a-stormのblog

日々の出来事等、とりとめのないことなど、できるだけ色々と書いていこうと思います

ThinkPad X60 に AlmaLinux8 をインストールする(kernel-ml編)

2024-02-03 18:01:10 | コンピュータ

長年使ってきたThinkPad X60に AlmaLinu8 を入れて活用する。

内蔵Wi-Fiアダプタは、AlmaLinu8のKernel 4.18.0 では認識されないため、RLrepoより最新版Kernel(kernel-ml ; kernel mainline) 6.7.2 を入れることにする。

# dnf list installed | grep kernel


まず、AlmaLinux8 を Minimal 構成でインストールする。

現在インストールされているKernel関連のパッケージ一覧を確認する。

# dnf list installed | grep kernel

kernel.x86_64

kernel-core.x86_64

kernel-modules.x86_64

kernel-tools.x86_64

kernel-tools-libs.x86_64

の5つがインストールされている。これら5つのパッケージについて入れ替えていく。

最初の3つは、kernel-mlのインストールにより、対応する以下のパッケージがインストールされる。

kernel-ml.x86_64

kernel-ml-core.x86_64

kernel-ml-modules.x86_64

残りの kernel-tools, kernel-tools-libs は kernel-ml-tools を swap install すると、依存関係から、自動的に kernel-ml-tools と kernel-ml-tools-libs がインストールされる。

 

 

まず、AlmaLinuxのパッケージに署名される署名用秘密鍵が2024.1に更新されたようなので、署名検証用の公開鍵をインストールする

# rpm --import https://repo.almalinux.org/almalinux/RPM-GPG-KEY-AlmaLinux

次にRLrepoのパッケージをインストールするためのGPG KEYと、リポジトリをインストールする。

# rpm --import https://www.elrepo.org/RPM-GPG-KEY-elrepo.org

# dnf install https://www.elrepo.org/elrepo-release-8.el8.elrepo.noarch.rpm

ELRepoのkenelの更新をEnableにする

# vi /etc/yum.repos.d/elrepo.repo

--------

[elrepo-kernel]

のenabled を変更する。

(変更前) enabled=0

(変更後) enabled=1

--------

RLrepoからkernel-mlをインストールする。

# dnf install kernel-ml

依存関係により、kernel-ml-core, kernel-ml-modulesもインストールされる。残りの2つ kernel-tools, kernel-tools-libs に対応する kernel-ml-tools, kernel-ml-tools-libs に入れ替える。

→入れ替えると、# dnf groupinstall Workstation ができなくなった。kernel-tools が必要とのこと。よって削除しなくてもいいのかも。

# dnf swap kernel-tools kernel-ml-tools

→ kernel-tools, kernel-tools-libs が削除され kernel-ml-tools, kernel-ml-tools-libs が swap install される。

→ swap install しなくていいかも(現在検証中)

 

旧カーネルを削除する

→削除しなくていいかも(kernel, kernel-ml の混在環境。起動時にkernel-ml の最新Kernelで起動する)

# dnf remove kernel

→ kenrel, kernel-core, kernel-modules の3つが削除される。

入れ替え後の構成を確認する。

# dnf list installed | grep kernel

きれいになった。

→きれいにしなくても、kernel, kernel-ml 混在でもいいのかも(現在検証中)

 

■ThinkPad X60 の内蔵Wi-Fiを認識させ使えるようにする。

Wi-Fi用の NetworkManager-wifi をインストールする。

初期インストール状態では、内蔵wi-fi デバイスが認識されていないため、インストールされない。

# dnf list install NetworkManager-wifi

NetworkManager-wifiを起動させるため、NetworkManagerを再起動する

# systemctl restart NetworkManager

Wi-fiを設定する。

ssidの一覧を表示させる。

# nmcli dev wifi list

接続するssidを覚えておく。ssidに接続し、パスフレーズ(パスワード)を入力する。

#nmcli --ask dev wifi connect

これで接続完了。


ThinkPad X60 再生計画 2024

2024-02-03 11:30:13 | コンピュータ

長年メインPCとして使ってきて、あたしいPCに移行後も、遊び用のマシンとして活用してきた。

  • 処分するHDDの初期化
  • 壊れたHDDのレスキュー
  • ビデオキャプチャ
  • ビデオのトランスコード
  • Linuxのインストール、動作確認

