バレリーナ・草刈民代さんの選択。

こんな少女が、こんなに美しい女性になり、2009年4月25日、バレエ・ダンサーとしての自分に終止符を打ちました。1965年5月10日生まれ。43歳。記者会見では、5年前の左足の骨にひびが入ったケガが完治せず「軸足が使えないと『白鳥の湖』はもう踊れない。それをきっかけに現役引退を決めました。」と語っていました。今更、書くまでもないことではありますが。




テレビでご覧になった方も多いと思いますが、彼女は「ぱなし」なんだそうです。
洋服を脱いだら、脱ぎっぱなし。
なにか飲んだら、コップを置きっぱなし。
でも、旦那さんは「そして、踊りっぱなし。」と、最後に付け加えました。
こんなによく働く人はいないともコメントしていました。


踊りには不思議な力があります。
引退するにしても、新たな境地に挑むにしても、どんな選択でも、私には縁のないプロの世界ですが、共感してしまいます。