うのだが、それもしないのだ。


 「スルーしろ」と書くが、自らはスルーできずにそれを書いてしまう。
 「過剰騒ぎ」と書くが、自らも過剰に騒いでしまうように書いてしまう。
 まるで、うるさいから「うるさい」と怒鳴り出す人のようだ。それなのに本人は「無責任社会ニッポン」と自信ありげだが、このような人がよっぽど過剰で迷惑なのだ。しかし、そのことには本人が一番気付いてないのである。

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占いを信じているのは日本人くらいなものではないか

2009年06月06日 06時48分47秒 | 反占
 「占いを信じていますか?」はメディアのごまかしである。占いは信仰であろうか? それとも未来予測か?
 本来は「占いは当たると思いますか?」であろう。
 もしも占いが当たるのなら、政治にでも利用した方がいいが、それは邪馬台国にも退行してしまう、ということである。
 多くが占いを信じるのであれば、日本の未来は真っ暗だ。それこそ足下も分からず戦前と同じ過ちを繰り返すだろう。あのときは多くのメディアが「神風が吹く」と言いながら、大勢の罪のない人たちが死んでいった。

 占いの間違いを指摘するのは簡単です。
 運命宿命論や因果説を決定論と言いますが、これらの間違いは、たとえば、人は数十年単位で長い期間一カ所に定住しますが、そんな決定的なことが占いの運命論通りにはなっておりません。北海道が山羊座や血液型のA型だけの人たちしか住んでいない、ということはないのである。小学校の義務教育は6年間も圧倒的多くが通うことになるが、これほど重要な決定が山羊座や血液型のA型だけの生徒しかいない、ということもありえない。
 職場にしても占い本の通り、エンジニアは血液型A型しかいない、ということはない。
 占い師は古くからの統計と言うが、それが当たっていないのだ。

預言5 2008年05月20日 03時20分05秒 | 反占
 第47章。
 ……あらゆる呪術でやってみるがよい。
 星占いもいるし、預言者と称する者もいる。
 彼らの力で救えるかどうか、やってみるがよい。
 彼らはわらのように火で焼き滅ぼされ、
 自分すら救うことことのできない者たちだ。
 お前たちを救うどころではない。
 お前たちが頼っている呪術者は、
 皆このような有様で、自分自身迷い出、
 お前を救うことなどできはしない。」


悪魔と偽預言者 2008年05月24日 06時47分04秒 | 反占
 偽預言者や占い師たちの決定的な過ちとは、自分の運命や不幸、自分の身に起こる災難などを知ることができるか? という矛盾が常に付きまとうことに気付いてないということなのである。


自分の未来は占えなかったのか:イザ! 2009/04/15 06:35
 占いとは、所詮、こういうものなのだ。2000年以上もこのように問題を指摘され続けいるのである。しかしこういう本質を多くの人たちは知らない。
 藤田小女姫(こととめ)という占い師は1994年2月ハワイの自宅マンション(コンドミニアム)で一人息子(養子)と共に銃殺された。
 細木数子の小室哲哉への占いで「何をやっても上手くいく。ものすごい大金を残す時期(これからの20年)もう一度すごい時期に入ったから何の心配も無い」は、一転、詐欺の容疑で逮捕となった。また「幸せのレシピ」というコーナーで料理を披露し、「私は120歳以上生きる」を公言するも、番組中は手先が細かく震えるなどで、多くの視聴からその健康不安を指摘された。
 TBSに出演している占い師は、女性週刊誌の愛読者だそうだが、手を包帯でぐるぐる巻きにして出演していたこともあった。

 そして最近、占い芸人・小笠原まさやという人物が、「高校2年の女子生徒(当時16歳)が18歳未満であることを知りながら、みだらな行為をした疑い」で逮捕された。
 占い師のほとんどは、「未来を当てられる」と言ってはばからないが、自分の危機すら当てることはできないのだ。
 占いの本質とは、悪魔的な嘘、つまり、悪徳の何ものでもない、ということなのである。


イスラムの地で奇跡は起こせるか?

2009年06月05日 14時22分13秒 | オバマ
 宗教を前面に押し出しての演説はオバマ氏の特徴だ。
 4年の政治経験で、クリントン候補やマケイン候補に勝利することができた奇跡を呼んだオバマ氏にしては、これも政治力として大いに活用しなければならないと思っているのだろう。

米・オバマ大統領、イスラム世界に向け演説 | 日テレNEWS24
 「イスラエルは、ヨルダン川西岸の入植地建設を止めねばならない」
 オバマ大統領は、イスラム教の聖典「コーラン」の一節を3度も引用し、イスラム教徒への配慮と関係改善への意欲を強く感じさせる演説となった。


 しかしキリスト教もイスラム教も一神教だけに、ダブルスタンダードとはいかないはずだ。
 スピーチライターがいたとしても、草稿はオバマ氏が書いているのではないか。
 ましてや、ここでは人種による配慮や期待は存在しない。
 血で血を洗ったイスラエルとの過去を、清算できるほどの奇跡は起こせるはずもない。

オバマ大統領:「配慮」と「率直さ」カイロ演説 - 毎日jp(毎日新聞)
 エジプトの事実上の最大与党、イスラム同胞団の幹部からは「我々の同情と支持を買おうとしたが、シオニスト(イスラエル)を支持するなど前任者と何ら変わらない」との厳しい声も上がった。


 政治に宗教を持ち出せば、最初は保守主義者たちに受けはいいのだが、結局はイスラエル救済というイスラムへの訴えで、反シオニストをまた刺激する形となった。

分析予測の検証 2009年05月20日 06時56分29秒
 就任演説のときは宗教色の強い保守だが、実際の政治は中道である。
CNN.co.jp:米大統領、カトリック系大の卒業式で演説 中絶問題に言及 2009.05.18
 中絶容認、反対の両派とも、「それが女性にとって非常につらい決断であるという認識では合意できるはず」と指摘。
 本来はカトリックとの論争を避けるところだが、オバマ大統領は中絶反対派を説得しようとしているようだ。


中絶医射殺「暴力で解決できぬ」 オバマ大統領「一つの米国」へ懸念材料(産経新聞) - goo ニュース
 事件は、ウィチタの中絶医、ジョージ・ティラー氏(67)が5月31日、市内の教会で礼拝中に射殺されたというもの。ティラー氏は全米で3カ所しかない妊娠後期中絶手術施設のうちの一つの責任者だった。
 逮捕されたカンザスシティーに住むスコット・ローダー容疑者(51)は、過去に中絶反対団体のウェブサイトへの書き込みなどで、中絶に対する激しい敵意を示していた。


 神はオールマイティーで、ときに法を無視した行動にも出る激しさがある。
 法の優越を守るためにも、理性的な政教分離を政治家自らが示す。それが信教の自由を守るためにも良いことなのだが、オバマ大統領にはそのような判断はない。

 原理主義者との紛争に、いっそう宗教色が加わり、さらに混沌とした未来を見せようとしてるようだ。

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