a-stormのblog

日々の出来事等、とりとめのないことなど、できるだけ色々と書いていこうと思います

SILCA PISTA につけるポンプヘッド (ヒラメ と Presta チャック)

2019-06-23 14:52:00 | 自転車
SILCA PISTA PUMP HEAD (Presta チャック)の使い方。
 
自己流ですが、まとめました。
 
SILCA PISTA を購入後、ポンプヘッドを標準のチャック から ヒラメ に交換したけれど、最近は、ちゃんと使えばチャックで十分だと思うようになりました。
 
正式な名前、型番は、
SILCA 24.0 BRASS PUMP HEAD : PRESTA VALVE
PRESTAというのは、仏式バルブ形状の意味です。
 
僕が最近やってる手順は、
 
1.口金に潤滑剤をつける。
潤滑剤を付けると取付け/取外しが格段にスムーズになります。
パッキンゴムの寿命も延びるし、外す時もスムーズです。
 
さて何をつけるか、
 
(1)シリコーン・オイル, Kure 556 等
(2)水
(3)つば(他に何も無い場合)
 
あたりがいいでしょう。
本当は水が無害でいいんだろうけど、とってくるのが面倒なので、最近は、シリコーンオイルを付けています。100 psi の圧力がかかってもバルブから抜ける気配はありません。
 
 
2.バルブをタイヤの上側に持ってくる
この位置で付けるのがポイントです。
 
3.チャックを *両手で* 取付ける
潤滑剤を付けてあるので、根元までスムーズに入れる事が出来ます。
外す時も両手で押し下げれば、手をぶつけて出血することもありません
(最初やり方を知らない頃はぶつけて出血してました)
 
4.まとめ
SILCA PISTAを買ったら、マニアは口金をヒラメに交換して、空気を入れる作業効率も、満足度もアップ!
というのが定説になっていて、自分も確かにそうだと思ってたけど、チャックも正しい使い方をすれば十分使えます。
取付け/取外しがスムーズにできて、ポンピング中にエアーが漏れなければ、何の問題もありません。
ヒラメ買う必要なかったかも!
 
2019.7.21 シリコーンスプレーを利用。
バルブがスルッと入って、ポンピング中も問題なし。
抜く時もスムーズで、ポンプヘッド内のゴムパッキンへのダメージもほとんど感じられません(長持ちしそう)。ヒラメ付きポンプもあるけど、こっち(チャック)の方が簡単に使えます。

高品質なRSAの鍵ペアを生成する

2019-06-15 09:00:14 | コンピュータ

RSAの鍵ペアを生成する際、高品質な乱数が必要という事で、どうやったらよいか調べてみた。

openssl コマンドで鍵ペア生成する際、乱数の指定( -rand )として

  • 何も指定しない
  • 乱数ファイルを指定する(何かのハッシュ値等)
  • /dev/randomを指定する

方法があるが、/dev/random は、マシンのエントロピーを利用しているため、処理の進行がなかなか進まない(応答が返ってこない)。

OSは内部のHDDの動き等からエントロピーを取得して、ためているようだが、遅い。

そのため、エントロピーを増やすツールが提供されている。

  • rng-tools        #物理マシンならコレ
  • havege(d)      #仮想マシンならコレ

乱数を取得した後、素数判定のために、Miller-Rabin Test をかけるんだから、乱数の品質がどの程度影響あるのか・・・、という気もするが、ここは、深く追求しないことにする。

#真相を知ってる人がいたら教えて欲しい

 

仮想サーバ(VM)を使っている場合は、CPUに搭載されている乱数生成器(RNG)が使えない?ため、havegedを使うと良いらしい。

 

【作戦】

  1. 鍵ペア生成は物理マシンのLinuxで行う。
  2. opensslでRSA鍵ペア生成する際、-rand オプションで /dev/random を利用する
  3. /dev/random の値を増やすツールを動かす

 

今回、作戦3 を中心に記載します。

エントロピープールにどの程度情報がたまっているかを調べる

#cat /proc/sys/kernel/random/entropy_avail

⇒ 2桁位で少ない

 

エントロピープールの上限値を調べる(デフォルト4096)

# cat /proc/sys/kernel/random/poolsize

 

rng-toolsをインストールする

# yum install rng-tools

 

rngd デーモンを起動する

# systemctl start rngd

 

rngデーモンのステータスを確認する

# systemctl status rngd

 

現在溜まっているエントロピーを確認し、1000位上、2000位に増えていれば、正常に動作しているものと思われる。

# cat /proc/sys/kernel/random/poolsize

 ⇒1000~2000位に増えている。

 

鍵ペアを生成する

# openssl genrsa -rand /dev/random -out /tmp/privatekey.pem 2048

これで、無事、鍵ペア生成ができました。

 

rngd デーモンを停止する(普段は不要なので)

# systemctl stop rngd