★★★★☆
1953年 日本
監督 小津安二郎
尾道に住む老夫婦が
東京に住む子供たちに会いに行く
旅支度をしているときの場面で
夫「空気枕、入れとけよ」
妻「こっちにはありませんよ」
夫「さっき渡したやろ」
妻「ありませんよ」
夫「さっき渡したやろ」
妻「ありませんよ」
夫「あ、あったあった。空気枕あった」
というような何気ない淡々としたやりとりがあるんだけど
妙に現実的なところがおもしろくて
微笑ましかったです
親子の関係とか
兄弟の関係とか
義理の兄弟の関係とか
現代にも通じるものがあるんじゃないかなと感じました
