言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

アメリカの描く未来

2012年12月02日 13時03分33秒 | 検証
 「米国が世界最大の産油国になる」
 これはアメリカを産油国にして原油輸出しようとしたオバマ大統領の公約でもある。

http://topics.jp.msn.com/otoko_blog/other/article.aspx?articleid=1527337
2012年11月21日 11:00
地底に眠る「シェールオイル」で米国が世界最大の産油国に!(動画)

確認されている埋蔵量が在来型天然ガスの約7倍に当たる「400年分」相当と言われており、大きな期待が寄せられています。

おりしもNHKが11月13日のニュース報道で、「IEA(国際エネルギー機関)が発表した世界のエネルギー需給の見通しに関する報告書によると、今後5年以内に米国が世界最大の産油国になるとの見通しを明らかにした」と伝えました。



 しかしそれは同時に原油価格を供給過多で押し下げ、その結果、世界同時デフレへの懸念ともなりうる。

http://ageishi-004.at.webry.info/200811/article_6.html
オバマ次期大統領の分析.5
<< 作成日時 : 2008/11/13 06:03 >>

 たとえば、アメリカのエネルギー開発が、今後、いっそう原油安を継続させかねない。オバマ氏の公約で、エネルギーの供給過多を市場が織り込もうとしていることでの現在の原油安であるなら、将来的にも影響がある。

 またアメリカの国益ばかり追求したエネルギー資源開発なら、これはもうエネルギーデフレとでも言える状態となってしまうのではないか。金融を中心とした金の循環が悪くなれば、それは労働者の賃金にまで及ぶこととなりかねなし、それでは金融危機の回復はいっそう遅くなってしまう。
 となればOPECやロシアなどの産油国などは大いに不満となるだろう。イギリスも、である。オバマ氏の政策はテロ戦争の継続を主張しているだけに、世界経済の悪影響が、さらに事態を深刻にしかねない。



 原油価格を維持したいのなら、OPECやロシア、イギリス、アフリカの原油産出国は減産を検討し調整しなければならない。
 しかし現実は産油国側に有利なのである。

 中国は南シナ海や尖閣諸島で、フィリピンや日本との地政学的リスクを高めているからだ。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121201/chn12120122040004-n1.htm
中国海軍、尖閣での衝突想定し訓練か 西太平洋
2012.12.1 22:03 [中国]



 軍事衝突という地政学的リスクが高くなれば原油は高騰する。最近でもあった話しだ。アメリカがそれを5年以内の世界最大の原油産油国として利用しようとしている、というような陰謀論はここではしない。が、それゆえ日本、フィリピンとの同盟関係での対中国政策は、アメリカの国益にかなっていることなのである。


http://p.booklog.jp/book/19719/page/267162
与謝野馨経済財政相の未来予測【検証】 2011年2月26日

 4月の標準家庭1世帯の電気料金は、関西電力で前月比30円値上げ、東京電力ではその倍で前月比64円値上げだ。昨年11月~今年1月の燃料価格が、3月の料金算定時期の昨年10~12月よりも上昇したためだ。ガス料金もLNG価格が上がり、東京ガスが25円値上げ、大阪ガスが20円値上げする。
 注意すべきは、これが中東、北アフリカ情勢による直近の原油価格高騰の影響ではない、ということだ。
 IEA事務局長が懸念するように、1バレル=100ドル超の原油高が続けば、1970年代並みの石油ショックの再燃になるという。

 今後の景気見通しは、すでに電気・ガスが値上げで、今後のガソリン価格も中東・北アフリカの政情不安で悲観的である。
 デフレでの需要不足と、光熱費の値上げや、さらにガソリン価格の値上げであれば、物価が上昇するたびに、市場は縮小してしまうだろう。



http://p.booklog.jp/book/19719/page/264135
世界経済の見通し、分析【検証】 2011年2月24日

 3年前の原油高騰は、ナイジェリアの内戦と、イランの核開発による中東の緊張が原因であった。
 現在では、エジプトの民主化デモで混乱、ムバラク大統領危機で、原油価格が高騰している。
 2011年2月2日、米国産標準油種(WTI)3月渡しが前日比1・42ドル安の1バレル=90・77ドル。
 さらに民主化運動が中東各国に飛び火し激化から、リビアがデモ隊に空爆し情勢緊迫化した。
 2月22日、米国産WTI原油の先物価格は一時、1バレル=98.48ドル。

 アメリカの金融危機前、米大手証券ベアスターンズの経営危機とともに不動産市場の資金が引き揚げられ、原油先物や国際的な資源商品に流入(その資金は、1京7000兆円)してからの2008年7月11日、原油先物価格、147.27ドル(原油価格は7月3日、145.29ドルがピーク)以上の原油高がアナリストにより予測されている。



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