さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

エリザベート(2008年 2回目)

2008-11-21 03:21:08 | 演劇&ミュージカル


エリザベート2回目を
先日見てきました。

平日なのに満席、
補助席まで出ていますよ。
人気なのですね・・・!

期せずして、
昨日、宝塚・月組で2009年に『エリザベート』
と発表になっていましたが、
主要な役の発表まで
エリザベートから頭が離れなそう・・・
(エリザベートは好きですが、また月なのかぁと思ってしまったのも、事実・・・
 とはいえ、ぜひ見たいですけれどね)

シシィは涼風真世さん
トートは山口祐一郎さん、
その他の主要なキャストは
先日と一緒でした。



トートは
個人的には武田トートが大好きですが、
個性が全く違う山口トートも
やっぱり大注目です。
まさに「帝王」ですよね、
圧倒的な存在感です。
以前見たときから
評判どおり
声量豊かな、歌がお上手な方という印象だったのですが、
声は思っていたより高いのですね。

特によかったのが
青年ルドルフが出てきてから、ピストル自殺するまでです。
まさに山口トートに支配され、操られていましたね、舞台が。
手のひと振り、ふた振りで
ルドルフや独立派が右往左往で
悲劇の結末を迎えた・・・という感じです。

武田トートの解釈も、山口トートの解釈も好きです。
もし再演されたら
やっぱり両方観に行っちゃいますね。
(でも来年はないのかな)

シシィは
比べるのは失礼ですが、
朝海シシィの解釈、演技が好きです。
凛とした美しさ、
自分の世界に入り込んで、他を寄せ付けなさそうな強さや冷たさ、
かなり好感をもったのですが、
涼風シシィの解釈は、私の思い描いているのとはちょっと違うので
演技にはまることができませんでした。
晩年の声の変え方はすごいっ!と思ったのですが。

山口さんとの並びはとても合っていらっしゃるようにも思いましたがね。

ミュージカルなので、
歌のウエイトは高いと思いますけれど、
役者さんの持つ雰囲気とか、
表情とか、
造形とかにも
やっぱりかなり強い影響を受けるものなのですね・・・。

私、見たことはないのですが
涼風さんも朝海さんもオスカル役者さんですよね、
そのお二人がWキャストとは
考えてみれば、すごいですね。


ウィリアム・ハンマースホイ~静かなる詩情

2008-11-19 23:44:17 | 美術
電車広告を見て
気になった美術展、
見てきました。

よかったですよ~

人気(ひとけ)をのぞき
物も簡素化した
シンプルで
そして
グレーが多い画面なのに
静謐で、安らぎさえ感じる絵画でした。

ご自身の住居に
夫人の後ろ姿や
テーブル、椅子、ピアノ等の最低限の家具を描いた絵が
何枚も、何枚も展示されていました。
それぞれに味わいがあって
ずっと見ていても飽きないのです。

夫人の兄の絵も何枚か展示されていて
ハンマースホイに影響された様子も見て取れるのですが
影響を受けても
影響を受けていない部分がこちらもはっきりしていて
これが個性なんだなと思いました。

オススメですよ。

ソロモンの指輪/マリポーサの花

2008-11-17 03:46:05 | 演劇&ミュージカル

こんな時間に起きていて、
明日絶対に辛いわ・・・
でも、やっぱり書いてしまわないと落ち着かない・・・

11月16日(日)11時から
宝塚・雪組の『ソロモンの指輪/マリポーサの花』を見てきました。
マチネだけど、千秋楽に見られるなんて感激!!!
だったはずですが・・・

申し訳ありませんが、
本日の公演は私の好みとは少し違っていました・・・。
消化不良のまま、終わってしまった感じです。

まず『ソロモンの指輪』。
毎度のことながら
ギリギリに行ったもので
事前に解説を読めなかったのが、ちょっと痛かったです。
30分のショーという予備知識はあったので
「わー30分って早いわ~」という感じです。

