*この記事は、2/8(水)に訂正させて頂きました。
秋篠宮妃である紀子様のご懐妊が発表されたためです。
国会にも動きがありますし、僕の考えも少し変わってきました。
皇室典範と女系女帝の問題を、最近よくニュースでやっていますね。
小泉総理が自らの任期中にと、張り切っているためです。
皇太子殿下と秋篠宮様の家には、今のところ男の子が居ません。
このままであれば、次の次の代の天皇は愛子様でしょう。
このことに対して、大っぴらに反対する人は少ないと思います。
問題は、そのまた次の代をどうするのか、ということのようです。
ここで、「男系」「女系」という言葉が重要になります。
父親の系譜をたどれば天皇に行き着く、これが「男系」です。
それとは逆に、母方をたどるのが「女系」です。
愛子様が天皇となって、どこかの男の子と結婚する。
そこに子供が出来た時、その子に天皇の資格ありとするか?
この子の父親は天皇家とは無縁、母親は天皇の愛子様ですから、その血統は「女系」となります。
「男系」にこだわるなら、この子は天皇にはなれません。
今の皇室典範では、「天皇は男系男子に限る」ということになっています。
このまま改正をしなければどうなるか?
現在の皇太子殿下を最後に、天皇の有資格者は居なくなります。
「女子は可」「ただし女系は不可」とすればどうなるか?
一代だけ先延ばしされて、愛子様が最後となります。
「女系も可」とすればどうなるか?
とにかく子供さえ生まれれば、一切の心配はなくなります。
これが、「女系女帝」を容認する側の意見です。
ただし、その代わりに「万世一系」を貫いていたとされる「男系」の血統は失われます。
それが反対側の主張です。
さらに考えると、「女帝」を認めると結局は「万世一系」を崩すことになる。
そこで、愛子様が天皇になることも反対だ、という意見も出てきます。
ここで、あるURLを貼り付けておきます。
「女帝」の賛成派と反対派との対談です。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2003/01291/contents/304.htm
「○○代の天皇は云々」「旧宮家の○○さんは云々」といった部分は、読み飛ばしても問題ありません。
それでも、大体の論点は分かるはずです。
さらに、この対談の中では別の要素も語られています。
(A)側室を認める
(B)旧宮家を復活させる
(C)養子を迎えさせる
これらについては次回に譲りますが、この通り、問題が1つだけではないことは明白です。
今国会で決めようとするには、さすがにムリがあると思います。
…と言っているうちに、紀子様のご懐妊が発表されました。
出産は秋になるそうですが、これを待とうという声が大きくなり、小泉総理も無視できないようです。
中途半端な議論のまま決議されても困りますから、これはこれで良かったと思います。
けれども、もし男の子が生まれたとしても、この議論は続けて欲しいものです。
側室もダメ、宮家もない、養子もダメ、けれども「男系男子」しか認めない。
こんなルールで、天皇家が上手くいくはずがありませんからね。
秋篠宮妃である紀子様のご懐妊が発表されたためです。
国会にも動きがありますし、僕の考えも少し変わってきました。
皇室典範と女系女帝の問題を、最近よくニュースでやっていますね。
小泉総理が自らの任期中にと、張り切っているためです。
皇太子殿下と秋篠宮様の家には、今のところ男の子が居ません。
このままであれば、次の次の代の天皇は愛子様でしょう。
このことに対して、大っぴらに反対する人は少ないと思います。
問題は、そのまた次の代をどうするのか、ということのようです。
ここで、「男系」「女系」という言葉が重要になります。
父親の系譜をたどれば天皇に行き着く、これが「男系」です。
それとは逆に、母方をたどるのが「女系」です。
愛子様が天皇となって、どこかの男の子と結婚する。
そこに子供が出来た時、その子に天皇の資格ありとするか?
この子の父親は天皇家とは無縁、母親は天皇の愛子様ですから、その血統は「女系」となります。
「男系」にこだわるなら、この子は天皇にはなれません。
今の皇室典範では、「天皇は男系男子に限る」ということになっています。
このまま改正をしなければどうなるか?
現在の皇太子殿下を最後に、天皇の有資格者は居なくなります。
「女子は可」「ただし女系は不可」とすればどうなるか?
一代だけ先延ばしされて、愛子様が最後となります。
「女系も可」とすればどうなるか?
とにかく子供さえ生まれれば、一切の心配はなくなります。
これが、「女系女帝」を容認する側の意見です。
ただし、その代わりに「万世一系」を貫いていたとされる「男系」の血統は失われます。
それが反対側の主張です。
さらに考えると、「女帝」を認めると結局は「万世一系」を崩すことになる。
そこで、愛子様が天皇になることも反対だ、という意見も出てきます。
ここで、あるURLを貼り付けておきます。
「女帝」の賛成派と反対派との対談です。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2003/01291/contents/304.htm
「○○代の天皇は云々」「旧宮家の○○さんは云々」といった部分は、読み飛ばしても問題ありません。
それでも、大体の論点は分かるはずです。
さらに、この対談の中では別の要素も語られています。
(A)側室を認める
(B)旧宮家を復活させる
(C)養子を迎えさせる
これらについては次回に譲りますが、この通り、問題が1つだけではないことは明白です。
今国会で決めようとするには、さすがにムリがあると思います。
…と言っているうちに、紀子様のご懐妊が発表されました。
出産は秋になるそうですが、これを待とうという声が大きくなり、小泉総理も無視できないようです。
中途半端な議論のまま決議されても困りますから、これはこれで良かったと思います。
けれども、もし男の子が生まれたとしても、この議論は続けて欲しいものです。
側室もダメ、宮家もない、養子もダメ、けれども「男系男子」しか認めない。
こんなルールで、天皇家が上手くいくはずがありませんからね。