8月も終わりに近づき、世界中の 重要投資家や、ヘッジファンドの親玉たちが、バカンスから帰ってくる。 9月に入ると、いよいよヨーロッパ金融崩れが起きる。 とりわけ、ドイツ銀行の命運が怪しくなっている。
この7月29日に、ヨーロッパの主要51の銀行が、ストレス・テスト(健全性審査)を受けて、その結果が発表された。テストを受けた51行のうち12行で、危険な兆候が指摘された。不合格だったのは、イタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行だ。
この銀行は、「イタリアの大銀行のひとつで、取り付け騒ぎ(バンク・ラン)が起きていた」の銀行だ。衝撃的な事実として書いた。それまで日本では秘密にされていた。
この他に、スペインのサンタンデール銀行と、巨大なドイツ銀行(日本で言えば、三菱東京UFJ銀行 )が危ない。だから、ヨーロッパ金融危機がもうすぐ勃発する。
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