はなん下からさき生まれた。

日常の出来事から、旅行や趣味まで色々と。

一青窈が好き

2005-12-25 23:25:42 | 今日の戯れ言
良い歌手ですね。

『ハナミズキ』のあたりから気になっていたのですが、『かざぐるま』でさらに好きになりました。
この曲、一青窈の作品の中で一番好きです。
映画『蝉しぐれ』のイメージソングにもなっていましたね。

 ♪ ただとおりすぎただけ
    君がまわるため
    どこ吹いた風でした
    くるりかざぐるま

いいですねえ。
彼女の作品は、言葉がきれい。
僕は常々そう感じていたのですが、『かざぐるま』は特にそう思えるのです。

それから、容姿も僕にはストライクです。

台湾の人とのハーフだそうですが、日本人の顔をしてますよね。
『かざぐるま』のPVで彼女は着物を着ていますが、これがまた、よく似合っています。

すきっ歯も好き。
両目の大きさが違うところも好き。

好きというか、これはもう惚れてますね。

北海道 9/30(金)①『北の国から』資料館

2005-12-19 21:49:15 | 旅行
富良野での初日です。

宿は富良野駅のすぐ近く、グレースホテルクロダという所です。
このビジネスホテル、連続ドラマの当時はスタッフの常宿だったそうです。
撮影が夜半まで押した時は夜食を用意したり、全面協力だったとか。
大変だったのでしょうが、羨ましさのほうが先に立ちますね。

さて、写真は『北の国から』資料館です。

ここもまた、富良野駅から歩いて行ける所にあります。
写真の右のほう、お分かりでしょうか?
この建物、元は農協のものだったようです。
中には年代順にパネルや小道具が並べられており、話を思い出しながら見て回ることができます。

小道具が感涙ものです。

「純と蛍が捨ててしまった靴」
「蛍から正吉への年賀状」
「泥のついた1万円札」

分かります?
分かりますよね。

好きな人なら2時間は居られると思います。
グッズの種類も、ここが1番豊富です。

五感で食べましょう

2005-12-17 19:55:25 | 世の中のこと
五感のうち、周りの状況を感じる要素として、視覚はその8割を占めるそうです。

ガイドヘルパーという資格があります。
これは、全身性障害者と視覚障害者の外出などを手助けするための資格です。
この講座の一環として、目隠し(アイマスク)をして電車に乗ったり食事をしたり、という実習があります。

「目に見えないものを食べる。」

これがどんなに味気ないものか。
いや、味気ないという以前に、何の味か分からないことさえあります。
『めちゃ×2イケ』でよくやっていますが、成果率は低いですよね。
当然だと思います。
僕らは普通、「これはステーキだ」とか「コロッケだ」とか分かった上で食べているのですから。
分かって食べている、という安心感も大きいと思います。

話は変わりますが、「とろみ剤」というものがあります。
飲み物を上手く飲めない方のために、とろみを付けてゼリー状にする物です。
物質名で言えば、ゼラチンに寒天、それにデキストリン…。
まあ、何でもかんでもフルーチェにしてしまう、という理解で良いかと思います。
お茶でもジュースでも、味噌汁でさえも、です。
生命維持のためには水分は不可欠ですから、こういった物の必要性は言うまでもありません。
…が、これがまた、著しく味を損ねるのです。

ホームヘルパー2級の講座で、先生がある飲み物を用意してくれました。
「とろみ剤」を入れたものだったのですが、「さあ、これは何でしょう?」というクイズです。
答えは麦茶とウーロン茶のブレンドだったのですが、これが分かった人は少数でした。
僕はあまり味に敏感なほうではないのですが、この時は何故か正解し、しばらくは自慢の種でした。

この話を両親にしていた時のことです。

僕「自信はなかったけど、飲んで直ぐに麦茶、そんで後味がウーロン茶、って思ったんだ。」
母「へえ。」

父「ところでさ、(普通に飲んでも)麦茶とウーロン茶って違い分かるの?」

母・僕「…エッ!?」

…忘れていました。
うちの父、ものすごい味オンチなのです。
以前にも、「牛肉と豚肉の違いが分からない」とか言っていた気がします。
まあ、モノは考えようです。
こういった物にお世話になることになっても不便は感じないでしょうから、ある意味幸せではあります。

けれども、そういう機会がないまま一生を終えることが、もちろん一番の幸せなのでしょう。
例えば味噌汁。
ああいう見た目、匂い、温かさ、そして舌触りと味…その全てが味噌汁なのです。

吉岡秀隆について考える

2005-12-14 21:12:48 | 今日の戯れ言
吉岡秀隆。
まだまだ若手ながら、演技力の評判は抜群のようです。
子役からのスタートで、それも強烈な印象があり、且つ今でも数々の作品に出続ける。
けっこう珍しい部類だと思います。

子供の頃に演じた役があまりに印象的だと、僕ら見る者はそれにとらわれ、本人もそれに振り回される。
そんな話を聞いたことがあります。
杉田かおる、小林綾子、彼に近いところでは中嶋朋子もそうでしょう。

吉岡秀隆にとっての子役とは、言うまでもなく『北の国から』の純です。
いや、今でも「子役の純」は終わったわけではありません。
なぜなら、『2002遺言』は完結編ではないからです。
倉本聰先生は、純と結(内田有紀)の新居のことなど、少しずつ話の続きを書いているのです。
とは言え、これが映像化されることないでしょう。

