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acco ZONE

コトバにしなきゃ伝わらないこともある
コトバにしなくても伝わることもある
accosのつらつら日記

【映画】EFFROYABLES JARDINS ピエロの赤い鼻

2011年05月22日 | 映画

2003年 フランス
監督 ジャン・ベッケル

★★★★☆


この映画好きです



どんなに恐怖を感じていても
すぐそばにユーモラスなおもしろい場面が潜んでいたり

何気ない日常の一コマにも
どこかの誰かの大切な想いがつまってるかもしれない


そんなことを感じました



主演の俳優ジャック・ヴィユレさんは
脳出血のため2005年に亡くなったそうです


この俳優さんの他の映画も観てみようと思います





【映画】P.S. I Love You

2011年05月22日 | 映画

2007年 アメリカ
監督 リチャード・ラグラヴェネーズ

★★★☆☆

旅先のテレビで放映されてて
途中まで観たんだけど
続きが観たくなったので借りてきました


主人公の純粋な想いと言動がすごくかわいかったです


愛する人と別れてしまっても
その人を忘れるわけでも
その人への想いがなくなるわけでもない

新しい恋ができないというわけでもない


大学時代の研究室の友人が恋愛について


男性は別名保存

女性は上書き保存

って言ってたのを思い出したけど
女性も別名保存するときもあるよね


かわいい映画でした



寝込みの日=映画の日

2011年02月16日 | 映画

昨日からの高熱がまだ完全には下がらず
今日は一日中家で大人しくしてました


家でゴロゴロしてるのは
そう珍しいことではないんですけどね


というわけで
持ってる長袖を全部着込み
靴下も2枚履き
頭からウール製のショールを巻き
ブランケットをかぶった状態で
映画鑑賞に耽りました



【映画】ホノカアボーイ


2009年 日本
監督  真田敦
★★★★☆


この映画好き

舞台はハワイ島北部の日系アメリカ人居住区

温かい人々
おいしい食事
穏やかな風
やさしく包み込んでくれる青い海


「この島では死んだ人はみんな風になる」


ホノカア行ってみたくなりました



愛する人との別れは悲しいものだけど
その人が風になっていつも頬をなでてくれるって思ったら
少しだけやさしい気持ちになれる気がしない?



風の音とか空の色とか
そういうものをいつも感じられる風景

想像しただけで顔がにんまりします



【映画】No One Killed Jessica

2011年01月31日 | 映画
2011年 INDIA (Hindi)
監督 Raj Kumar Gupta

★★★★☆


実話に基づく作品


1999年
あるバーで開かれていたパーティーで
当時モデルだったJessicaが銃で撃たれた


犯人として逮捕されたのは3人の若者
彼らは政治家の息子たちだった


300名にも上る参考人がいたにも関わらず
警察に証言したのはごく数名



Jessicaの姉のSabrinaを中心に裁判で争うことになったが
当初は目撃したと証言していた者たちにも裏切られてしまう


すでに政治家の手が回っていたのです


そして
第一審は敗訴に



長年にわたり裁判で争い
頼りにしていた人々にも裏切られ
Jessicaの家族は深い傷を負う



しかし
その敗訴を知ったテレビレポーターのMeeraが事件を取り上げ
徐々に事実が明らかにされていく



たった一杯のお酒のために殺されてしまったJessica
彼女のために民衆が立ち上がる






以前観た『それでもボクはやっていない』でもそうだけど

裁判で真実が明らかになるとは限らない
真実は真実でしかないはずなのに…



『真実は起こってしまった瞬間に人の幻想になる』


何かの本に書いてあった



確かなものだと信じていても
それが確かかどうかわからない

正しいと信じていても
それが本当に正しいかどうかわからない



相変わらず
そんな答えの出ない問いにはまってしまった
私なのでした


テレビレポーター役の女優(Rani Mukherjee)が好きです
音楽もかっこよかった




『インド映画といえばダンスシーンだ』
と思い浮かべる人も多いかもしれないけど
最近ではこの作品のようにダンスシーンのない社会派の作品も
チラホラ見られるようになってきました


