はなん下からさき生まれた。

日常の出来事から、旅行や趣味まで色々と。

お酒の量が増えてます①

2006-11-27 23:12:15 | 今日の戯れ言
ここ半年で、飲酒量が増えています。
理由は分かっています。
ストレスなどではありません。
30才を超えてはじめて、お酒が美味しくなってきているのです。

もともと、僕は酒が強いほうではありません。
正確には、日により体調により気分により、ものすごく強い時とものすごく弱い時とがあります。
ムラが大きいということなのですが、平均すれば弱いほうです。
これは家系です。
父方は酒好き。
但し、特別強いというわけではありません。
母方は全くの下戸。
お歳暮でもらったビールを台所で流して捨ててしまうような、そんな家です。
その子供がどういうことになるかというと、僕の兄がその影響をモロに受けています。

「酒好きなのにものすごく弱い。」

最悪です。
350mℓの発泡酒1本でへろへろになります。
それでも毎晩飲んでいるようです。
本人はそれで幸せなのでしょうが、はたから見ていると滑稽でしかありません。

僕は僕で、先に書いた通りです。
父や兄よりははるかに強いのですが、弱いことには違いありません。
それが分かっていたので、わざわざお酒を飲もうとしませんでした。
晩酌などは、月1回がいいところ。
お酒を飲む機会といえば、飲み会に誘われた時のみ。

それがです。
最近、2日に1回は飲んでいます。
とはいえ、350mℓのビール(キリンの「一番絞り」)を1本だけですから、たいしたことはありません。
ホントに飲む人から見れば、飲んでいないと同じでしょう。
けれども、今までが今までですから、僕にとっては大変なことなのです。

中国 1/1(日)②堀川めぐり

2006-11-26 12:14:33 | 旅行
出雲大社へ初詣に行き、宿に帰ったのは朝の3時頃。
それからゆっくり寝て、宿を出たのはチェックアウトぎりぎり、10時前でした。

元日の松江は、閑散としていました。
人も車も、あまり見かけません。
家でのんびりしているか、初詣に行っているかのどちらかなのでしょう。

松江駅から松江城のほうへ歩いていたのですが、そこでひとつ、忘れ物があったことを思い出しました。
それは「ぐるっと松江堀川めぐり」。
10人くらいが乗れる船で、松江城を中心とした町並みを巡ることが出来るのです。
さすが「水の都」ですね。

1,200円の1日乗船券を買えば、何度でも乗り降りが出来ます。
松江駅に近いほうから乗って、松江城の大手門へ。
松江城を散策した後に、また乗り直してお城の北側、小泉八雲の旧家のほうへ。
と、色々出来るのですが、僕はとにかく松江城を一周するようなコースでお願いしました。
船には船頭さんと僕の2人だけ。
同じようなコースを希望する人で船がいっぱいになるか、決まった時間が来るかで出航となるようです。
正月は普通、家で過ごすもの。
そもそも、お客自体が少なかったのかも知れません。
結局、貸しきり状態のままでした。

松江城が見えています。
船からの視点というのは、面白いものですね。
道路や橋が同じ高さにあります。


こちらは松江城の北側。
この辺りには、昔の町並みがそのまま残されています。
小泉八雲の旧家も、この近くです。


これは船を降りてからの写真です。
こういった船着き場が、コース上に数ヶ所あります。


松江は歩いての散策が楽しいところですが、川めぐりもまた、格別の趣きがあります。

健康診断の結果が出ました①

2006-11-22 21:41:23 | 今日の戯れ言
10月末に勤め先で健康診断があったのですが、今日、その結果をもらってきました。

採血   →肝機能A、脂質判定B、代謝系判定A、血液一般判定A
検尿   →尿一般判定A
理学所見→A(採血、検尿の総合結果?)
胸部X線 →A
心電図  →A

AとかBとかいうのは、それぞれの評価です。
Aは正常、Bは少し異常あるも日常生活に支障なし。
Bより悪いと、要経過観察→要精密検査→要医療となっていきます。

とりあえずは問題がないようで安心しました。
自分自身、今回Bとなった脂質判定のところが心配だったのです。
現在、身長166.0cmで体重68.0kg。
これでも少し太り気味ですが、1年前にはもう10kgあったもので…。

僕は、生活環境によって体重がころころ変わるほうです。
仕事が体を使うものであってもなくても、食事量は常に一緒。
つまり、体を使う環境にあれば痩せて、逆であれば太る。
単純そのものなのです。
そういえば、10年前には60kgを切っていたこともありました。

