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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

旅の季節・東山魁夷館

2012年10月31日 | 【美術鑑賞・イベント】

小布施から長野に入るのが夕方になり、善光寺近くにある長野県信濃美術館・東山魁夷館を訪れることに。

本館は、豊田市美術館を手がけた谷口吉生氏の設計。低く水の打たれた池のモダンな景観は、東山の作風にピッタリな美術館です。

年に数回の企画展と信州ゆかりの収蔵品を公開しています。そして、東山魁夷館は、約960点の作品を持ち、年6回の展示替えがなされています。

今回は、旅の季節と題した内外の風景画をテーマにした展覧会でした。東山魁夷は、日本はもとより世界中を旅してスケッチに収め、そのスケッチを本に作品を描いていきます。

日本、ドイツ、中国など美しい自然と東山のブルーやグリーンの世界が印象的な森と湖の代表作が展示され、さらに東山の代表作である「道」の準備作(素描)など、旅の歩を感じる展覧会でした。

風景画家のとしての道を歩んでこられた東山魁夷。日本美術界の巨匠が愛した信州の地にふさわしい美術館でした。

 


葛飾北斎と小布施

2012年10月30日 | 【美術鑑賞・イベント】

アートファンなら小布施の最大の魅力を尋ねれば、葛飾北斎の貴重な肉筆画が多数現存することを挙げれるでしょう。むしろ小布施は北斎ゆかりの地といえます。

先ずは、北斎最大のパトロン、高井鴻山の存在なくして語れないと思います。高井鴻山は、豪農商にして学問や芸術の分野にも優れた人でした。そして、師と仰ぐ晩年の北斎を経済的にも支援しながら、アトリエや宿を提供しました。

高井鴻山記念館の中庭付近。当時をしのばれる貴重な建造物です。

北斎と鴻山の交流があって、北斎館の「龍と鳳凰」「男浪と女浪」の祭り屋台の天井画豊臣秀吉の重臣、福島正則や小林一茶ゆかりの寺・岩松院の本堂にある「八方睨みの鳳凰図」などの北斎の肉筆画の傑作が生れました。

これらの作品は、極彩色の鮮やかな作品で、浮世絵や水墨画などの作品とはまったく趣が異なり緻密に描かれた作品の中に今にも動きそうな迫力を感じます。

北斎館の入り口。向かいには小布施堂の経営するイタリアンレストラン三傘楼があります。

一茶ゆかりの池(あまり絵にならないので撮影しませんでした)のある裏庭

小布施は10月から11月が栗を中心にした実りの秋がもっとも賑わう時期です。

北斎ゆかりの場所を訪れながら、芸術と味覚の秋を味わってみてはどうでしょうか。

 


中島千波・清之親子展・おぶせミュージアム

2012年10月29日 | 【美術鑑賞・イベント】

長野アートの旅第1回目は、小布施にて、造形的な美しさを持つ、おぶせミュージアム・中島千波記念館へ。

開館20周年記念の「中島千波・清之親子展」を観賞しました。

中島千波は、桜や牡丹などの華やか花が人気の日本画家で、同じく日本画家で院展理事を務められた父清之の三男として疎開先であった小布施に生れました。

今回の展覧会は、横浜美術館所蔵作品による親子展で、戦前、戦後を通して過ごした横浜の地にある横浜美術館の協力のもとで開催されています。

中島清之作「雪国の子」

花や木々を大胆にきりとった美しい自然やモダンな都会のひとこま、意匠が施された着衣が印象的な人物像など、都会的なセンスを持つ父清之氏の作品から現在の千波の作品に流れるDNAを感じました。

秋から冬にかけ開催される本展を季節の移ろいの中で味わってみてください。

また、ミュージアム内にある蔵には、祭り屋台が収納展示されています。

堅牢な蔵の中にある大きな屋台も圧巻です。

賑わいのある中心街から程近い位置にありながら、静謐な空間ですから、ここから小布施散策に出かけられるのも一案かと思います。

次回は、北斎を味わう小布施の第二弾をお届けします。


長野アートの旅

2012年10月28日 | 【町歩き・旅】

昨日27日と28日にかけてアートを中心に長野旅行をしてきました。詳細は、後日改めて二日間で訪れたアートスポットを紹介します。

今回は、小布施町と長野、そして諏訪、飯田の少し趣の違うアートスポットです。

小布施では、おぶせミュージアム・中島千波館、高井鴻山記念館、北斎館、岩松院に、長野では善光寺近くの長野県信濃美術館、東山魁夷館へ。二日目は、原田泰治美術館、北澤美術館新館、そして帰りに飯田に立ち寄り飯田市美術博物館に行ってきました。