『北の国から』は、『2002遺言』をもって一応のピリオドが打たれました。
その理由は、オリジナルのキャストとスタッフで作品を続けられなくなったからだそうです。
例えば、正吉役の中澤佳仁。
彼は既に俳優業を離れて、別の仕事についております。
何かの職人さんだったと思いますが、そうそうは現場を抜けれなくなっているとか。
スタッフも同様で、この25年のうちに偉くなり、東京を離れられなくなってしまった人も多いようです。
『北の国から』の撮影は、1年やそこらは北海道に行きっぱなしになるそうですからね。
けれども、そこは天下のフジテレビ、何とかしてくれると信じております。
連続ドラマでヒット→スペシャルドラマでヒットといけば、次は決まっています。
そう、『北の国から THE MOVIE』です。

…脱線しました。
すいません、『北の国から』の話になると、つい…。

脱線ついでにもう一つ。
吉岡秀隆は、『男はつらいよ』にも子役として出ています。
さくら(倍賞千恵子)の息子、満男です。
昔、寅さんマニアの友人と『北の国から』を見ていたのですが、純を見て「満男だ」と言うのです。
その仕返しではないのですが、『男をつらいよ』の満男を見ると、僕は純と呼びます。
この通り、一度イメージが出来てしまうと、なかなか抜け出せないのです。

僕の頭の中では、吉岡秀隆=純です。
それ以外の役は、やって欲しくないとさえ思っていました。
こういう人間が全国にたくさん居るでしょうから、本人もさぞやりにくいことでしょう。

それでも最近は、彼が出る他の作品も見るようになってきました。
きっかけは確か、DVDの『隠し剣 鬼の爪』だったと思います。
最初は、彼が出ているとは知らずに見たのです。
その後も『雨あがる』『半落ち』と見続け、この冬の『ALWAYS 3丁目の夕日』に至ります。
それぞれの作品において、吉岡秀隆はその役を見事にこなしていました。
そこには、純はいません。
その場その場で、彼は誰にでもなれるのです。

今でも数々の作品に出続ける。
ひとえに、彼のその演技力ゆえでしょう。

『ALWAYS』を見てきました①

2005-12-13 23:37:12 | 今日の戯れ言
三丁目の夕日です。

舞台は昭和30年代の東京。
その街中の、とある1年のお話です。
ちょうど東京タワーが建設中であり、時間の流れと共に完成に向かっていきます。

とは言っても、東京タワーが話に関わるわけではありません。
それ以前に、特別大きな事件というものは起きません。
竜之介(吉岡秀隆)が子供を預かる。
鈴木(堤真一)の家にテレビが来る。
それだけです。
それだけですが、泣けますし笑えます。

僕は映画を見て泣いてしまうタイプなのですが、それでも大抵は目が潤む程度です。
今回は普通に涙がこぼれてしまいました。
笑いのほうは、まあ、たくさんありますが、

「堤真一のブチ切れ」…これが一番です。

ホントに良い映画でした。

高橋克彦の小説

2005-12-10 23:54:31 | 今日の戯れ言
高橋克彦先生の歴史小説にはまってます。
先生は現代ものやら怪奇ものやらも書いております。
その中で、東北の英雄を描いた大長編がいくつかあり、僕はその作品群がお気に入りなのです。

『火怨』   阿弖流為 vs 朝廷
『炎立つ』  奥州藤原氏 vs 源氏
『天を衝く』 九戸政実 vs 豊臣秀吉

実際には、もっと複雑な構図となります。
東北にあって「蝦夷」と虐げられながらも、中央の勢力に抗い続けた、というのが共通した主題です。
『炎立つ』は10数年前に大河ドラマになっていますから、ご存知の方も多いでしょう。
僕が興味を持ったのもここからです。

昔、東北で何があったのか?
高校までの日本史の授業では、ろくに習った覚えがありません。
『火怨』のラストは「坂上田村麻呂の蝦夷討伐」です。
『炎立つ』は「前九年の役」「後三年の役」から始まり、源頼朝に滅ぼされるところで終わります。
「中尊寺金色堂は奥州藤原氏が建立した」ということは、知識としてはありました。
今更ですが、キーワードだけで歴史を習っていたんだなあ、とつくづく思います。
僕はそれまで、中身を全く知らなかったのです。
『天を衝く』に至っては、こういう史実の存在自体を知りませんでした。
そもそも、東北地方はあまり授業に出てきませんでしたよね。

勉強し直すと言っても、教科書や歴史書を読み返すのも面白くありません。
それを小説という形で味わえるのは、実に幸せなことです。

特養で実習してきました

2005-12-07 17:59:17 | 世の中のこと
僕は今、ホームヘルパー2級の講座に通っています。
その講座の一環として、特別養護老人ホーム(特養)への実習に行ってきました。
日程は3日間で、特養で2日、デイサービスで1日という内訳です。

僕がお世話になったところは、この特養とデイサービスとが併設されているところでした。
このスタイルが多いとは聞いていましたが、実際に目にすると納得できます。
特養としての施設(お風呂など)は、そのままデイサービスの利用者を迎え入れても使えますからね。
もっとも、時間帯などは分けます。
その他にも、例えばフロアなど、色々な区別はありますが、

「こっち(特養)の利用者の○○さん、午後からそっち(デイサービス)に遊びに行っていい?」
「どうぞー。」

といったやり取りが日常となっており、とても良い感じでした。
実際問題として、経営としての効率も良いのでしょう。

さて、実習しての感想ですが、利用者の状態が想像以上にバラバラだなあ、というのが1番でした。
利用者ごとに抱えている疾病や症状が違うことは言うまでもありません。
その利用者1人をとってみても、日により、気分により、今何をしているかにより、状態が違うのです。
それを見極めつつ、且つどうやって対応するか?
その対応は果たして、利用者の自立の手助けになっているのか?
とても難しいことだと思いました。