すくらっぷ・ブック

ex)audioblaze,frost flower

フォースを見せて下さい

2006-08-29 17:26:32 | diary
便りがないのは元気な証拠。

ということで、久々の更新。

いっつも言ってる気がしないでもないが、
なんだかんだと忙しい日々を送ってる。
とは言うものの、せっつかれるほど忙しいかというとそうでもない。
自分の時間が全くない訳でもなく、それなりの忙しさ。
そんなのにかまけてると、日記も更新しなくなるわけです。

さしあたって変化はあるものの、
それが大根本に係るかというとそうでもなく、
かと言って、ないよりゃましというレベルの小さいことでもない。
この先がどうなるかなのだが、あんまりはしゃいでると足元すくわれるよん。
どこかの部分でどっしりした物が必要なのだが、あいにくそれが見つからない。
視野は広できるだけ広く、一歩下がって見ると見えることも多い。
がむしゃらに進むだけじゃ、それが間違いだった時に戻るのも大変なのよ。

ということで、ここ最近の脱力ときたらまーいい感じ。
やっとPUFFYの境地にたどり着いた感。
まぁ、もぎたての果実ではないのですが。

準備はできてきてるのさ。
あとはボタンを押すだけ。
タイミングだけを計りつつ、じっと息を詰める。

欲求が多くなると、それだけ何かをしなければいけない。
昔に比べれば、ある程度お金が自由になるとか、
手練手管を覚えたとか、色々あるけれど、
それだけで全てが解決するわけじゃない。
どんなことでもポジティブとネガティブ、
表面と裏面、ジェダイとダークサイド。
いろんな要素があって、そんな中でバランスをとらなきゃいけない。

ある複数人が一丸となって何かをやり遂げる場合、
そんなバランスをみんなが担ってる。
自分の役割は自分で決めるものじゃない。
その中で自ずと生まれてくるものだ。
人の役割は独りで決めるものじゃない。
みんなで生み出すものだ。
引き出すといったほうが適切かもしれない。

しかし、それを放棄するかどうかは自分次第。
放棄することが決して全て悪いほうに行くとは考えてはいないし。
放棄することも何かを生み出す第一歩には違いないのだから。

コンビニで考える

2006-08-23 13:57:34 | diary
久々に更新。

さしあたり昨日大変ショッキングな出来事があったので、
そのことだけ綴っておく。
ちなみに、内容はシークレット。
というか、たいしたことじゃないっすよ。
「こんなとこでこんなミスを!」みたいな感じではあるが。
情けない。

で、めまぐるしく色んなことがおこるこの日常。
嬉しきことでもあり、また、こんなときは浮き足立たないように、
しっかり地に足つけることが大事だなと。

昨日ある漫画で、
「やさしいのと優柔不断なのはちがうのよ!」
と、まぁかなりベタな台詞を読んで、ちょっとハッとした。
そーだよなー、とか思ってみたり。
おれって実は後者じゃねーのと少し自己嫌悪。
そーか、なるほどと勝手に納得。
チャンスは一瞬だからね。
それを逃さないためには少々強引な決断力。
これ必要ね。
ワンマンにさえならない程度で。

あと、BECK。
昨日久々に立ち読みした。
面白かった。
決して夢物語ではない夢物語というのは心地いい。
夢物語を夢物語にしない為にはちょっとの努力なのかと。

一念発起が持続しないのだけは何とかしなければならない。
ここらでなんとかしないとそろそろあの虫がうずきだしてる。
何かを区切らずに、軌跡を繋げることができれば。
物の本質を探るのなら深く掘り返してみればいい。
情緒のある物理的発想が一番だと思う。
その為の準備。
考えないことが楽だと知ってしまっているならば、
単なる快楽の追求でしかなく、
もちろん究極は快楽の追求なのだが、
そこに行き着くための紆余曲折は逃れられない事実なのだ。

どーせ。

matisyahu@liquidroom

2006-08-15 16:40:25 | musics
とりあえず、素晴らしいの一言。
1時間半くらいのライブを最前列で鑑賞しました。

最前列と言うのはいつでも周りにイラっとくるが、
今回は程々にスペースも空いてて、
とは言いつつも、客が少ないわけではなく、
なんとなしに踊るスペースを作っているのかなという印象。

写真からだと、インテリでちょっとお堅い印象を受けるが、
そんなことはなく、飛び回ってました。

結構ライブ音源は聴いてるんだけど、
この人のライブは当り外れがあって、
なんかそつなく終わる時もあれば、
爆発する時もある。
昨日はかなりいいほうのライブだった。

うまく言葉では言い表せないけど、
稀なアーティストだと思う。

自分でやることと、してもらっていること。

2006-08-08 16:11:07 | diary
えー、各方面から誕生日プレゼントをいただきました。
この日記を見てくれている人、見ていない人も感謝します。

