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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

男が見るべきセクハラ映画

2006年08月27日 | 【映画・ドラマ・演劇】
スタンドアップ 特別版

ワーナー・ホーム・ビデオ

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○法廷が知られたくない事実を暴露される過酷な場であることを実感する。
そして、巨大な力に立ち向かう女性の強さと美しさに感動する。

思わず涙してしまった。
鉱山で働く女性がセクシャルハラスメントを受け、会社を訴える映画だが、今DVDでも発売されている。

これは、横暴な男たちが襟を正して見るべき作品だ。
常々、男は群れをなすと自制心やプライドなどなくなるものと思っていた。

炭鉱の頑強な男たちが、自分たちの職場を守るためなら群れをなして女たちに嫌がらせを繰り返す。
炭鉱で働く父親でさえ、過去のしがらみから黙殺を続ける。

同僚の女たちも、職を失うことを恐れ口をつぐんでしまう。
組合と会社、巨大な組織の力におびえ、ひとり立ち向かおうとする女を孤独に追い込んでしまう。

だが、最後に彼女を支えたのは、炭鉱で働く父を支えた彼女の母親。
そして、炭鉱のセクハラに屈せず女性組合幹部になった彼女の同僚。
かつては、町の英雄だった弁護士。

集団でセクハラが行われた事実を証明するためには同僚の三人の供述を得なければならない。
そして、供述を阻止するために企業から雇われたのが女性弁護士だった。
企業に有利な状況を作るために、あえて女性の弁護士を選んだのだ。

後半に繰り広げられる、彼女を守る友人弁護士と女性弁護士の法廷闘争。
次々に繰り出される歪曲された過去に、立ち向かう彼女の真実の叫びに、心を揺り動かされていく。

セクハラをテーマにした事実に基づいた法廷闘争の映画だが、一人の女性の勇気ある叫びから、家族愛を取り戻し、友情を育んでいくヒューマン映画でもある。

高校野球 早稲田実業初優勝

2006年08月21日 | 【スポーツ】
本当にすばらしい!
早稲田実業優勝おめでとう!
屈辱をバネに決勝まで駒を進めた駒大苫小牧高校にも拍手をおくります。
改めて野球のすばらしさを再認識しました。

サッカーもいいけど、日本人ならやっぱ野球もいい。
不祥事や高校生のスタイルが変わっても、あの汗はうそをつかない。
本当に美しいと感じました。

個人的には、4試合最後まで投げぬいた斎藤投手に感動しました。
地元勢が初戦敗退すると、気持ちが失せてしまう僕が斎藤投手のピッティングに知らぬ間に魅了されてました。

あの、青いハンカチで顔を拭く姿がまたかっこいいじゃないですか。
白いユニフォームに青いハンカチにクールな顔立ちが実にいい。
久しぶりの好青年を感じました。

また、田中投手も豪快なピッティングに顔立ちがなんとなく松田優作に似ていてクールでワイルド。改めて甲子園を沸かした選手だったと感じました。

先日まで両校優勝もいいじゃないなんて言葉もありましたが、こんな感動を二度も味わえたのですから勝敗を超えて甲子園の浜風がさわやかに感じたのは僕だけではないと思いました。

高校野球決勝

2006年08月20日 | 【スポーツ】
見ました。みなさん!
今日の高校野球決勝、すごすぎます!
久々の大感動!!!!!

3連覇を狙う駒大苫小牧と夏優初優勝なるか早稲田実業。
延長15回1対1で両者譲らず明日に再試合。

打高投低の大会の中で、駒大田中、早稲田斎藤の力投に魅了されました。
とりわけ、ここまで連投の斎藤選手の速球には魅了されました。
15回の最後のバッターに140キロ後半の球を投げこめれるんですから
あんたは、すごい!