しかしながら、CPUが2コア、メモリもMax4G、CentOS8で内蔵Wi-Fiが認識されない等、色々な点で限界を感じていたが、気合を入れて、再度活用することにした。

やったこと

  1. 内蔵Wi-Fiアダプタの交換   →BIOSチェックでエラーとなり失敗。もとに戻す。
  2. 内蔵CMOSバッテリーの交換 →家にあるコイン型電池を活用し自分で交換。スポット溶接機が欲しい。
  3. バッテリーの分解・補修   →殻割したところ内蔵リチウム電池は、18650型x4個であることが判明。その後、バッテリー回収プログラム対象だったことが分かり、現在問い合わせ中。ダメだったら、自分で18650バッテリーを購入し交換予定。

これでとりあえずできるところは対処済み。

CentOS8でWifiが認識されない問題は、RLrepoのkernel-mlを入れて最新カーネル化すればいいことが分かり、現在対処中。

RedHat Enterprise Linux9 は、なんと、デフォルトでビルドされる際のコンパイルオプションが変わったようで、動かせない事が判明。

(x86-64ではダメで、x86-64-v2が求められる)

X60のCPUはCore2Duoで2006年頃のアーキテクチャなので、切られてしまうのはやむを得ないところ。

継続して使いたかったら、Gentoo Linuxに移行するしかなさそう。


ThinkPad X60 に Almalinux 8 を入れ、Wi-Fiが使えるようにする

2024-01-26 10:55:28 | コンピュータ

これまでメインPC、遊び用PC、テスト用PCとして、長く使ってきた ThinkPad X60。

Almalinuxの検証用に使っていて、内蔵Wi-Fiがサポートされておらず、

他にも色々古くなってきていて、そろそろ利用を終了しようかとおもったが、もう少し頑張ってみよう。

 

内蔵Wi-Fiアダプタは以下の通り。

Atheros AR5BXB6 (11gには対応しているが、11n, 11acには対応していない)

Vendor ID: 168C, Device ID: 1014

  168C Qualcomm Atheros 1014 AR5212 802.11abg NIC

 

まず、交換を試みたが、起動時のBIOSチェックでエラーとなり動かなかった。残念。

購入したもの:  Atheros: AR5BXB72 → BIOSチェックでエラーになった

 

改めて、内蔵Wi-Fiの仕様を確認。

product: AR5212 802.11abg NIC

vendor: Qualcomm Atheros

Physical id: 0

bus info: pci@0000:0300.0

versiont: 01

width: 64 bits

clock: 33MHz

capabilities: pm msi pciexpress msix cap_list

configuration: latency=0

resources: memory:edf0000-edf0ffff

 

対処方針案

  1. 内蔵Wi-Fiデバイスを別の機種に交換する
    •  →やってみたが失敗(BIOSチェックでエラーになる)
  2. USB Wi-Fiを購入する
    •  →USBポートを使ってしまうことからペンディング(後回し)
  3. Kernel Configure で サポートする(カーネル再構築)
    • Kernel再構築のスキルが無い、勉強にはなる
  4. kmod (ローダブル カーネル モジュール)を利用する。kmod_ath5k
    • やってみたがうまくいかない
  5. DKMS (dynamic kernel module support) を利用する
    • RedHatでサポートされている?
  6. 最新のKernel (kernel-ml) を利用する (elrepo kernel-ml: kernel mail line)
    • とりあえず入れてみたらWi-Fiが動いた。
    • その後、dnf updateで環境が壊れてしまったので、再度実施予定。
  7. そもそもThinkPad X60が古すぎる。新しいノートPCを購入する

