acco ZONE

コトバにしなきゃ伝わらないこともある
コトバにしなくても伝わることもある
accosのつらつら日記

あー何だか今

2008年01月27日 | こころ
猛烈に走り出したい
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要適応能力&要柔軟性

2008年01月26日 | にほんご
来週から新しいクラスが始まるということで
今日は前任の先生(インド人)から引継ぎをする予定でした

しかし出発の15分前
その先生が
「今日はあなたが授業するのよ」
と言った
そして
「私は行かないからよろしくね」
と言った

それもふてぶてしくソファに寝そべりながら


え?
えーっと

…え?


ありえません
準備なしで授業をするなんて

一時はテンパリました
でもどうあがいてももう時間がない

こりゃもう行くしかない

そりゃ行くしかないっしょ

というわけで
そのクラスを終えて帰ってきました

乗り切りました
何とか今わたし生きています


もういちいち驚いてられないよ
あーもうやるしかないんだなと改めて思った

いやぁ鍛えられるよ


というわけで写真アップします
今日は食べ物編

Kadai Paneer (フライパンで作ったチーズ入りカレー)
野菜たっぷり油たっぷり


誕生日に食べたタンドゥーリチキン
鳥インフルエンザがインドで広まる前に食べたから
感染はしてないと思う


ミールス
このテンコ盛りのごはんの上に
たくさんのカレーがかけられていく
バナナの葉を皿代わりに使うのが南インド風


知人がくれたスイーツ
ギーと呼ばれるミルクが使われている
左下の銀色のスイーツは明らかに体に悪そうよね

おいしかったけど
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しっぽり誕生日

2008年01月20日 | つらつら
昨日誕生日を迎えました

朝までビールを飲みまくれるような
環境と友人に恵まれなかったため
しっぽりと寺院巡りをすることにしました

チェンナイからバスで2時間ほどの村
『カーンチープラム』へ


青空に白い漆喰が映えてた


何か愛らしい
宮崎駿の作品に出てきそうなキャラ


上のライオンを見てください
ものすごく怖い顔なのにポーズはかわいい


牛はインドの神様
でも本当に敬われてるの?と時々疑問に思う


寺院内では
しげしげと彫刻を観察したり
スケッチやメモをしたり
現地の巡礼者に
「ねぇねぇ今の何?」
とインタビューしたりして
ワクワクした時間を過ごしました

ただ
観光地化された客引きの人には
本当にうんざりだったけどね…

というわけで
今年も充実した日々になるように頑張ります

みなさま
どうかよろしく
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涙の意味

2008年01月20日 | にほんご
生徒の女の子が
クラスが終わってみんなで話していたときに突然
教室を飛び出した

私を含めクラスメイトも
「え?何?…なに?」状態

みんなが去った後
ドアの側にいた彼女が入ってきた

教室には
私ともう一人のクラスメイトの女の子

そして彼女は
言葉もなく泣き出した


彼女はクラスで一人だけ
今月末に日本へ行くチャンスを手にした

名誉なことだし
かなり大きなチャンスで
誰もが喜ぶものだと
私は信じ切っていた

しかし彼女は泣いている

私は気付いた
喜びだけではないんだということに

彼女はとてつもなく不安で
家族と離れるなんてありえなくて
でも
仲間には冷やかされたり
僻まれたり
応援されたりする

ずっと苦しかったんだなと思った

彼女が日本へ渡った後
数回に分けて彼ら全員が日本へ行く予定らしい

私は彼らに
私のできることを精一杯しようと思った
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たすけてくれー

2008年01月15日 | インド
レストランの兄貴が服をプレゼントしてくれた

明日はポンガルというお祭りで
豊作を願って太陽の神にお祈りをする
そして人々は新しい服を買う
自分にだけでなく人にも買う

というわけで私にもくれた

信じられない
兄貴は
私が喜んでくれればそれだけで十分だと言った

喜びに浸っていたのもつかの間

他の友達から電話がかかってきた
「アキコは人のことを考えない!自分のことしか考えてない!」
と本気で怒られた


もう何なのかよくわからん

嫌なことも悲しいことも嬉しいことも楽しいことも
全部一緒に押し寄せる

1秒1秒で状況が違う

たすけてくれーたすけてくれー


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無罪

2008年01月14日 | インド
家に招待してくれた警備員の女の子たちとのことで
問題が起きた

彼女たちの上司が
ニホンジンである私との仲に疑問を持ち始めたのです

勤務時間中に話をしたりすることも気に入らなかったのでしょうが
『相手がニホンジンなのに深入りしすぎだ』というところから発展し
私が彼女たちにお金を貸しているのではないかという疑惑が
彼らの間で勝手に形成された

彼女たちの早退の許可を直前に取り消した挙句
彼女たちの行動
つまり
単に私とフレンドシップを持ち
楽しく話したり冗談を言い合ったり
家に招待したりという行動を
もっと上の人物に報告した

その報告もきっと
勝手に疑惑を捏造して報告してるにちがいない

私が何か問題を起こせば
彼女たちを警察に突き出すとまで言い出した


仮にも彼らは警備会社
きっと本当に警察に突き出すのだろう



彼女たちが何をした?
私が何をした?


根拠はどこにある?