昨日歯医者に行ってきましたが、
すごく痛くされました。
また明日行くことになってます。
すごく痛くされるのが分かっているのに、
また行かなきゃいけない。
まるで十三階段を昇っているような感じです。

最近、自分の中にある常識をひどく疎ましく思うときがある。
ダムの水位はいっぱいいっぱいなんだけど、
水門を開放できない状態になってる。
性格上の問題なんだろうし、
自分がいっぱしの常識人だとはけっして思わないが、
最近はそれでも邪魔だなぁ、と思う。
打ち破りたい気持ちと、常識の葛藤が激しいのです。

もう少し楽観主義になれればなと自己嫌悪。
自己嫌悪するあたりで既に楽観ではないが。
反省は大いに結構ですが、ブレーキをかけるだけのもんでもないし、
ましてや、スタートラインに立たなくするためのもんでもないしね。

今はある程度準備されたもんに慣れすぎたと思ってる。
昔、吹奏楽団に入ろうとしたとき、
手段は二つあって、ひとつは全国大会レベルの楽団に入って、
自分も全国大会メンバーになる。
もうひとつは、自分で楽団を作る。
もちろん一人だけで作れるわけではないので、
発起人ということではあるが、
人数もパートもままならないところから始める。

ぼくは後者を選びました。
なんでもそうだが、できあがってるところに入るのは、
どうにも性に合わない。
「いやー、全国大会出たんだよね~」なんて恥ずかしくて言えるか。
昔、高校のOBバンドを作ったときには6人から始めた。
その後、紆余曲折を経て、一応演奏ができる人数まで固まった。
とある理由から、その楽団を辞めたあと、
何回か演奏会をしていたようだ。

その頃は、練習場所の確保、人材確保、スケジュール調整、
楽譜の準備、他団体との折衝、会計とか、
そんなことに時間を費やしていて、
録に練習なんかしていなかった気がする。

今と変わりませぬ。

この間、はじめてスウィングガールズ見たけど、
あそこで描写されてんのもそんなだなーと思った。
やれ、楽器がないとか、指導者がいないとか、
演奏場所がないとか、メンバー足りないとか、
出場手続きとか。
もちろんそんなことがあって、初めて演奏できるわけ。
水面では優雅な白鳥も、水面下では必死にもがいているわけですよ。

話は戻って準備されたものに慣れすぎた話。

フジに行ってから、某大型BBSなんかで感想見ると、
トイレが少ないだの、喫煙者のマナーが悪いだの、
まぁ、ネガティブな感想が結構ある。
どうなんでしょ、インフラはかなり充実したと思うんだけどな。
昔は、グリーン⇔ホワイト間の橋なんて半分しかなかったし、
入場ゲートからオアシスへの橋もなかった。
トイレはもっと少なかったし、ボードウォークだってなかった。
02年の時はアバロンとヘブンのドリンクが全て売り切れという事態もあった。
死ぬほど暑かった年で、往復一時間以上かけて、ホワイトまで飲み物を買いに行った覚えがある。
みんな死にそうになってた。

例えば、フジロックの大前提には「不便を楽しめ」っていうのがある。
日高代表はその時のドリンク売り切れという事態に触れ、
「水がなければ、川の水を飲め」と言った。
確かにその意見はまぁ、どうかなと思うところだが、
来場者側に、全てが準備されているという勝手な意識があるのは否めない。来場者がしてくる準備といえば、もっぱら出演者の予習だけだ。
煙草に関しても、もしマナーが悪いと思うんなら、
その場で本人を諭せばいいじゃない。
もちろん、シチュエーションによる。
中には、歩きながらタバコ吸ってるのは禁止したほうがいいなんてことを言う非常識なバカもいたが。
山の中で節度を持っている喫煙者はとぼされる理由もない。
逆に、嫌煙者も全てが整備されていると思っている。
そんなやつらがゴミを捨ててくんだろうね。
自分がなんもしなくても、周りがしてくれる、するだろう、なんて思ってるはず。
一昨年くらいまでは、世界で一番クリーンなフェスと呼ばれていたのに、
今では、おそらくその影もないだろう。
orgあたりでも、このことは結構記事になってて、
ゴミを何とかしましょう!、って声高に訴えてた。
でも、これでまた綺麗なフェスが戻ってきたとして、
それは、先に言われていた世界一クリーンなフェスとは、
ちょっと違うものになっちゃうんだろうと思う。
一度失ったものの代償はでかいよ。

