さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

ドラマティック3大協奏曲

2007-11-24 03:15:23 | 音楽&コンサート
音楽鑑賞後とかミュージカル鑑賞後、
あまりにも感動しすぎてしまったものとか、
とてもとても好きなものとか、
なかなか感想を書けなくて、
落ち着いたら書くぞ!と思っているものの
既に数ヶ月あたためちゃっているものが
実は10近くあります。
今年中には書くつもり、なのですが、ね。

このドラマティック3大協奏曲も
非常に非常に感動したコンサートでした♪
もうちょっと冷静になってから、書きたいな、と思うものの、
3連休、なかなか充実したスケジュールとしてしまっているので、
こんな時間ですが、書いています。

みなとみらい大ホールで行われたコンサート、
アンドレアス・ヴォン・ヴァンゲンハイムさんの奏でる
『アランフェス協奏曲』(ロドリーゴ)が聴きたかったので、
チケットを取りました。

とても内容の濃いプログラムでした。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調、
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲、
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調
の三本立てですから!!!

レニングラード国立歌劇場管弦楽団
の演奏を聴くのは2度目。
昨年の第九以来。
指揮のアンドレイ・アニハーノフさんを見て
思わず「あ、一年ぶりだ!」と思ってしまいました。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調、
これは、私が持っているCDよりも
テンポが良くなかった、と思ってしまいました。
(私が勝手に感じているだけなのですが)
少しゆっくりのように感じられてしまいました。
それは1ヵ月半ぶりくらいにコンサートを聴きにきて、
私の頭が、コンサートバージョンになっていなかったから・・・かもしれませんが。
さび(主旋律?)の部分とかは
聴いていてどきどきしましたけれど、
私の中では、あまり盛り上がれませんでした・・・

次は楽しみにしていたアランフェス協奏曲。
そして、ヴァンゲンハイムさんのアランフェス。
深い音、に酔いしれました。
一音、一音、確かめるように聴いた、気分です。
第1楽章や第2楽章では、
今まで聴いたギターの協奏曲の中で、
自分が一番集中できていた気がします。
今まで聴いた演奏の中で、最も良かった中の一つです。
ギターと、他の楽器の掛け合いも楽しかったし、
ギターソロのその深さにもうっとり。
演奏時間があっという間に過ぎてしまったように感じられました。
終演後には、ヴァンゲンハイムさんのCD(モーツァルトやハイドンの曲が
録音されているもの)を買ってきました。

そして、休憩後には
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調でした。
ピアノの音は、どこか冷たい感じがして、
(何年も習っていたのに)聴くのは得意ではなかったのですが、
本日の演奏は、違いました!
出だしのフレーズを聴いて、ブルブル!ぞくぞく!!!
”これは、やばいかもしれない!”と思ったのですが、
もうファンタスティック!
素晴らしい演奏でした!
私が聴いたピアノ関係の演奏の中では
もちろん最も素晴らしい演奏の中の一つでした。
デニス・ローセフさんのピアノがとても情熱的!
ピアノってこんなに熱い楽器だったのか?!という感じでした。
そして、それに対するオケのそのほかの楽器も熱かった!
迫力と迫力のぶつかり合いだけれども
調和もしていて、・・・なにしろ熱かったです。

ラフマニノフのピアノ協奏曲の生演奏を聴いたのは初めてでしたが
すっかり魅了されてしまいました。
ピアノ協奏曲のCDがほしい!
生演奏もまた数回続けて聴いてみたい!
と思っています。

人が会うとき、数十秒でその人の評価が決まる、
みたいな話を聴いたことがありますが、
「あ、この演奏素晴らしい」というのも
出たしの数十秒からして、もう違うのかもしれません。

とにかく、とても素晴らしい演奏でした。

クリスマスツリー・1

2007-11-24 02:46:41 | 日記
また、イルミネーションが美しい季節になった・・・!
という感じです。

故障中の携帯は全然頼りにならないので、
デジカメを持ち歩くことにしました。
これで綺麗な写真が撮れます!!!