結局どれが一番スマートな方法なのか分からず試行錯誤中。

 

6. 最新カーネルでうまくいきそうだ。

まず、minimal 構成でインストール

2024.1.12 に配布されるパッケージに署名されているGPG秘密鍵が更新されたので、署名検証に利用するGPG公開鍵を更新(追加)する。

# rpm --import https://repo.almalinux.org/almalinux/RPM-GPG-KEY-AlmaLinux

最新化

# dnf check-update

# dnf -y update

Minimal 構成だと Wi-Fiデバイスが認識されず、NetworkManager-wifiがインストールされないようなので、インストール

# dnf -y install NetworkManager-wifi

 

 

 

■kernel-mlのインストール

ELRepo用の公開鍵をインポートする。

# rpm --import https://www.elrepo.org/RPM-GPG-KEY-elrepo.org

ELRepo用のリポジトリをインポートする

# dnf install https://www.elrepo.org/elrepo-release-8.el8.elrepo.noarch.rpm

ELRepoのkenelの更新をEnableにする

# vi /etc/yum.repos.d/elrepo.repo

--------

[elrepo-kernel]

のenabled を変更する。

(before) enabled=0

(after)    enabled=1

--------

 

 

ダウンロードの高速化のため、ミラーサイトも使えるようにする

# dnf install yum-plugin-fastestmirror

→Almalinux8 ではなぜか失敗

Atheros AR5BXB6 用 kmod (ローダブル カーネル モジュール)をインストール

# dnf install kmod-ath5k


ThinkPad X60 に Linux をインストールする

2023-10-09 01:44:16 | コンピュータ

ThinkPad X60 に Linuxをインストールする

 

最初はCentOS7をインストールしようとしたが、GUIのインストーラが途中で固まってしまい、インストールができない。

次に、CentOS6(i386)をインストールしようとしたが、インストールはできるものの、既にサポートが終了しており、リポジトリの設定とか大変。必要な資材一式は以下に保存されてはいる。

http://archive.kernel.org/centos-vault/6.0/os/i386

末尾のスラッシュ不要

そして試行錯誤の末、CentOS7 minimal install をテキストモードでインストールする事に。

テキストモードのインストーラも、モタモタしていると、途中で固まってしまうことがあったので、キーボード設定とか後回しにして、必要な項目のみ設定し、さっさと Begin Install を動かす。

その後、

# yum groupinstall "GNOME Desktop"

をインストールしたかったが、ダブルクオート " が入らない。

やむをえず、

# yum groupinstall GNOME Desktop

として、一見うまくいったように思えたが、

# startx

すると、Xサーバのオープン失敗でエラー。

手動で、jp106キー設定に変更し、再度、

# yum groupinstall "GNOME Desktop"

を行う。

 

内蔵Wi-Fiアダプタ: Atheros AR5BXB6 (11gには対応しているが、11n, 11acには対応していない)

Vendor ID: 168C, Device ID: 1014

  168C Qualcomm Atheros 1014 AR5212 802.11abg NIC

 

交換候補: Atheros: AR5BXB72 (BIOSチェックでエラーになる)

 

product: AR5212 802.11abg NIC

vendor: Qualcomm Atheros

Physical id: 0

bus info: pci@0000:0300.0

versiont: 01

width: 64 bits

clock: 33MHz

capabilities: pm msi pciexpress msix cap_list

configuration: latency=0

resources: memory:edf0000-edf0ffff

 

 

 

 


Let's Note CF-SZ6 がフリーズするので Windows10 を 再インストールする

2021-08-30 14:10:16 | コンピュータ

Panasonic Let's Note CF-SZ6 の調子が悪いので、再インストールする。

何が調子が悪いのかというと、Windows10を起動したままにしていると、画面が真っ黒になってフリーズしてしまうという事だ。

 