前回の長野アート旅は、安曇野アートラインを中心にしたものでしたが、今回は久しぶりに訪れた小布施で北斎の魅力を堪能、長野では日本画の巨匠、東山魁夷の静謐な世界にひたり、諏訪では、原田泰治の世界で郷愁を感じ、北澤美術館新館では、日本人アールヌーボの新しいガラス工芸の世界を発見。そして、飯田市美術博物館では、日本を代表する建築家によるユニークな建築美に胸躍る、有意義なアート旅となりました。

順次、長野県の心ときめくアートスポットを紹介していきます。


哀悼・桑名正博さん

2012年10月26日 | 【音楽・ライブ】

脳幹出血で意識不明だった歌手の桑名正博さんが亡くなられました。

関西のロックミュージシャンとして頭に浮かぶのは、上田正樹、BORO、そして桑名正博さん。僕にとっては、セクシャルバイオレット№1でのテレビ映像が印象に残っています。

名古屋にも縁のある人で、確か現在のスタイル+の前の番組が、桑名さんが司会をされていたように記憶してます。

神戸の震災の時には、積極的に支援活動をされて、東日本大震災でもミュージシャンとして支援活動をされてました。

また、息子の美勇士君も桑名さんのDNAを受け継いでミュージシャンとして活躍す姿は見るに付けうらやましくもあります。

59歳の早すぎる死。しかし桑名さんの世代のミュージシャンは、今も現役で活躍している人が多いです。きっと、彼の分までいっそう活躍してくれると思います。

今は、桑名さんを愛する人々に天国で優しく月の明りを照らしてくれてるに違いないです。素敵な音楽をありがとう。

 


プロ野球ドラフト会議

2012年10月25日 | 【スポーツ】

プロ野球ドラフト会議、早々とメジャーを志望を発表した大谷選手は、日本ハムがもっとも注目する選手を1位指名する方針を貫く単独交渉権を得た。前回の菅野選手の拒否に続き、今回も難しい状況ですが、ぶれない球団の姿勢はプロ野球ファンとしては共感を持ちます。

指名された球団に行くと発言てしいた藤浪選手は競合の末に阪神が獲得。菅野選手は、巨人の単独指名を受け浪人の甲斐あって念願をかなえました。この二人のプロ野球生活をプロ野球ファンとして注目して見ていきたいです。

地元、愛するドラゴンズは、地元出身の福谷選手と濱田選手を1、2位で単独指名しました。地元出身の投手を獲得でき即戦力と未来のエースへと強固な投手王国への布石を打っています。

今回のドラフト会議は、順当な結果になりましたが、変則ウエーバー制度の見直しなども課題としてあると思います。一部では、今の抽選方式を本人に抽選してもらい納得してもらうあなどの案もありますが、それで、納得するか疑問です。

本来ならメジャーのように、1巡目は下位から単独指名していくのがベストだと思います。選手の意向を考えるなら、フリーエージェントの在り方も考えればよいと思います。

プロ野球全体を考えるなら、以前の逆指名や運だけで決まる現在の方向性には疑問を感じます。

現在のドラフト制度は、確かにそこから生れる悲喜こもごもとしたドラマを見るとドラフトショーとしての魅力はあります。しかし、本来の魅力は、グランドでプレーする選手の姿です。観客が球場に足を運ぶ努力をNPBも考えるべきです。

 


国連平和絵画コンテストと核兵器廃絶

2012年10月24日 | 【エッセイ・コラム】

国連が「核兵器のない平和な世界」をテーマに募集した絵画コンテストでアメリカ在住の日本人高校生、庄司はるかさんが13から17才の部門で1位に輝きました。

この作品は、少女が遠くからさす光に向かって立ち、足元には核兵器の墓がある構図で、絵の説明で「あなたの子供か、孫か、もっとあとの世代かが核兵器にさよならを言うだろう」とコメントしているそうです。

東日本大震災以降、原発廃止の市民運動が広がるなか、経団連会長などの大飯原発稼動発言と理想と現実の両面を抱えています。

一部では、日本が原発を廃止しても中国など近隣が抱える原発が、もし事故を起こせば無意味だとの意見もあります。ヨーロッパでも、同じことが言えますし、原発容認のアメリカにも、近隣諸国への危険度を抱えている事実は否定できません。

