今年の春ごろ
『アダルト・チルドレンの子どもたち』アン・W. スミス
という本に出逢いました
いろいろと心に大きな負担がかかる出来事が続き
体調を崩していました
精神科へ行っても何だかしっくりこないし
ちょっと違うんじゃないかな…と感じていたときに
この本に出逢ったんです
衝撃だったなぁ
今までずっと漠然と苦しんでたことが
何ともすっきりと書かれていたから
『アダルト・チルドレン』
”機能不全家族”(主にアルコール依存症の親がいる家庭)で育った子供が
心の傷を負ったままそのまま大人になって
さまざまな困難にぶつかるんです
私の場合は
父親がアルコール依存症(たぶん鬱病も)
父親の理不尽な酔い方や
母親に対する暴力や荒んだ姿や
家族全員の心が日に日に離れていってしまう過程を目の当たりにし
本当に悲しかったです
末っ子の幼い私は
あたたかさが全く感じられない暗く重たい家の中で
みんなの心をつなぎとめようと必死だったように思います
でも結局
虚しさと
悲しさと
絶望と
孤独と
母の新たな裏切りだけが残り
本当にバラバラになってしまいました
だから
今でも家族全員の心がバラバラ
みんなそれぞれが孤独で
一番拠り所となるべき”家族”を心に持たず
消えない悲しみを抱えて生きているんだろうなと思います
こういう経緯で私の心は
私としてはかなり不本意なんですが
バランスを失っているわけです
私が本来持つ性質と
家庭環境によって構築されてきた性格に
かなりのギャップがあるため
余計にわけがわからなくなってるんだと思います
そこで
私が本来持つ性質を開花させようじゃないかと
思うんです
長年培われてきたものを壊していくには
かなりの根気と時間がかかるでしょうが
このまま苦しみを抱え続けるわけにはいきません
というわけで
私が特に克服したい点は
★自尊心がない
★自分の感情がよくわからないし
うまく表現できない
(一般論を自分の感情だと思い込んでいる)
です
日本語教師という仕事や人との出逢いで
うまく軌道に乗ればいいなと思っています