夏の主役、田中投手を上回る力投に僕は感服してます。
田中投手もライバルの力投で、今までの不調がうそのようなピッティングも脱帽です。

僕としては、スケジュールの都合とは言え一日の休養をあげたい。
明日の13時の再試合には、仕事返上の方も多くなるのでは。
日本列島が、熱闘甲子園で熱くなりそうです。


クラブDJデビュー

2006年08月19日 | 【オヤジの仕事】
昨日は、17歳の息子がクラブDJデビューを果たした。
前からフライヤー(招待状)をもらっていたので親バカ振りを発揮して見に行った。

うちの息子は僕のDNAを受け継いだのか?音楽にうるさい。ほとんど洋楽、とりわけヒップホップにはまり、DJをやりだした。

1年前に、クリスマスと誕生日プレゼントとお年玉を前借の形でターンテーブルを購入した。
ディスコ大好き少年だった僕も、DJに憧れがあったが生来の飽きっぽい性格のためあきらめた。
息子は、地道に練習を重ね1年余りでデビューできたのは、元妻の性格を受け継いだおかげだと思っている。

中2の娘は、バンドにはまり今ベースを練習中。僕としては何でベースって感じだったが天邪鬼な性格は父親譲りのようだ。

ちなみに、僕は聞くだけ、観るだけの音楽好きなので楽器は扱えない。
子供たちがターンテーブルをまわし、ベースを弾くことには、僕ができなかったことへの夢の続きでもある。

かくして、無事デビューは成功。一緒に付き合ってくれた25歳の元DJのT君と27歳のK君からもお褒めの言葉をいただいた。
終わったあと、僕らに、はにかみながらお礼の挨拶にきた息子を見て頼もしく思った。


日本漁船だ捕

2006年08月17日 | 【エッセイ・コラム】
先日も加藤議員の実家が放火。昨日は、日本漁船がロシアにだ捕。35歳の尊い命が奪われた。威嚇射撃で死ぬなんて、どう説明できるのか?疑問だ。
この数日でなんとも物騒な事件が続いている。

今日、友人が、娘さんの留学先の中国へ出かけられた。
友人は、小泉首相の靖国参拝直後に行くことでちょっと心配されていた。
久しぶりの再会なのに、なんとも複雑な気持ちだろう。

娘さんは韓国の留学生仲間とうまくなじんでいるようだ。
若い人は、わだかまりなく隣人と付き合っていけるのに、大人社会、とりわけ政治家は、意地を張り合っているのだろうか?

互いの国益を主張する前にお互いの国でまじめに学んでいる留学生の気持ちも考えてほしいものだ。

友人の家庭も決して裕福ではない。送金するのにも手数料が高くつくと言っていた。
また娘さんは、留学生活の負担を軽減するために、安い6階に住まいを移したそうだ。ちなみに、その住まいにエレベーターはない。

互いの文化を尊重しながら、隣人と仲良くなれる日はいつ来るのだろうか?

終戦記念日

2006年08月15日 | 【エッセイ・コラム】
今日は、終戦記念日。
この日、小泉首相は最後の公約と言うべき15日の靖国神社参拝を果たした。
ここで靖国参拝を論じるつもりはない。

だが、この日を迎えるたびにそして僕が、年を重ねオヤジになった現在でも戦争により尊い命をなくした未来ある人々を憂える。

特攻隊により死ぬことを運命付けられた少年たち。
そして今注目の映画が一ヵ月後上映される。

あの海の特攻隊といわれた人間魚雷「回天」の少年たちを描いた作品だ。
CMでも、市川海老蔵が高校野球の選手として登場するシーンのそれだ。

映画「出口のない海」は未来を夢見ながら出口のない海に死んでいた。青年たちの物語。
あの映画「半落ち」でも話題になった佐々部清監督。山田洋次が脚本。主題歌を竹内まりあが歌っている。

この回天は、もともとは魚雷自体を人間が操縦するのは困難で訓練中に命を落とすものも出たそうだ。

戦没者は106名。そのほとんどが20歳前後の若者だ。神風特攻隊にしても若き命が犠牲になる。ある人は、名誉ある死と言うが特攻隊は明らかに負けることが決定的な時期のものだ。

未来の子供たちに二度とこんな過ちによって尊い命を犠牲にしないためにも、僕は哀悼の意と不戦の誓いを立てることが大切だと思っている。
地球上に戦争がなくなる日を祈って。

お好み焼き

2006年08月11日 | 【グルメ・名古屋めし】
昨日は、子供たちを連れてお好み焼きを食べに行く。
関西風お好み焼き、広島焼き、もんじゃ焼きとお好み焼き系のフルコースで食べた。

ここの店は、チェーン店で種類が豊富で価格がお値打ちということもあり昼から人気が高い。

難点は、自分でやらなければ行けない事。
学生時代はお好み焼きと焼きそばの店でバイトをしていたので焼くのにはなれている。
しかし、この店換気がイマイチ。汗と熱に格闘しながら焼かなければいけない。
最近の焼肉屋みたいに各テーブルにダストがあると助かるのだが。