だからと言って、現実だけに目を向けることなく、グローバルな視点で理想を掲げていく必要があると思います。

原発廃止の市民運動も経済社会での原発容認も自国にだけ目を向けた発想では、極論を言えばエゴイスティックなものになってしまうのでは思います。

その意味で、彼女の絵画を通して発しられたメッセージは大切な意味を持っています。

大きな理想を掲げて実現するまで進んでいく。それが果てしない目標であっても「核廃絶にさよなら」を叫び続けることが大切だと改めて感じました。

 

 


朝ドラ人気の法則

2012年10月23日 | 【映画・ドラマ・演劇】

僕にとって、ドラマは欠かせない娯楽のひとつです。昼ドラから月9まで必ずチェックを怠らず観賞してきました。昨日のキムタク主演の月9「プライスレス」がスタートし、翳りが出てきたキムタク人気にどう影響しそうか興味深く観ました。

ただ、以前と比べると全般的に民放制作のドラマには、興味が薄れて来てます。はっきり言って、家政婦のミタを除いて、印象に残ったドラマが少ないです。

顧みてNHKの土曜ドラマは、全般的なドラマ低調の昨今では検討していると思います。また、大御所の大河ドラマは、史上最低の視聴率を更新。ただ歴史ドラマは、扱う内容に左右されるので仕方がないと思っています。そして、今僕がもっともはまっている朝の連続ドラマはシリーズごとに人気を得て不動の地位を確立しています。

今日もBSで朝ドラ「純と愛」の前の「おひさま」のアンコールをふと見て思わず涙を流してしまいました。今回の「純と愛」も見えないものが見えてしまう愛(いとし)と主人公純とのNHKらしくない奇想天外なドラマ仕立てで興味深く観てます。

若い頃は、まったく興味がなかった朝ドラをどうして夢中になるのか。そこにはある一定の法則が人気を裏付けているように思います。

先ず、適度な連続性の完結です。朝ドラは、ひとつのストーリーを1週間(6日)で完結していきます。週一のドラマと違い、明日へのワクワク感が連続していきます。そして、土曜日に次ぎの週の予告をダイジェストとしてスポット的に流し次回へのワクワク感を継続させています。

次に時間帯の連続が挙げられます。朝ドラは、現在朝の出勤前と昼の昼食直後、さらにBSプレミアムでは、朝の7時半と夜の11時さらに土曜日に9時半から1週間分を連続で放映しています。ここは、BSを選択すれば無条件に利用せざる得ない利点を生かして露出度を増やしています。

ドラマをゆっくり見るような環境にない今の時代と食事をしながら作業の合間には、15分の短さとストーリー展開の連続性と露出度の多さが朝ドラ人気を支えているように思えてなりません。

ドラマの本来持つの脚本力もはずせない部分であるのは大切な要素で、低視聴率による早期終了による脚本の改編もなく、脚本家も実力を発揮できる場となっているように思います。

 


近代日本画の巨匠たち展・岡崎美術博物館

2012年10月22日 | 【美術鑑賞・イベント】

岡崎美術博物館に「近代日本画の巨匠たち」展を鑑賞に出かけました。今回は、なかなか訪れる機会がなく最終日になんとか行けました。

今回の展覧会は長野の水野美術館の日本画コレクションによるもので、最大の目玉は、横山大観の初期の代表作「無我」を観ることが出来ることでした。

横山大観の「無我」は、美術ファンならご存知の通り仏教の悟りの境地を童子の姿を通して表現した傑作で、東京国立博物館、足立美術館、そして水野美術館の三枚の無我の作品があり、ほぼ構図は同じですが、足立美術館は水墨画で、東京国立博物館の作品後に水野美術館の作品が制作されているそうです。

        

二作品を比較して観ると顔の表情に違いがあり、東京国立博物館の無我は柔和な童子らしい表情で水野美術館のそれは、童子にしては無表情で無我のタイトルにふさわしい悟りの表情に感じます。(左が東京国立博物館所蔵。右が水野美術館)

凡人の推測ですが、大観はこの無我を描くことで完結しているのではと感じました。

横山大観の無我にスポットを当てた内容になりましたが、橋本雅邦、下村観山、菱田春草、上村松園などの近代日本画の初期から中期、そして現代へとつなぐ日本画の名品がすらりと並んだ展覧会でした。

 