歌うまの彩吹さんや、贔屓の音月さんの歌がいっぱい聴けたのが
満足。
あとは、本日付で退団の山科愛さんが可憐で
ついつい眼で追ってしまいました!
海の場面は綺麗ですねー。
あとは指輪のセットがいろいろ動いて舞台を作るところが
いい感じです。
指輪の上で、水さんが歌っているときに
黒いものがわさわさと動いている、と思ったら、
羽根を付けた皆さんが、わーっと出てくるところも見ごたえあり。
ちょっと残念な部分を挙げるとすれば
ラストですが、
彩吹さん、音月さん、白羽さんがゴールドの衣裳なのに
水さんは、別の色で縁取りされているものの
白い衣裳、
ゴールドに白では、やっぱりゴールドに目が行ってしまいます。
いろいろ意図があるのかもしれませんが、
やっぱりここは宝塚、
主演男役には、その他を圧倒するような豪華な衣装を身につけてもらいたい・・・

彩吹さんや音月さんのお歌が多いと思っていたら
別の方のブログを読んで知ったのですが、
荻田さんの舞台では
歌える人が歌い、踊れる人は踊る、とか。
水さんの歌が少ないと思いましたが、
白羽さんの歌がないとは気づかなんだ・・・。
歌うまさんの歌は、耳に無理なく入ってきますよねー。
・・・とはいいつつ、音月さんが出てくると、音月さんばかり見てしまうので
一部全体像が見えなくなるんですけれどね。


『マリポーサの花』は
大変申し訳ありませんが
・・・2時間は長く、そして、話もよく分からず、
主人公にもヒロインにも共感できず、・・・不完全燃焼でした。
まず、回想シーンらしいですが、
主人公の声による説明、これが、どうも慣れません。
この部分の音声だけが非常に大きいので、
ちょっと興ざめの感あり。
それから、広ーい舞台の端におかれた椅子やソファーに座って
登場人物(2~3人)がぼそぼそとしゃべっている部分が
声が小さく、セリフも早めでよく分からない・・・。
重要なことを話していても、
2階B席からは、「え?よく聞こえないよ」
それから、いろいろな人が出てくるけれど、
その人物関係が分からず。
それから、共感できる人がいないのですよね。
強いて言えば、友情に生きた、彩吹さん演じるエスコバル、かな。
それ以外では、
白羽さんと音月さんの父親役の未沙のえるさんと
そこの使用人の沙央くらまさん
山科愛さん、
フェルッティの緒月遠麻さん、
CIAの凰稀かなめさんがよかったですね。
それから、贔屓の音月さん、
スペイン語の歌もよかったですが、
理想に燃える青年をさわやかに演じられていました。
大統領暗殺未遂の後
水さん演じるネロに問いただされるときの
音月さんの返答の様子が、一番頭に残っています。
恋人役の舞羽美海さんもきれいでした。
そうそう、
タイトルの『マリポーサの花』、
前半部分にも登場していれば
もっとお話が引き締まった気がするのですが、素人考えですかね・・・。



エリザベート(2008年1回目)

2008-11-15 23:56:19 | 演劇&ミュージカル

観てきました、「エリザベート」。

東宝のエリザベートといえば
一路真輝さん
というイメージが強かったので
新・エリザベートを観に行くことに
少し躊躇していました。

が、やっぱり大好きな作品で、
私がミュージカル好きになるきっかけの作品なので
もうエリザベートを見ない
なんてことはできそうにないので
観に行っちゃいました。

そうそう
武田真治さんのトートもどうしても観たかったし・・・


観に行ってよかったです!
本当によかった。
今、感動と満足で胸がいっぱいですもの!!!



今日のエリザベートは朝海ひかるさん。
宝塚時代の舞台は観に行ったことはありませんが
テレビで見たことがあります。
それから先日の武田さんとの共演作トライアンフ・オブ・ラブ
観たことがあります。
朝海さんはダンスが得意で、歌よりダンス、と聞いていましたが、
よかったですよ!