お好み焼きは関西、広島、東京と大別できるが、過去に食べたお好み焼の中で僕のベスト1は京都の「一銭洋食」
薄く焼いた生地に九条ネギ・天かす・ちくわ・卵・肉・こんにゃく・桜えびなどが包んである。
割って食べると中からトローっと黄身が流れ、甘いソースと具の相性も格別の味だ。

子供の頃、もっとも印象深いのは商店街のお店の前で売っていたお好み焼き屋さん。
薄くのばした生地の中に挟まれているのはキャベツのみ。
甘辛いソースとキャベツの甘みが重なりおやつ代わりにしていた。

そして、もっとチープなのが母が作ってくれた。
小麦粉に砂糖を入れて焼いただけの和風ホットケーキというべき「せんば焼き」この素朴な味が母が作るおやつとして印象深い。

僕が、一銭洋食が好きなのは、母の味と子供の頃の思い出が重なっているためかもしれない。
○店内の様子とメニューはこちらを見てね。


伊藤若冲

2006年08月06日 | 【美術鑑賞・イベント】
BRUTUS (ブルータス) 2006年 8/15号 [雑誌]

マガジンハウス

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○ブルータス

今、若冲が熱い。
若冲とは江戸末期の画家・伊藤若冲。
現在、東京国立博物館で「若冲と江戸絵画展」が開催されている。
今回のブルータスでも大々的に特集が組まれた。
先日もたけしの誰でもピカソで取り上げられていた。
またその作品はコレクションブログとして公開されている。

この人の作品は、実に粋な作品が多い。
たとえば、主題を仏教の涅槃図におく樹下鳥獣図屏風などは、升目描きによるモザイク表現が斬新で現代美術的思考を感じる。
宇多田ヒカルのSAKURAドロップスのPVに使われてている。

三十幅にも及ぶ「動植綵絵」は動植物の姿を巧みに描き出している。
鳥、魚、四季の花々姿が意匠的に配されているが、その姿が若冲の独創的な視点で描かれていることに驚嘆する。

若冲は、実業家プライス氏により見出された。
本来、日本文化は日本人により見出されるのがしかりだが、江戸絵画はアメリカ人により評価された。またゴッホやゴヤ、ルノワールなども江戸の錦絵に魅了され絵画革新的手法として取り上げられた。

日本、とりわけ江戸の絵画は西洋をわたり日本で再評価されてきたのも、次の世代のアートの嗜好に限りなく近いことによるだろう。

こうしたことが、ジャンルという垣根を取り除きボーダレスを生めば日本の中世、近世絵画も根付いていくにちがいない。


亀田問題

2006年08月05日 | 【スポーツ】
あえて、こんなタイトルにしてみました。
今回のタイトルマッチは、不可解なジャッジに対しての不満が亀田興毅と言うニューヒーローをヒールへと変身させるマスコミ操作があるように思えるのは僕だけでしょうか。

たしかに、あの試合は大半は負けと見たでしょう。あのジャッジが亀田負けとなったらこれほどまでに大きくなったのでしょうか。

19歳の若者の心中はわかりませんが、彼のキャラクターからすれば素直に負けを認めるより次の試合で勝つことだけが、正しさの証明と考えているのでしょう。

今回のことで、お金にならないと判断したならスポンサーは彼を見放すでしょう。
もしスポンサーが彼を見放さなかったら、真にスポーツを盛り上げようとする企業として評価されると考えます。

マスコミやメディアは、売れるためにはアスリートを賞賛や批判の材料にします。
最近では、荒川静香選手や安藤美姫選手、ワールドカップサッカーしかり。

プロ選手なら当然と言う批判はあるかもしれません。
今回の問題は、メディアの視聴率争いの格好の材料です。

これ以上、議論をするとメディアに乗せられる結果となりかねないないので
今回はこれで終わります。
ただひとこと、僕は、ボクサー亀田は好きですから、彼を応援し続けると思います。

メディアの弊害

2006年08月04日 | 【エッセイ・コラム】
亀田興毅の試合にふがいなく思った方も多いだろう。
また、彼を好きなファンなら批判することなく祝福しているだろう。
しかしながら、ジャッジ表を冷静に見れば僅差の勝利も受け入れても良いのではと思う。
僕もボクシングの世界戦は、どんな選手でも欠かさず見てきた。
ボクシングのジャッジはその時々で微妙に動くものだ。
たまたま、今回のジャッジは亀田に動いた。

