言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

鳩山首相、国連演説、分析【検証

2009年09月26日 20時24分06秒 | 検証
 朝生で田原氏が「国会で所信表明もしていないのに」と言っていた。

国会の開催
●特別会(54条1項)

  衆議院解散総選挙後に召集される国会。
  ・衆議院の解散から40日以内に総選挙を行う。(54条1項)
  ・その選挙の日から30日以内に特別会を開く。(54条1項)


 特別国会は9月16日で、当選者たちは総選挙後、初登院となった。

時事ドットコム:特別国会、16日召集
 衆院選を受けた第172特別国会が16日、召集される。衆院は同日の本会議で、議長に民主党の横路孝弘氏、副議長に自民党の衛藤征士郎氏を選出。その後、民主党の鳩山由紀夫代表が衆参両院本会議で第93代首相に指名される。
 会期は19日までの4日間。17日は衆院の常任委員長を選任し、18日は天皇陛下をお迎えして開会式が行われる。
 新首相の所信表明演説と各党代表質問は、鳩山氏の訪米や自民党総裁選などが控えているため行われず、10月下旬に召集される予定の臨時国会に先送りされる。 (2009/09/15-17:20)


 所信表明演説をしなかったのは、総裁が決まっていない自民党のせいだとも言える。
 それにしても民主党は公約の実現に邁進しすぎではないか。国内の議論・臨時国会がこれからだというのに……。

温暖化対策では、「90年比25%」という温室効果ガス削減の中期目標について、「将来世代のため地球を守りたいと願い、野心的な誓約を提示した」と説明。

 これは鳩山由紀夫氏らしい言葉である。

鳩山由紀夫氏の分析予測 << 作成日時 : 2009/06/30 21:37 >>
 何かを狙って発言するときは、いつも大げさな言い回しである。それが、嘘でも、理想でも同じことだ。ちょっとした風評を投資事業組合にまで発展させ献金疑惑をブチあげた。そして友愛と言えば、人類愛を通り越して自然界にまで拡大していく。


「友愛精神に基づき、世界の架け橋となる」

 この「架け橋」という言葉が、12回も繰り返されたそうだ。
 しかし今まで東アジアに民主主義の重要性や、民主主義政治を広めもせずに、いきなり友愛精神でここに切り込むのは、どう見ても大東亜共栄圏の思想と同じではないか。
 日本が東アジアに民主主義を広める役割があったのではなかったか。しかしそれは与野党関係なく政治家の誰一人として理念にも考えにもないことなのだ。そんな日本の政治家は一人も知らないし、一度もそんな発言を聞いたことがない。全ては「内政不干渉」で、アジアの国々がどんな政治体制であっても何も言ってこなかったのである。

東アジア共同体とは何か? 2009年09月20日 18時58分29秒
 代々の世襲政治家である鳩山首相の「友愛精神」という理念からの外交政策である「東アジア共同体」は、かつての大東亜共栄圏を連想させるものだ。そしてマニフェストには書かれなかったようだが、裏で民主党が押し進めようとしている「外国人参政権」も、なんとも戦前の思想ではないか。このような前時代的な考えに囚われている理由こそ、その政治思想が世襲として受け継がれているからなのである。


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