一路さんとは持ち味の違うエリザベートで
登場時は愛らしくて、おてんばなのに
徐々に力強くなり、
戦いに挑み、
勝利しても空しさを感じ
最後に力尽きるまでの変化に、とても共感できました。

前半の結婚翌日
目に涙を浮かべながに歌う「私だけに」、
ルドルフの養育権を勝ち取った一幕最後の正装姿、
ハンガリーで三色旗のドレスを着て「エーヤン・ハンガリー」というところ、
その直後の、トートに勝ちを宣言し「私が踊る時」を歌うところ、
は特によかったです。

武田トート、
私は大好きです。
マテさんの演じられていた両性を持つトート
のイメージを強く出されていると思うのですが、
細身の武田さんにはとてもよく似合っていると思います。
胸元を大きく開けた黒い衣裳も
深紅の衣裳も
素敵です。
深紅の衣裳になる前の、ファー付コートもよかった~!

一幕の最後や
「私が踊る時」のほかに
(小)ルドルフと友達になるところ
(大)ルドルフとの「闇が広がる」
それから「最後のダンス」等の場面が特によかったです。

浦井さんの「ルドルフ」は
初めて見るような気がするのですが・・・
本当に「王子」という感じがします。
「ルドルフ~ラスト・キス」のような狂言回しの役より
こちらの正統派の王子様役のほうが合うような気が・・・。
理想に燃えつつも、実現できずに死に至る皇太子を好演されています。
歌もダンスもお上手。
次の「回転木馬」が楽しみだわ~
ルドルフに関連し、
トートダンサーズが突然上半身裸、になったのは
びっくりでした。

フランツの鈴木さんは美声ですよね。
歌が心地よいです。
決定権のない、青年皇帝、
子どもと分かり合えない、晩年の皇帝、
どちらの悲しさ、苦しさが伝わってきました。

ヘレネ役の南海まりさんは
写真を見て、かわいい方だと思っていたのですが、
笑顔が素敵でした。

皇太后ゾフィーもいやらしく演じられていますよね。
最初の登場時と晩年と・・・
衣裳は(ほとんど?)変わらないのに
歩き方やちょっとした仕草が全く異なるのが・・・すごい。

ルキーニの高嶋さんは
かなり自由に演じられているような・・・
もう身体にしみ込んでいるかんじなのでしょうね。
コミカルな動き…と思ったら高嶋さん、でした。

エリザベート観劇歴も増え
DVDも見たりしているので
前より舞台のすみずみまで目がいくようになった気がします。
とても楽しんでみることができました。

アンコールの最後は
朝海さんと武田さんが二人で登場、
一階席はほとんどスタンディングオベーションでした。
私も思わず立ってしまいました。
見た感じちょっとお姉さんと弟って感じはしますけれど、
(でもお二人とも72年生まれで同じ年なのですか???)
若々しい、躍動感のある『エリザベート』
という感じでした。
このバージョン、かなり好きですね。


ちょっとエレガントに・・・

2008-11-10 01:43:21 | お気に入り&おすすめ
ぐっと寒くなりましたね。
家の中でも薄着していると
冷えてきてしまいますね。

先週後半からフリースのお世話になっています。
昨年かったお気に入りのオレンジが
再登板です。

で、
冬用の髪飾りを買ってきました。
お洋服でパープルは難しいので
こんな形でちょっとだけ取り入れてみます。

もうひとつはここ最近、メインカラーとして愛用し始めている
ベージュ&ゴールドです!

明日はどちらにしようかな???

パッソア・グレープフルーツ

2008-11-09 02:37:55 | グルメ・ドリンク編
もうこんな時間。
寝なければ・・・

夕方、ネットサーフィンをしていたときに
いろいろな方のブログへもお邪魔してみました。
お洒落な風情・・・
写真も素敵★
丁寧な暮らしをされているのねー
と思うものがいくつもあって・・・
私も丁寧な暮らしをしたいと思った次第。

そこで
久々にパライソとグレープフルーツ
甘ーいカクテルを飲んでいます。

おやすみなさーい。