今の勤め先は老人ホームですから、体は嫌でも使います。
転職して半年。
食事量が変わることもなく10kgも痩せたのですから、ダイエットとしては、まあ理想的でしょう。
あと数kgは落ちると思います。
それはいいのですが、きっと痩せる前の名残があるだろうと、脂質判定を心配してたのです。

総コレステロール :245mg/㎗(基準値は120~219)
HDLコレステロール: 62mg/㎗(  〃    40~ 70)
中性脂肪      :132mg/㎗(  〃    35~149)

総コレステロール値がオーバーしていたようです。
他の2つも、基準値内とはいえ高いですね。
まあ、そうなるとは思っていたのです。
それは当日のこと。
勤め先の性格上、看護師が何人かいますから、採血などは彼女らが出来ます。
身内がやってくれる安心感はあるのですが、その一方で、緊張感には欠けるのです。
採取した僕の血を見ての一言、

「脂が多いね。浮いてるよ(笑)。」

これ、失礼ですよね?

*健康診断の結果が何を意味するか、分かりやすく表にしたHPがありました。
  結果通知の書式は医療機関によってそれぞれでしょうから、あわせて見れば良いかと思います。
  http://www.ahmic21.ne.jp/town/kensinkekka/index.htm

中国 1/1(日)①出雲大社で初詣

2006-11-17 20:03:28 | 旅行
出雲大社に着いたのは年が変わる直前、23:45くらいだったと思います。
参道には提灯。
出店や屋台もけっこう出ていました。

こちらが拝殿の正面です。

拝殿とは言葉の通り、礼拝のための建物です。
大国主命の鎮座する本殿は、この後ろ。
両方ともお参りしていくのが一番なのでしょうが、初詣の人出の中に来るのは僕は初めて。
時間が足りるか自信がなく、今回は本殿のみとしました。

結果として、それは正解だったようです。
何故なら、誘導する係員さん達があまり上手くなかったからです。
はじめは1ヶ所に並べられていたのですが、それが途中で2つに分かれます。
その分かれる先は、もちろん拝殿と本殿。
それは構わないのですが、分岐点で何の案内もありませんでした。
僕は何となく流れに乗っていたら本殿へ行けましたが、そうでない人たちが一体何人出たことやら。
おまけに、どちらかをお参りしたらまたはじめから並び直し。
両方お参りしていたら、時間が足りないというほどではないにせよ、かなりムダをしたことでしょう。

次のこの写真。

右が拝殿、左が本殿です。
この時点で、もう1時くらいになっていましたから、人はもうばらけ始めています。
この時は2,000人かそこらの人出かと思っていたのですが、それは違っていたようです。
あとで調べたら、出雲大社は正月3ヶ日で61万人の初詣客だったとか。
これは全国で22位の数字(1位はもちろん明治神宮)。
僕がいたのは夜中の3時間足らずですが、この時間帯でも5,000人やそこらはいたのでしょうね。

帰る前に、出店でおそばを食べていきました。
写真の通り、雪など降っていませんでしたし、この時期にしては暖かい夜だったとは思います。
けれどもやっぱり、こういう時の温かいそばは最高でした。

中国 12/31(土)⑥出雲市

2006-11-16 22:40:41 | 旅行
この日の宿は、出雲市に取りました。
ここの市街には、出雲大社からは電車でもバスでも行けます。
ともに20分程度、同じ一畑の経営です。

で、ここが出雲市駅。

立派なのは、JRの駅だからでしょう。
一畑電車の駅は、この左手にくっついています。

この日は大晦日。
翌日、つまり元日の足はどうなっているのかと、確認してみました。

行き:出雲市駅発    22:10 と 23:10
帰り:出雲大社前駅発  0:50 と 1:50

行きも帰りも2本ずつ出る予定となっていました。
この時点では、まだ夕方の17時。
少し仮眠して、ついでに紅白も少し見てから、初詣に出かけることにしました。

いじめと自殺問題について

2006-11-12 22:48:21 | 世の中のこと
うーん。
記事にしておいて何ですが、よく分からないのです。

僕の小中学生時代、もう20年くらい前のことですが、そこでの実感がないのです。
僕自身は、いじめをしたこともされたこともありません。
まわりも、知らなかっただけかも知れませんが、なかったように思います。