1.ファイルのバックアップ

まず、ファイルをバックアップする。

(1)ドキュメント

(2)ピクチャ

(3)ダウンロード

(4)アドレス帳、お気に入り、ピクチャ、ビデオ、ミュージック

(5)アプリデータ

 メール(Becky),VMWareの仮想マシン、

 

2.そしてOSの再インストール

F2でBIOS設定起動して、終了メニューを選び、Recovery Partitionから起動

Windows Update

 

3.OSインストール後の設定

まず作業用の基本的な環境を整える。

OSの電源設定の変更: 電源接続時にすぐスリープしないようにする。

設定→システム→電源

デスクトップに各種アイコンを表示させる。

デスクトップを右クリック→個人用設定→テーマ→右側にあるデスクトップアイコンの設定

キーボードのカスタマイズ:

chgkey: CtrlとCapsLockを入れ替える

AutoHotKey: Ctrl-HでBackspaceさせるとか

アーカイバ:

lhaplusをインストール

アプリケーション:

Adobe Acrobat

TeraPad: テキストエディタ 設定ファイルとか何かとテキストを編集するので

Windowsライセンス認証

Officeライセンス認証:

最近はマイクロソフト・アカウントにWindowsとOfficeのライセンスが紐づいていて、マイクロソフト・アカウントにログインしてから再インストールするようだ。

Google Chrome

なぜか Microsoft Edge からはダウンロードができないので、Internet Explorer から行う。

Edgeはセキュリティが厳しすぎるのか、各種自動検出ツールが使えない等問題が多い

その他アプリ

VeraCrypt

 

 

4.Windows10 20H2 へのアップデートに失敗

Error Code = 0x80004005

原因不明。調査中。

 

PowerShellで、

PS C:\users\xxxx>Get-WindowsUpdateLog

でデスクトップにエラーログが出力される。

何をやってもうまくいかないので、Windows10 最新版を新規インストールする。

 

認識されないデバイス

PCIシンプル通信コントローラ VEN 8086, DEV 9D3A = Sunrise Point-LP CSME HECI #1

PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラ VEN 8086, DEV 1903

導入済みドライバーがここにあるので、これらを全部入れる。

https://askpc.panasonic.co.jp/dl/install/1903/sz6rz6lx6/

その後最新化(最初からこちらでよかったのかも)

https://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/dl/search?q=cf-sz6&cr_faq=1&sort_key=doc_updated_on&site=askpcd

 

電源周りの設定で、一定時間経過後、ディスプレイの電源を切るの動きが怪しい。

⇒電源設定で一定時間経過後ディスプレイの電源を切らないように設定したところ、問題が起きなくなった。

 その代わり、スクリーンセーバーで1分後にブランク画面(黒)にする。

 これで問題は解決したっぽい。

 


NVMe SSD ストレージを完全消去する

2021-05-29 22:09:43 | コンピュータ

NVMeが内蔵されており、起動ディスクとなっていた。

そのため、SystemRescueCDをUSBに書き込み、そこからBootして、内蔵のNVMeを完全消去する。

 

1. systemrescuecd (on USB) で Bootする

2. NVMe のデバイス名を確認する

 →どうも、/dev/sda ではなくて、/dev/nvme0 を指定するらしい

3. NVMeがサポートする消去方法を確認する。

$ nvme id-ctrl /dev/nvme0 -H |grep "Format \|Crypto Erase\|Sanitize" → nvme sanitize はサポートされていないようなので、nvme format を利用する4.NVMe消去コマンド実行$ nvme format /dev/nvme0 →消去完了

 


iperf3 でネットワークの帯域測定を行う(TCP / UDP)

2021-05-23 21:38:51 | コンピュータ
iperf3でネットワークの帯域測定を行う(まとめ)
クライアント(192.168.1.242) <---> サーバ(192.168.1.100)
  • iperf3のインストール

# dnf -y install iperf3

  • Firewallの設定(ポートの開放と設定ファイルへの保存)