解説者の鬼塚勝也も、現役時代の防衛戦での微妙な判定でかなりの批判を受けていた選手だ。
しかしながら、彼のディフェンスは防衛に値するテクニックだった。
当時、日本人チャンプは彼一人。
彼はその重圧を受けながら戦っていた。
そして彼は、最後の試合で引退を表明し、網膜はく離で視力が低下していた事実を明かした。

アスリートは、重圧の中で戦っている。その重圧に押され本番で力を発揮できない選手も多い。
精神的重圧であれば、アスリートは批判を甘んじて受けるだろう。
しかし、最近はメディアによる過剰な期待や演出。マスコミの過剰なバッシングにアスリートはさらされる。

亀田の試合は、試合以外のところでプレッシャーが思わぬ苦戦を強いられた最大の要因ではないか。
まだ、未成年の少年が大人の都合で動かされている。
才能あるアスリートたちをメディアの商業主義にさらしていいのだろうか。

昨夜、フィギュアスケートの祭典が放映された。
ここにも若い才能ある選手が数多くいる。
将来ある選手のはつらつとした演技を見て、次の五輪まで大切にはぐくんでほしいと思った。
そして、リンク以外の過剰な報道をひかえてほしいと感じた。

荒川選手のように栄光を手にし引退を決意した選手への報道は良しとしても
栄光を手にするチャンスをメディアが奪う権利はない。
スリムになり、ダイナミックな演技をしたミキティーやジュニアでの敗北後、元気な姿で登場した真央ちゃんを見ててそんな気持ちを抱いた。



亀田興毅

2006年08月02日 | 【スポーツ】
「巨人の星」伝説―星一徹と50の名言

読売新聞社

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○亀田父の名言集ができたら売れそうだね。

今日一日は、亀田興毅一色の日だろう。
世界ライトフライ級王座決定戦が行われるが、まあ99%勝つことは間違いないだろう。

今日も昼から、亀田の魅力について特集していたが同世代の女性ファンが多いことに驚いた。やっぱ、男は強くないといけないのかな~。
強いものへの憧れは、老若男女を問わず持っているだろう。性格とか恋愛対照としては別なのかもしれない。

僕なんか、あのメンチきりだけは好きになれない。
亀田3兄弟が、普段はクールだったら、もっとかっこいいと思うんだけど。
オヤジさんもかなり悪そうだから、あのメンチきりも直伝なんだろう。

ただ、あの親子関係はすごいし、いいね。
僕は、巨人ファンでなくても燃えた「巨人の星」に夢中だったから、星一徹と飛馬が重なって3兄弟の今後の足跡に思いをはせてしまう。

今晩は、ワールドカップ並みの高視聴率になるだろう。
そして、密かな楽しみはあのT-BORANの森友嵐士が国家斉唱すること。
あの「離したくない」ばりに「君が代」を聞かせてください。
T-BORANファンも亀田3兄弟に足を向けて寝れないだろうな。

何か、余談が多くなりました。
亀田興毅のベルト奪取を心より祈ってます。がんばれ!亀田興毅!

フォワグラと野菜ジュース

2006年08月01日 | 【グルメ・名古屋めし】
伊藤園 緑の野菜 930g

昨日かかりつけ医から健康診断の結果が郵送された。
結果は、脂肪肝の疑い。いわゆる肝臓がフォワグラ状態。

夏になると、なぜか食欲が増す体質のため食いすぎなのかな?と思いつつ。
やっぱ野菜不足かなと、とりあえず近くのスーパーで緑黄色野菜ジュースを購入。
当分ヘルシー生活突入を決意した。

六年前に心筋梗塞の手前で奇跡の復活を遂げてから、20年以上一日40本以上吸い続けてきたセブンスターを断ち、茶々丸との2回の散歩に体重維持に努めてきた。酒は好きだが、以前よりはセーブしてきた。

昨年までの結果は健康状態。月に一度の通院とコレステロールと中性脂肪を抑える薬も飲んできた。
その結果が、フォワグラではちょっと情けない。
世のちょいワルオヤジのちょいムチボディーがいいなんて言ってられない。
よし!こうなれば、中年オヤジの意志の強さを見せつけてみせると固く決意。
目指すは、一ヵ月後の血液サラサラ、エイジレスオヤジの艶姿をお見せします。