中川運河キャナルアート

2012年10月21日 | 【美術鑑賞・イベント】

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中川運河を中心に開催中のアートイベント「中川運河キャナルアート」に出かけました。

名古屋の貴重の水辺空間の魅力に着目したイベントも今回で3回目となります。マスコミにも紹介され昨年は、水辺と倉庫群にカラフルな映像が投影されるデジタル掛軸が話題となりました。

今回は、鬼頭運輸倉庫内で行われる有料、無料のイベントが中心で、前回のような華やかさはないものも、初日に行われた水辺にあかりプロジェクトや地元ミュージシャンでラジオパーソナリティとして長きにわたり活躍しているハーサンバンドやヴァイオリン教室で有名なスズキ・メソードの子ども達の演奏など市民参加の取り組みでアットホームなイベントになっています。

こうした取り組みは、どんな形であり継続が大きな力になってくると思います。かつては交通の動脈となっていた中川運河を、文化の動脈として再生していく運動に共感を持ちました。

次回には、昨年の運河と倉庫を背景にしたオープンワイドなイベントと市民参加型のイベントを融合したキャナルアートを個人的には期待します。


遠隔操作ウイルス事件での誤認捜査

2012年10月20日 | 【エッセイ・コラム】

一連の遠隔操作によるウイルス事件による誤認捜査で、各県警が逮捕された方々への謝罪のニュースが次々に報道されています。

誤認逮捕された方々は、いわれのない疑いをかけられたにも関わらず一応に真犯人逮捕を願い紳士的に振舞われています。

もし、自分だったら警察に対して冷静になれたか疑問です。疑いをかけられ世間の目にさらせれた事実を思うと怒りを感じます。

未だ、自白の強要による取調べが行われているかと思うと他人事ではいられません。市民を守る警察が、犯人にさせられては何を信じていいのか、このような事件が起こるたびに怒りと失望を持ちます。

今回の事件は、警察当局のネット犯罪に対する捜査の弱さを露呈しました。アメリカでは、有能なハッカーを採用してネット犯罪へ対処している現実を思うと、日本もそのようなシステムを構築すべきかと感じます。

 


エマニエル夫人・シルビアクリステル逝く

2012年10月19日 | 【映画・ドラマ・演劇】

映画エマニエル夫人で有名なシルビア・クリステルさんが亡くなりました。ガンで闘病生活を送られていることを報道で知ってはいましたが、60歳での死は早すぎます。

映画「エマニエル夫人」は、男なら誰もが一度は観た作品だと思います。当時この映画が、女性も観ることができるソフトコア・ポルノとして宣伝され、女性鑑賞者も多かったと記憶しています。

当時の中学生から高校生になる僕にとって、エロを題材にした作品で記憶に残るのは、家政婦と少年との初体験を描いたイタリア映画の「青い体験」にフランス映画の「エマニエル夫人」です。

後にミッキーローク主演でヒットしたナイン・ハーフは、エマニエル夫人に影響を受けた作品だったとか。それほどにエマニエル夫人のエロスの重要なアイコンと言えます。

今の様なヘア解禁、AVなど巷に性が氾濫するような時代ではないので、思春期の少年にとっては、婦人雑誌の付録や父親のエロ本などを盗み見るくらいですから、この二作品は、まさにエロスの入口でした。

僕にとっては、その後にアラン・ドロンと共演したパニックムービーのエアポート80も印象的でした。それは、たぶんエマニエルシリーズ以降で唯一の官能映画でないからかもしれません。結局、この作品は彼女の失敗作となり再び官能路線へと進んでいったのですが、作品の質も彼女の演技も悪くなかったと思います。

エマニエルを演じたシルビア・クリステルさんがインタビューでエマニエル夫人があって今の自分があると率直に述べられていますが、3億人もの人が、この映画に魅了された事実から見てもシルビア・クリステルさんの存在感は強く残っています。

美しい映像と音楽、ソフトなエロスの世界はあの時代に青春を過ごした男女にとっては美しい思い出となっています。天国のエマニエル、シルビア・クリステルに感謝してます。

 


追悼 若松孝二監督

2012年10月18日 | 【映画・ドラマ・演劇】

若松孝二監督が、交通事故によりこの世を去られました。命に別状はなしとの報道から一転しての突然の死は、映画ファンや俳優、映画関係者にとって無念でなりません。

ピンク映画からスタートし、ピンクの黒澤明と称され、「実録連合赤軍・あさま山荘への道程」「キャタピラー」と名作を生み出し、最近では、「11・25自決の日三島由紀夫と若者たち」が話題となり中上健次原作の「千年の愉楽」が遺作となりました。

