べってぃのぱっしょん

ビビッとくると「パッション感じた」と言ってしまいます。平たく言えば、好きな物の寄せ集めデス。

『容疑者Xの献身』

2008-11-01 23:37:32 | 日本映画
韓国語の授業の後、2時間ブラブラして朝行った劇場へ舞い戻り。
本当なら公開後最初のレディースデーに観る筈が、「ニューハート」スタートに伴い水曜は寄り道厳禁の日に。
一ヶ月経って、やっと観れました。

それなりに年季の入ったファンではありますが(だからこそ、か?)
ドラマ→映画の流れに懸念を抱いていたのが正直なところ。
だって「2時間ドラマでいいじゃん」ってヤツが多いでしょう。
しかもドラマは好評だったし、それを超えるのは難しいんじゃないかと。



んが!
いや~、いいじゃないっすか!
堤真一が!!(おいおいおいっ)
いや、ましゃももちろんいいんですがね、もうドラマの焦点がね、堤さん演じる石神に向いている訳ですよ。
ドラマは難事件を湯川が物理的観点で解明する、その明快さがキモだったのに対して、
映画は(ましゃもコメントしてたように)人生の影の部分、どうにもならない気持ち、そういったものが前面に出てます。
湯川が冒頭「愛なんて・・・」と言う、その“愛”が重要なキーワードに。
ところどころ、「あれ?」「んあ?」って場面があったんだけど、「ふーん」でやり過ごしてた私(^^;
もちろん、それが事件を解明するヒントになってたんですけども。
伏線と言うには弱いかな。
あれ見てトリックが分かる人いるのかな。。。

映像もキレイでした。
湯川と石神が出会うシーンは『グッドウィル・ハンティング』みたいだったし(数学の天才だし、もしかして意図的?)
松雪泰子演じる花岡家の感じも清潔だけど生活感あっていいな~と思ってたら、エンドロール見て納得。
美術が部谷京子さんでした。
パンフをざっと見たところ、部谷さんによる美術解説があったので後でゆっくり読んでみようっと^^

『レッドクリフ PART1』

2008-11-01 23:00:31 | 中華圏映画
掃除洗濯してたら、上映10分前の到着になってしまった。
席大丈夫かな~と覚悟して入ってみると、まだまだ余裕。
まぁ、今どき珍しく500席ほどある大劇場ですから、それなりには入ってます。
テレ朝がリキ入れて宣伝してるから、お客押し寄せるかと思ったんす。

合戦シーンは多いですが、パート1というだけあって今回はまだまだ前哨戦?といったところ。
主要登場人物の紹介的な要素もあるような。
一番のお目当てであるトニーは、始まって30分くらい経たないと出てこないしw
ちょっと区切りが悪いような気がしないでもない・・・かな。

でも、俳優良かったし(関羽役のモンゴル人、かっこいい!)、八卦の陣形も鼓笛隊見てるようで楽しかった(おい)
にしても、一人の女性を手に入れる為に戦い続ける曹操って、いかがなものか。

・・・こんな薄っぺらな感想ですまそん。
あまりよく知らないもんで。
三国志好きには色々と不満があるんだろうなぁ。
私としては漢文の授業で「四面楚歌」とかやったくらいで
興味はあっても、なかなか手を付けるまではいかなかったんですが・・・
やっぱもっと知りたくなりました。
てことで、終了後書店に直行。
↓の日記でUPしてた、吉川英治の「三国志(三)」を買っちゃった。
ちょうど「赤壁」の部分が(三)で帯がトニーだったってのは、私にとって運命www
ちょっとだけ読みましたが、文章がなかなか頭に入っていかないっすよ?
どうしよう(汗)
とにかく「PART2」公開の4月までには読んでおきたいと思います。