65オヤジのスタイルブック

グルメサイトとグルメブロガーのもたらす弊害

最近、お米の産地偽装メニュー偽装などの事件により食品偽装問題が再燃しています。それらの事件に関連して、朝のワイドショーで面白い実験をしてました。

加工ハンバーグを、手ごねハンバーグと加工ハンバーグの2種類で表記して、どちらが美味しいか判断してもらうもので、なんと3対1で手ごねと表記したものに集中したことです。

この実験はだまし打ちのようなものですが、人の味覚の曖昧さを証明した実験としては適切に思います。そして何より、一部が表面化しただけで、産地偽装は氷山の一角のように思うのです。そして、グルメブームの中で、産地と言うブランドにより人は踊らされてはいないかと感じます。

そのブームを生み出したのは、グルメサイトやグルメブロガーのも事実で、それらの情報を鵜呑みしている現状があるのではと、個人的にも反省しています。

僕自身は、さまざまなジャンルの中で好奇心旺盛に、ブログで発信してきました。中でもグルメジャンルに関しては、自分の主観で美味しかったものだけを取り上げてきました。もちろん、グルメサイトやグルメブロガーの情報を得ています。ただ、僕のポリーシーとして、お店の味の批判はさけて、自分に舌に合わなかったものは紹介しないと決めています。

今もメディアで活躍するグルメ評論家の方々は、一様に本当においしいと思うものしか紹介してませんでした。そこには食を伝えることへのプライドと品格を感じます。

今ネットを賑わしている情報は、高評価と並んで聞くに堪えない批判が乱立し、それを楽しんでいるかのように感じます。

今日地元で、イタリアンをリーズナブルな価格で提供している、ご夫妻のお店に久しぶりに訪れました。会計の際に、グルメサイトの話になり、奥様はサイトの評価を見るのが怖いとおしゃっていました。このお店は僕にとってはお気に入りのお店で、連日地元のおお客様でにぎわっています。

一度の来店だけで辛辣な評価をする。そして、そのことが店を愛する人々にまで影響してしまう。紹介するものは、その責任を自覚すべきではと思う今日この頃です。


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