【映画】パレード

2011年01月15日 | 映画
2010年 日本
監督 行定勲
★★★☆☆

俳優陣がよかった


現代の若者たちのイメージが
うまく表現されてると思いました


都会の片隅で一緒に生活している5人

仲がいいというのとはちょっと違う



でもなぜか居心地がいい



平穏と淀み

安心と甘え


そのようなものが何となく漂っている部屋


たしかに居心地はよさそうだし
ちょっとだけ面白そうなみんなと一緒に住んでみたいと思ったけど
決して爽やかで明るい場所ではないなと感じました



列を作ってパレードしているつもりでも
実はまったく違う方向に歩いていっているのかもしれないね



原作本を読んでみようと思います


【映画】2LDK

2010年12月25日 | 映画
2003年 日本
監督 堤幸彦

★★★☆☆


ホラー映画より怖かった…


登場人物は
自称映画女優の二人

タレント事務所が用意した2LDKの部屋をルームシェアする
プランド物に身を包む先輩のラナと
佐渡島から女優を夢見て上京してきたのぞみ


表向き仲良さそうなんだけど
二人が同じオーディションで最終まで残ったある日
ちょっとしたことで日ごろの鬱憤が爆発し
殺し合いにまで至る



二人の狂いっぷりから目が離せませんでした
凄まじかった…

【映画】スイートリトルライズ

2010年12月24日 | 映画

2010年 日本
監督 矢崎仁司

★★☆☆☆



傍目から見ると幸せそうな夫婦
でも心はすれ違うばかり


「この家には恋が足りない」


要するに
夫婦でダブル不倫して
お互いに小さい嘘を積み重ねていくっていう話です



もともと
恋愛小説だったらしいんだけど
これは映画化せずに本のままがよかったんじゃないかなと思う




小説って
読者にとっては脚本のようなもので
読みながら情景を思い浮かべたり人物の気持ちを想像したりして
自分なりに一つの作品を作り上げていくでしょ?



いわば読者自身が映画監督というわけです



私の場合は
伊坂幸太郎の作品以外は大抵原作を読んでない場合が多いから
映画作品として鑑賞できるんだけど
この映画は大衆向けの映画作品じゃなくて
誰かが読みながら思い浮かべた情景という印象で
映画というより本という感じでした


だから
何というか
私にとっては
パンチが足りませんでした(笑)


【映画】ハンサム★スーツ

2010年12月21日 | 映画

2008年 日本
監督 英勉

★★★☆☆


33歳にして女性と付き合ったことがない琢朗が
着るだけで理想のハンサムになれるハンサムスーツを手に入れ
モテモテモデルに…


ハンサムになって琢朗は幸せになれるのでしょうか?




もしさ
ハンサムスーツとか
美人スーツあったら
着てみたい?



私は…

……

一回だけ試してみたいwww


【映画】ジャージの二人

2010年12月19日 | 映画

2008年 日本
監督 中村義洋

★★★☆☆


ミニストップのソフトクリーム食べたくなった

それにしても
やっぱり堺雅人いいわ



会社を辞めて無職になった息子
時々仕事が嫌になるグラビアカメラマンの父

そんな二人が夏休みに山荘へ


登場人物たちが生活の中で抱えてる
戸惑いとか
悲しみとかが
作品の中で静かに流れていました


そういうものが軽く表現されてるわけじゃないし
前向きに生きましょうみたいなわざとらしいメッセージもないんだけど
何というか
私たちの普段の自然な捉えるモノの見方とか生き方が
巧く表現されていたように思います


撮影されてる田舎もかなりいい
やっぱり大自然はいいなぁ



辛くなったら逃げ出してもいい
辛さを受け止められなくたっていいじゃん



でも
きっといつか
頑張ってみようかなって思う日が来ると思うんだ



【映画】20世紀少年

2010年11月29日 | 映画

第一章 終わりの始まり
2008年

第二章 最後の希望
2009年

最終章 僕らの旗
2009年

監督 堤幸彦

★★★★☆


第一章の舞台は20世紀
第二章は21世紀(西暦2015年)
最終章はともだち暦3年(西暦2017年)



21世紀目前の1997年
世界中で異変が起こり始める

1970年代に少年たちが空想で書いた「よげんの書」
その“よげん”通りに異変が起こっていると気づいた主人公
彼こそが「よげんの書」を書いた張本人なのだ

「よげんの書」の存在を知るのは数名の同級生のみ
異変を引き起こしている謎の人物“ともだち”は同級生の一人なのか


表では各国の要人と会談するほどの重要人物
裏では世界滅亡を企む新興宗教の教祖
その人物の名前が“ともだち”っていうのも怖いし
その“ともだち”に翻弄されてる大衆も怖い




現実味がないようで妙に現実味がある


もしかしたらこういうことも起こりうるかも…と思わせるような
変な恐怖感みたいなものを感じました



こわいよぅ


【映画】The Social Network ソーシャルネットワーク

2010年11月24日 | 映画

2010年 アメリカ
監督 デヴィッド・フィンチャー

★★★★☆

SNSサイト『Facebook』創設にまつわる実話を基にしたフィクション


私もFacebookのユーザーなのですが
こんな裏話もあったんだ
ふむふむ言いながら観ました


プライバシーの侵害とか著作権侵害とか企業秘密の悪用とかをめぐる
訴訟の場面を中心にしたドキュメンタリーっぽい作品なんだけど
映画っていうよりもCM観てるような感覚だったなぁ


音楽もかっこいいし
所々にユーモアもあるし
密度も濃い


そして
とにかく会話のやり取りがめちゃくちゃ速い!!!


「ち…知的マシンガントークが炸裂してる…」


ってことだけは
私の英語力でもギリギリわかりました


こんな具合なので
残念ながら全体をしっかり理解することができませんでした


「ここわかったらもっと楽しめるはずなのにぃ…」


っていう場面が多々あったので
もっかい観ます
もっかい観たい