東京の中心で、愛媛FCとさけぶ

愛媛出身、東京在住。Jリーグを戦うサッカークラブ・愛媛FCを誇りに応援するblog

野球王国というキャッチフレーズ

2004年09月03日 | 四国 愛媛 野球
先日、書店をぶらついておりましたら、こんな雑誌を見つけました。

四国旅マガジンGaja
愛媛の出版社が発行してる四国旅行を促進する為(?)の季刊誌みたいなんですが、

野球王国、四国。

という特集タイトルと、

「四国四県まとめてプロ野球の球団を!」

という水島新司の緊急提言に惹かれてついつい購入してしまいました。

内容は、イチローのインタビューからはじまり、四国の各県の強豪、古豪チームへの取材、分校野球の話、四国の社会人野球の取材と読み応えは十分だったのですが・・・・

今回の特集は意図なのか、自然とそうなってしまったのかわかりませんが、野球を通すことでノスタルジー感が出てしまっているのです。今を生きていないんです。ここ数年感じてた野球への違和感はこれなのかな~とふと思ってしまいました。

いまこんなに愛媛FCに熱くなれるのはその先に未来がある、世界があることかもしれません。

野球が思い出となるのは淋しいことですし、四国が自分達で野球王国という言葉に縛ってしまって、前に進まないことだけはやめましょう。

あと、これだけは言わせてください。球団合併を語る上で、

四国は野球好きが多いのに球団がないんだから四国に球団を作ればいいじゃないか!一県で抱えれないなら4県ホームでもいい!

なんてことを普通に発言してる人たちへ

そんなに簡単じゃないですよ。試合を見たいためにチームを持つんじゃなくて、チームを育てる、誇りにするためにチームはあると思います。だいたい、4県ホームで試合を持ちまわってたらそれはただの遠征です。

四国が本当に今のプロ野球機構に夢を預けれるのなら、
自分達から手をあげますから、けしかけるのはやめてください。