# firewall-cmd --add-port=5201/tcp

# firewall-cmd --add-port=5201/udp

# firewall-cmd --runtime-to-permanent

  • ノートPCを閉じてもスリープしないようにする

# vi /etc/systemd/logind.conf

HandleLidSwitch=ignore

# systemctl restart systemd-logind.service →うまくいかないときがあるので再起動した方が無難

  • TCP編
    • サーバ側

$ iperf3 -s --forceflush --verbose | tee -a iperf.log.txt

    • クライアント側

$ iperf3 -c 192.168.1.100 --time 60 --omit 3 --get-server-output --forceflush --verbose | tee -a iperf.log.txt

 
  • UDP編
    • サーバ側

$ iperf3 -s --forceflush --verbose | tee -a iperf.log.txt

    • クライアント側

$ iperf3 -c 192.168.1.100 --udp --bandwidth 100M --time 60 --omit 3 --get-server-output --forceflush --verbose | tee -a iperf.log.txt

 
  • オプション解説
    • --time 60: デフォルトの1秒間隔で、60秒(60回)実施する。適宜調整下さい。
    • --omit 3: 最初の3つを無視する。TCPではスロースタートの影響で最初のスループットが上がらないのでこれを指定する。UDPでも初回ARPの影響が考えられるので指定した方が正確な値が出る。
    • --get-server-output: サーバ側の結果をクライアント側にも表示させる。クライアント(sender)側とサーバ(receiver)側の測定時間がmsecオーダーで微妙にずれがあるため転送量、ビットレートの値が異なるが慌てないこと。UDPの場合は1秒毎のパケットロス情報がサーバ側には表示されるが、クライアント側に表示されないので、このオプションをつけてパケットロスの状況をクライアント側にも表示させる。
    • --udp: UDPで測定したい場合に指定する。
    • --bandwidth : UDPの場合デフォルトで1Mbpsなので、かける負荷(bps)を指定する。適宜調整下さい。
    • --forceflush: バッファリングを強制フラッシュさせ、1行事に画面に出力させる。
 
  • 測定の流れの説明
    • TCPでは通常かける負荷を指定しない。再送制御が働き、最大のスループットが得れられる(--bandwidthを指定しない場合)。
    • 一方、UDPでは指定した帯域の負荷(bps)をかけ、何%パケットロスがあったかが得られる。
    • UDPのスループットを知りたい場合は、まず、TCPで測定してスループットのあたりをつけ、例えばTCPの結果が 143Mbpsだったら、UDPで130Mbps, 140Mbps, 150Mbps辺りを測定し、許容できるパケットロスのレートを見つける。
    • 無線区間等はエラーがゼロにはならないので、UDPで測定する場合は、予め何%のエラー率をもってヨシとするかを決めておく。0%とか1%とか2%とか(アプリケーションにより異なる)
    • 出力は、tee で出力しながら、ログファイルにも追記している(-a)。
    • ファイルと画面の両方に出したい場合、--forceflush を付けないと、回数分(60秒分)の全ての結果が終わってから画面に表示される(イマイチ)。1秒毎に画面に表示しながらログに出力したいので、--forceflushを付けている。--logfile オプションのみではファイルにのみ出力されて画面に出ない。
    • サーバ、クライアントとも、Linux版を利用するのがおススメ。Windows版をサーバで利用した際、異常終了し測定ができず原因不明でトラブったことがある。またLinux版の方がスループットが出る。

CentOS8 を インストールする

2021-04-04 19:05:58 | コンピュータ

0. インストールするPC

EPSON Endeavor NA601E

CPU: Intel Core i5-3337U CPU @1.8GHz

Memory: 4096MBytes

HDD: HGST HTS545025A7E380

BIOS: AP4U-0213-FM5

 

BIOSを設定する: 起動時にF2を押す

Boot Selection: ESC

 

2.インストールの準備

(1)インストール用ISOファイルをダウンロードする。

http://isoredirect.centos.org/centos/8/isos/x86_64/

ここから、お好みのサイトを選択し、必要なインストール用ISOファイルをダウンロードする。

今回インストール時にネットワークが利用できるのと、USBメモリの容量が大きくない(4GB)ので、minimal.iso を利用する。

CentOS-8.3.2011-x86_64-minimal.iso をダウンロードする。

 