若松監督が尊敬する新藤兼人監督亡き後、骨太の戦う社会派監督の死は、日本映画界にとって大きな損失です。これからも、監督の作品を改めて観て一映画ファンとしてその軌跡を伝えていければと思いました。

名古屋には、若松監督が作られたミニシアター、シネマスコーレがあり、日本、アジア、インディーズの隠れた秀作を上映しています。運営に携わる方々に敬意と監督の意志を継いでがんばっていただきたいです。

 


第1回ハンバーガー総選挙

2012年10月17日 | 【グルメ・名古屋めし】

先日、何気なくお願い!ランキングGOLDを見ていたら、第1回ハンバーガー総選挙をやってました。

モスバーガー、ロッテリア、ファーストキッチン、フレシュネスバーガー、バーガーキングの国内バーガーチェーンがハンバーガー部門、サイドメニュー部門、デザート部門で順位を争うもので、結果は、モスバーガー圧勝の結果でした。

ハンバーガー部門では、1位のモスバーガー、2位のテリヤキチキンバーガーなどベスト10の中に5種類のハンバーガーが入る人気でした。

僕の住んでいる江南には、実はモスバーガーが2箇所あります。これには、複雑な事情があるので伏せておきます。ただ、僕はその事情を鑑みて、江森店に行きます。その江森店の前身が記憶では、30年位前に駅前にあった小さなお店がでした。

当時は、持ち帰り専門状態で、ドライブスルーなどなく、注文して車で待っていると店員さんが走って持ってきてくれました。その時、決まって買うのがモスバーガーとテリヤキバーガーの二つ。たいてい男子は、二つをぺろりと食べてました。そんなわけで、モスの勝利は当然とは言えうれしく思いました。

今回、モスの圧勝で苦戦してたのがロッテリア。5社の中では、モスと並ぶ規模ですから知名度から見て互角の戦いをするかと思いましたが、やはり低迷の時代が影響してかイマイチインパクトにかけているようでした。

結局、エビバーガー(3位)とロッテシェイク(1位)で何とか面目を保った形でしたので、個人的に、このレギュラー商品は、僕も好きなのでほっとしています。

マクドナルドに比べて、価格も高いモスが、こうした不動の人気を持っているのも、日本的なハンバーガー文化があるのでは感じています。

 


ドラマ「ダブルフェイス」とインファナル・アフェア

2012年10月16日 | 【映画・ドラマ・演劇】

月曜日のTBSドラマ「ダブルフェイス」、インファナル・アフェアファンなら、どう観たでしょうか。僕もファンとして、興味深く観ました。

ダブルフェイスは、香港映画の傑作「インファナル・アフェア」のリメイクドラマです。知らない人に解説すると、警察に潜入したマフィアとマフィアに潜入した警察官の潜入捜査を描いた作品です。

オリジナルは、警察に潜入したヤクザをアンディ・ラウが、マフィアに潜入した捜査官をトニー・レオンと言う二大香港俳優が演じて話題となった作品で、一部では警察とマフィアの抗争を二部では潜入した二人の過去を、三部では、アンディ・ラウ演じる潜入マフィアの苦悩と結末を描いています。

今回のダブルフェイスは、最初の作品を、前後半にわけて制作され、前半は地上波のドラマとして、後半はWOWWOWのドラマ(その後に地上波での放映予定)として放映されます。

今回のダブルフェイスの感想ですが、潜入捜査官を西島秀俊とマフィア潜入者を香川照之のキャスティングが実に巧くはまっていました。

過去にもハリウッド版としてマーティン・スコセッシ監督の「ディパーテッド」が話題になりましたが、こちらは監督自身が作品を観ないで、原作を下に制作されているので、かなりオリジナルと異なるイメージがあります。その点が、オスカー受賞を観てもオリジナル作品として評価された結果だったのかと思います。

今回のドラマは、横浜を舞台に描かれていますが、アジアと言う共通した価値観があってか、かなりオリジナルに忠実な描きかたでした。羽住英一郎監督自身も、オリジナルのファンであり、リスペクトしていることで、日本的な空気感を加えて、今回の作品でオリジナルすばらしさまでも伝えているように感じました。

後半のドラマ展開は、紹介サイトを見る限りかなりかなりオリジナリティのある展開のようです。ここも日本人と言う設定から来るかと想像しますが、期待して後半を楽しみたいです。