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【日独伊の楽勝!③ <最大のインパクト>】

2018-02-21 19:36:50 | 日記

前回、少しでも援蒋ルートを切っておくべきだっ
たと述べました。何しろ、この時点に於ける最大
の重点項目であるからです(第二次大戦の図式を
一変させる程のインパクト有り)。当然、援護側
の英米との戦闘状態を覚悟する必要があり(*)、
切らなかったのは、政府・軍部にこの覚悟が出来
なかったと言う訳です(つまりは、「優柔不断、
事なかれ、先送りの無責任体制」と言う、今に続
く悪しき慣習)。
しかし現実には、戦闘相手国に支援するというの
は、明白な敵対行動で、その行為を止めさせる権
利は有るはずです。抗議しても止めないなら、実
力に訴えるしかありません<それが、当時(現在
も?)の常識であり、そのための軍事力なのです
から>。唯今の、北朝鮮問題とも似ていますね。
同様、英米と日本が戦闘し、日本に対し独伊が支
援行動を取れば、英米は当然、独伊を攻撃出来る
道理です。最重要項目にも拘わらず、この決断が
出来なかったが為に、将来に大きな禍根を残しま
した(敗戦はするは、最後まで、日支が泥沼状態
で闘う羽目に)。
例えば、宣戦布告無き戦闘は事変と呼ばれます
(支那事変と言うように)。当時、英米と戦争し
たくないのなら、せめて、事変扱いでの戦闘でも
良かったのです。最大に譲っても、英米と戦争に
入った1941年12/8以降、直ちに堂々とインパー
ル作戦を実行すべきでした。それをしなかったの
は、返す返すも、唯々、残念至極! としか言い
ようがありません。
                 <続く>

(*)実際に援蒋ルートを叩いても、英米は日本
に宣戦布告出来なかったでしょう。前回述べたよ
うに、イギリスは独伊と死闘を演じて手一杯、余
力はありません。アメリカも、一次大戦で多くの
若者を死なせた反省から、国民全体が厭戦気分。
戦争絶対NOで固まっているからです(戦争屋の
ルーズベルトが大統領3選出馬にあたり、決して
参戦せず、と公約して当選している程です)。
しかも現場は、米本土から遙かに遠いビルマの山
中。こんな戦闘くらいで、アメリカ国民が憤り、
宣戦布告賛成など考えられません。親戚とも言う
べき、隣の欧州戦線ですら参戦反対しているので
すから。
アメリカ国民の方から、日本と戦争になる可能性
があるくらいなら、援蒋など止めろ! との声も
湧き上がっていたかも知れないのです。
こんな判断(大局予測)すら出来ないエリートだ
らけの【参謀本部】って、一体何なの? と思っ
てしまいます! 
この悪しき慣習が今日にまで及んでいるのは、多
くの識者が、ヒラリーとトランプ当選を見誤った
ことでも明らかなようです。
 誠に嘆かわしい限りです(*_*) 


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