映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観賞
1979年公開のメル・ギブソン主演のマッドマックスシリーズの三作から数えて、35年ぶりの本作。監督のジョージ・ミラーは、2003年の企画段階では、メル・ギブソンに引き続きのオファーをしたそうですが折り合わず、さらに息子役としての新マックスに、亡きヒース・レジャーを企画してたそうです。
それから10年を費やして、新しいキャスティングにより今回の作品が誕生。主役のトム・ハーディはオーディションによりマックス役を射止めたことで、メル・ギブソンのマッドのイメージをうまく引き継いだように感じます。
物語は、助けられなかった妻子など失われた命の幻覚と幻聴のなか、一人旅するマックスが、イモータン・ジョーを頂点する狂信的な集団に連行され、奴隷として扱われる中で、シャリーズ・セロン演じるフォリオサ大隊長の裏切りにより彼女と手を組むことで、イモータン・ジョーの集団を壊滅に追い込むというう内容です。
異様な悪の集団のキャラクターは、さらに個性をまし、アフリカナビ砂漠で行われたロケは、カーアクションやスタントもシリーズの世界を踏襲しながらパワーアップ。過去のファンも含めて新しいファンをも掴む勢いを感じます。
幾多の困難を乗り越えて出来上がった作品だけに、ジョージ・ミラーの超絶完全復活の大満足な作品でした。