もちろん、「まわり」というのは僕の目の届く範囲ということです。
いじめ自体は、どこかしらにはあったことでしょう。
けれども当時は、強力な抑止力がありました。
それは「不良」と「怖い先生」です。

「不良」というのは、今はどうか知りませんが、当時は「分かりやすい不良」でした。
『ビーバップハイスクール』の不良です。
ケンカは不良同士、あるは他校同士。
ケンカが強いか、あるいは強がっている者同士しか、相手にしなかったのです。
学校には、不良とそれ以外の2種類しかいません。
たまに弱い者いじめをするような中途半端な存在が出ても、どちらかに飲み込まれてお終い。
いじめをする者が、多数派になりづらかったように思います。
これは中高の話ですが、小学生の時分には、「ガキ大将」のような存在がその位置にいました。

それから「怖い先生」です。
「悪いことをしたら叱られる」、あるいは「殴られる」。
こういった単純なことを教えてくれる存在が、どの学校にも1人や2人はいたものです。

ちょっと話は飛びますが、自殺というとこの台詞を思い出します。
「自殺する勇気があったら生きていけるはず。」
もう20年近く前だと思いますが、ニュースキャスターの幸田シャーミンが言っていたことです。
それからつい最近、石原都知事がこんなことを言っていたようです。
「立ち向かう勇気がなければ、どこへ行ってもいじめられる」
その通りだと思います。
その通りなのですが、既に自殺寸前まで追い詰められている人には、とてもそうは思えないでしょう。

やはり、そうなる前に防いであげないと、どうにもならないと思うのです。
昔ながらの学ランを着た「不良」を10人。
それから、ジャージ姿に竹刀を持たせた「怖い先生」を1人。
彼らを学校に置けば、今のような問題はだいぶなくなると思いますが、ダメですかね?

中国 12/31(土)⑤出雲大社前

2006-11-07 21:28:50 | 旅行
一畑電車の、出雲大社側の起点がこの駅です。

「出雲大社前駅」、見事に昭和の香りです。

自動ドアなどありません。
正面に見える、水色の扉が入口です。
それもふすま開き。
中は中で、長椅子があるだけの待合室。
券売機は、まるで立ち食いそばのお店にあるもののよう。
レトロ丸出しです。
けれども、中に居ると妙に落ち着きます。

駅から線路を覗き込むと、こんな感じです。

何の境もないまま、すぐ隣に住宅地もあります。
いくらでも無賃乗車できそうですが、そういう人は居ないのでしょうね。

中国 12/31(土)④大晦日の出雲大社

2006-11-05 22:47:13 | 旅行
この日の出雲大社は、見事なほどに閑散としていました。
翌日の初詣に備えて、嵐の前の静けさといったところでしょうか。

僕にとっては予想通りでした。
この日のうちに行っておけば、ゆっくりと大社を見れると思っていたからです。
ところが、本殿のまわりに白い布がどっさり被っていて、ほとんど見ることができませんでした。
正確には、本殿を保護するために囲いがありますから、その囲いとの間に布がどっさり。
その布は上から下にかかっており、賽銭箱のほうに流れる形になっていました。
つまり、こういうことです。

「外れてもいいから、とにかく投げてね。」

人の集まる神社ならではなのでしょうが、ちょっと興ざめでした。
まあ、本番は次の日です。
また出直すこととして、この日はさっさと大社を後にしました。

『優しい時間』を見てしまいました②

2006-11-01 12:12:57 | 今日の戯れ言
ストーリーは、大体こんな感じです。

元商社マンの湧井勇吉(寺尾聰)は、妻の故郷である富良野で「森の時計」という喫茶店を経営している。
その妻、めぐみ(大竹しのぶ)は、既にこの世にはいない。
3年前、息子の拓郎(二宮和也)が運転する車に乗っていた時に、事故にあって命を落としたのだ。
勇吉は、それを機に東京の会社を辞めた。
拓郎とは疎遠になっており、今どこにいるかも知らない。
しかしその拓郎は、富良野からそう離れていない場所で、勇吉と同じく人生をやり始めていた…。

ところが、下の写真…。

めぐみが出ているのです。
それも毎回。
いつも終わりのほうなのですが、めぐみの幻を相手に、勇吉が本音を語るのです。
普段はどちらかというと無口で、ことに自分のことは語らない勇吉。
このシーンがあって初めて、ドラマの1話1話が完結する感じです。
1歩間違えばオカルトなんですけどね。
けれども、とても良いシーンですし、もちろん僕も好きです。