またちょこっと脱線したけど、
最後に自分に何かが残るのは、
結局自分がどれだけのことをしたか。
その多さによると思う。
あとは、感謝の気持ち。

この二つを常に心に。

朝霧に向けて

2006-08-04 10:28:05 | diary
次は朝霧だ!
ということで、出演者予想など。
結構これ当たってると思うよ。

決定は前にも書きましたが、the pogues
そんで、かなりくさいのは、
ron sexsmith、michael franti and spearhead、the zutons、
erol alkan、justice、pedro winter
あたりかな。
the zutonsはフジでてるし、ちょっと微妙かなとも思うけど。
各オフィシャルサイト見れば、もうちょっとわかるんだろうけどね。

ともあれ、smash mobileでの先行が明後日からなので、
とりあえずもう動き出さなきゃというところ。

今年も晴れてほしいねぇ。

歯医者

2006-08-03 23:03:15 | diary
かなり前から騙し騙しにしてはいたんだけど、
昨晩、虫歯が荒れ狂いました。

3時ごろから痛みが暴走しだして、
全く引かない。
ちなみに今まではそんなに痛くなることも、
痛みが持続することもなかった。
夜間診療を調べるも、歯科医はないとのこと。
「朝まで歯痛を抑えるには」というサイトを見ると、
イブプロフェンを飲んで患部を冷やし、ぬるま湯でうがいをする。
と書いてあったので実践する。
なんとか軽く治まったようなので、再度眠りに。
しかし、5時半頃からまた再発。
しかも尋常な痛さじゃない。
まさに七転八倒。
119番にも電話した。
拳銃で打ち抜くことも考えた。
それくらいの痛烈な痛み。
再度、服用間隔に問題はあるがイブプロフェンを摂取。
しかし全く治まらず。
119番に電話して教えてもらった夜間診療案内所に電話をすると、
一番早い歯科は吉祥寺の7時から。
行ってられっか。
次は池袋の7時半から。
アラ、いいじゃない。
即その病院に電話をしてみる。
「…木曜日は休診です」
もう一回案内所に電話をし別の歯科を聞く。
大久保に8時からの歯科があるとのこと。
電話をしてみると、やってますとのこと。
大久保までタクシーを飛ばす。

オイ、運転手。
おれは大久保2丁目に行けと言ったんだ。
なぜ貴様は百人町2丁目で降ろそうとする。
こっちは激痛で気が立ってるんだ。
死にたくなかったらさっさと向かえ!

そんなこんなで大久保に到着。
交番で詳しい場所を聞く。
欠伸しながら仕事すんな、おまわり。
かなり近いんだから住所くらい把握しとけ、クソヤロウ。

激痛の中、ふらふらになりながら何とか到着。
ちなみにタクシーの中で会社の早番に電話。
そんな状況の中でもしっかり社会人な自分がちょっといや。
事情を説明し、治療後また連絡する旨を伝える。

相当久しぶりに歯医者の門をくぐる。
十数年ぶりだ。

治療が始まる。
レントゲンを撮り、麻酔を注射。
後はされるがまま。
少し削る。
あとはなんだか詰められる。
レイプだ。
ゴム手袋をした歯科医の指が口の中をもぞもぞと徘徊する。
麻酔で痛みも治まっているせいか、
「ゴムフェラってこんな感じかしら」とバカな発想をする。

結局、9時過ぎに治療は終了。
昔の痛いという歯医者のイメージはなかった。
この際だからついでに全部治してもらおうと思う。

全く寝れてないのと、七転八倒した体力の消耗から、
会社はお休み。
朝食をとり、時間は10時過ぎ。
場所は大久保。
おれはギタリスト。
となれば、行くしかないでしょ、ハイパーギターズ。
ということで少し時間を潰して大久保楽器屋ツアー。
何も買わなかったけど。

その後、自宅帰って一休みのつもりがしっかり本寝に。

歯はちゃんと治しましょう。

fuji rock festival '06

2006-08-02 21:55:18 | diary
今年も行ってきたので、まぁ軽く感想など。
と、この先を書こうとしても陳腐なものになってしまうので、
詳しくは書かん。
おれの感想が知りたきゃ、一度ぜひ行ってくれ。

シャトルバスに揺られて、眼下にグリーンステージとキャンプサイトを彩るテント群を見ると、「あー、今年も来たな」と実感する。
あの高揚感たるやなかなか経験できないと自分では思っている。

腕にリストバンドをはめて、ゲートをくぐり、
一足早くスタートしているレッドの音が聞こえたときもなんとも言えない気分。

そして、SCIが出てきた瞬間。
この強烈な体験と感動と共に夢のような3日間はスタートした。

終わった時は虚無感しか残らないけど、
日を追う毎に新たな感情が生まれてきて、
それが思い出になっている。

また、1年後。
それまではかの地に思いを馳せながらわくわくしながら毎日を暮らしていく。