やりきれない怒りと
彼女たちに対する申し訳なさと
悔しさと虚しさと
彼女たちに対する愛着すべてが
私を渦の中に巻き込んだ


この社会は
すべてが事実として存在し
それぞれがそれぞれとして存在する
しかし
理不尽なことも
権力という鎧をまとって堂々と存在してしまう

私たちはそれを受け入れるしかない



私がお金を貸したかどうかなんて
もうすでにたいした問題ではなく
このような事態に発展してしまっているということが
事実なのだ

純粋に彼女たちを人として好きになり
仲良くなりたいから仲良くなったという自然の成り行きが
たちまち不自然なものとして影を落とす

悲しくてたまらない

私は彼女たちに何ができるだろうか
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棘が丸くなった?

2008年01月12日 | こころ
自分の態度や心の状態は
周りの人に伝播する

ということは
それを受け取った周りの人の態度で自分の状態がわかる


レストランのおにいちゃん編

近所にある庶民派レストランの料理長アニル
彼はいつも持ち帰りカウンターのレジに座って厨房を統括している
ここのマトンフライドライスに一目ぼれして以来
ちょくちょく買いに行ってたんだけど
無口な彼が少しずつ話してくれるようになり
私の注文を彼自身が作ってくれたりするようになった

徐々に仲良くなり
奥さんと子ども
友達まで紹介してくれた

家に招きビリヤニの作り方を丁寧に教えてくれた

最高においしかった

それに
毎日経典の引用なのか素敵な詩を送ってくれる

今やよきメル友です


警備員たち編

彼らは出前先企業の警備員
彼らと話すのはせいぜい1~2分
私がセキュリティーを通るときだけ

でも最近
授業がキャンセルされた次の日に行くと
「どうして昨日は来なかったんだ!」
と残念がってくれたり
「明日はちゃんと来るんだな!」
とチェックしてくれたりするようになった

純粋にうれしい

あと1週間でクラスが終わるから
彼らともお別れ

それを知った女の子たちが
今週末から来週明けに開催されるポンガル祭りに招待してくれた
彼女たちの家でパーティーをするそうです

楽しみ


自分の変化は自分でよくわからないけど
周りが変化してるってことは
私が変化してるってことなのかなと
思ったりします

そうだといいな


とにかく
このようなあたたかい出逢いに感謝
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2008年01月05日 | こころ
最近思うんだ

私は
『日本人』というよりも
『日本文化で育った人』といったほうが適切なのかもって

アイデンティティは”日本”にあるのではなく
”人”にあるんじゃないかなって



顔や体型は違うけど『人』は『人』
言葉や文化は違うけど『人』は『人』

みんな同じ『人』


私はずっと自分を主観的に見ることができなくて
全く見えない根本的な私と
客観的に構築され続ける”ワタシ”のギャップに
苦悩し続けてた

だから私は私自身が知りたくて故郷を出てみた
そして日本を出てみた

違う環境に身を置けば
自然と自分が浮き彫りになるでしょう?

だから外に出てみた
怖かったけどやっと出ることができた


そして最近
『私は私』
結局はただそれだけのことなんじゃないかなと感じてる



影響されやすい性格のおかげなのか
価値観がもみくちゃにされる毎日


答えなんかいらない
そのうち欲しくなるかもしれないけど
今はいらないや



最近ちょっと疲れ気味だからなのか
思考に境界線がなくなってきています

睡眠と日本語と現実と授業とごはんと英語とメールなどなどが
全部ごちゃ混ぜ

でもまぁ
ノープロブレム


来週からもう一つ担当クラスが増えます
また忙しくなりそうです

体の異変にだけは麻痺しないように気をつけます
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爆音とともに

2008年01月01日 | インド
あけましておめでとう
プッタンドゥ ナル ワルティカル(タミル語)
ナヤサル キ スブカム ナィ(ヒンディー語)
ヌータナ サンバツァラ スバーカンシャル(テルグ語)


日本に遅れること3時間半
さきほど2008年を迎えました

去りし年はいろいろとありがとうございました
いつも以上にみなさまの温かさを感じた一年でした

本年もみなさまにとって豊かな日々でありますように



この地方の新年は4月中旬ということで
年の変わり目は1月1日のみのお休み

ということで本日大晦日もいつも通りお仕事
そして1月2日からいつも通りお仕事

せめて大好きなビールは飲みたいと思うんだけど
お酒やたばこはよろしくないという風潮が強くあるので
全然買えない

スーパーには売ってないし
WINE SHOPと呼ばれる酒屋では
コソコソと肩身が狭そうに酒を買うおっちゃんのみが集う
そんな人たちを押し分けて
「おっちゃん!ビールくれ、ビール!」
って言うわけにもいかないじゃない


だから
「あぁぁぁビール飲みたい」と思うときは
コーラで気を紛わせてる
一応発泡性だからね

今日はビールの代わりに
カモミール牛乳を飲みました

キッズ?と苦笑いしながらすすった


さて
生徒に年明けの過ごし方を聞いてみた

やんちゃな生徒の中には
”2:00までディスコでパーティーですっ!”派
がちらほら

大半は”家で寝ます”派か”何もしません”派
時々”お寺へ行きます”派がいた

ディスコがあること自体衝撃だったんだけど
アルコールなしで踊り狂い
めいっぱい楽しむ彼らを見ていると
本当にうらやましいし素敵だと思う


まぁ
それぞれに新年を迎えたわけです

ものすごい花火の爆音を背に
カモミール牛乳をすすりながら
部屋の中でひっそりと新年を迎えたaccoなのでした

今年もよろしく
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