ということで、こちら
お台場・ヴィーナスフォートの中・・・
 

こちらもです。


そして、ヴィーナスフォート外にあったクリスマスツリー。


場所が変わりまして、
横浜・みなとみらいのスワロフスキーのツリー。


そして、日本最大級のシンギングツリー。
今年はハートをモチーフにしていますね。
(シンギング、タイムに見ることが出来なかったのが、残念!)


気づけば、昨年も、勤労感謝の日には上野と横浜をうろうろしていて
スワロフスキーのツリーとシンギングツリーを
しっかりと見ていました。
やっていることが、あまり変わっていない・・・

最後に、
みなとみない大ホールの中にあったツリーです。

フィラデルフィア美術館展

2007-11-24 02:35:00 | 美術

是非行きたい!と思っていた”フィラデルフィア美術館展”に、
行ってまいりました!

上野のお山に行くのは、久しぶりですね~
6月以来ですね~
紅葉し始めたお山、って感じですね。


さてさて、休日ですので、
もしかしたら、入館する前に並ぶことになるのかな、と心配しておりましたが、
チケットを買うときに少し並んだだけで
入館する前に並ぶ必要がなく、ホッとしました。

館内はもちろん混雑していて、
人だかり、となっているところもありましたが、
今回は初めて、イヤフォンガイドを借りたこともあって、
人山があっても、あまり気になりませんでした。

イヤフォンガイドを借りた理由、
それは檀れいさんがナレーションを担当されていたから!
宝塚在籍時代からその美貌に惹かれていたのに、
『武士の一分』で完全にファンになってしまいました。
落ち着いていて、柔らかい声を、うっとりして聞き入っていましたが、
イヤフォンガイドって、なかなかいいものですね。

眼で絵をみながら、解説を聞ける、
使用前は毛嫌いしていましたが、使ってみるといいものです。
解説を読んで、絵を見ると、
解説だけが頭に入ってくることも少なくなかったのですよね。
混雑を促進してしまうのかもしれませんが、
時と場合に応じて、使ってみたいと思っています。

絵は、とても見ごたえがありました。
印象に残る絵が何枚もありました。
47作家の絵画が紹介されているそうですが、
かなり名作ぞろいなのでしょうね。
売られているポストカードの数が非常に多かったです。

私が買ったポストカードの種類も
普段は2~3枚なのに、
今回は大変多し。
クリアファイル―1、
大きめのカード―1、
ポストカード―9
全部で11種類、
気づけば、チケット代よりも金額が高くなってしまいました・・・。

印象に残った絵は何枚もあります。
テルニの山羊飼い(カミーユ・コロー)、
夏景色、エラニー(カミーユ・ピサロ)、
アンティーブの朝(クロード・モネ)等は
特に好きな作品です。

ルノワールの紹介では、
風景ならその中を旅したくなるような絵を、
女性なら抱きしめたくなるような絵を描きたい
と言っていた?という解説も
心にしっかり刻まれました。

現代に近くなると、ポスターみたいな絵も登場します。
月に吠える犬(ジョアン・ミロ)の作品も気に入ったのですが、
ちらしの裏面に絵が載っているのを見て、
また嬉しくなってしまいました。
もちろん、ポストカードを買いましたよ~

それから
ピンクの地の上の2本のカラ・リリー(ジョージア・オキーフ)にも
惹かれました。
クリアファイルは、この絵が描かれているのを選びました。

ベンデルの春のセール(フローリン・ステットハイマー)も
楽しい絵ですよね。

あとは、大好きな彫刻があったのも嬉しかったですね。
14歳の小さな踊り子(エドガー・ドガ)は
今にも動き出しそう。
きりりと前方を見ている表情が凛々しかったです。

看板の絵画も、
こんなに種類があります(これでも全部ではないのです)。
   

青いドレスも飾られていました!


満足度がかなり高い、美術展でしたー!