(2)上記ファイルを、Rufusを使って USBメモリに書き込む。

(3)PCを、(2)で作ったUSBメモリからブートする。

EPSON Endeavor N601E の電源を入れ、ESCを押し、USBメモリから起動する。

 

3. インストール

(1) CentOS8 Install を選択し、インストーラを起動する。

インストールに必要な項目を設定する。

HDDのパーティションはAutomaticを選択。

インストールするリポジトリのURLは、

http://ftp.riken.jp/Linux/centos/8/BaseOS/x86_64/os/

GUIを使いたいので、Software は Workstation を選択。

 

(2)インストール完了後、License Agreement に 同意する(I accept the license agreement.)→ Finish Configuration.

 

4.インストール後のセットアップ

(1) X-Windowj (GNOME) のキー設定を変更し、CapsLockとControlを入れ替える。

#gsettings set org.gnome.desktop.input-sources xkb-options "['ctrl:swapcaps']"

ついでに、X-Windowsでない時のキーも、CapsLockとControlを入れ替えておく。

https://blog.goo.ne.jp/a-storm/e/9d9e213506c1459c3a481d2ed289d713

 

5. ソフトウェアの追加インストール

iperf3 ; ネットワークのスループット測定用ツール

# dnf install iperf3

 

 

 


StarTech USB ADAPTER (PS/2→USB変換アダプタ) GC46MFKEY が使えない

2021-04-02 02:27:18 | コンピュータ

StarTech USB ADAPTER (PS/2 → USB 変換 アダプタ) GC46MFKEY が使えない

In English

古き良きPS/2キーボードを、モダンなPCのUSBポートにつなぐため、PS2→USBの変換アダプタを購入した。

StarTech社 の GC46MFKEY というやつだ。

ところが、ところが、どうやっても使えない。

Windowsのデバイスマネージャから見ても、

不明なUSBデバイス(デバイス記述子要求の失敗)

と出ている。

PCはWindows10 の ThinkPad X1 Carbon (2018)。

いや、PCやOSはここでは全く関係ないのだが、一応書いておく。

もう一個、普通の人が想像する、PS/2→USBアダプタがあって、こちらを使うとうまくいく。

うまくいく方の型番は、ForYou Inc社の FUX-PS2/B。

こちらはWindowsのデバイスマネージャから見てもキチンとUSBキーボードとして認識している。

ところが、StarTechのやつは認識してくれないし、ドライバを探そうにも、ベンダID、デバイスIDが取れていない。

 

さて、色々と調べた結果、

コイツはPS/2キーボードを、USBに変換して繋げてくれるものではなさそうだ。

正確に言うと、物理的な形状をPS/2からUSBに変えてくれているだけで、信号レベルの変換はしていない模様。

(個人の想像です)

 

Amazonのレビューでもコキ下ろされている。

Amazonの商品説明にはこう書かれている。

--------

PS/2対応キーボードをUSBに変換するアダプタ。USB-Aコネクタ(オス)と6ピン(PS/2)ポート(メス)が付いており、USBポートを介してPS/2キーボードをコンピュータに接続できるようになります。

このPS/2キーボード - USB変換アダプタは、高い信頼性と費用対効果を実現するよう設計されており、StarTech.comの全使用期間保証が付いています。

以下の事項にご注意ください :
本製品はPS/2 - USB変換アダプタが付属品として含まれていたキーボードのスペア交換アダプタとして使えるように設計されています。お使いのキーボードに変換アダプタが付属していなかった場合、StarTech.comの USBPS2PCをお試しください。

--------

これで何か分かるだろうか。

私の理解では、行間を読んで、

--------

これは、PS/2とUSBの両方に対応したキーボードのPS/2の形状をUSBの形状に変換するアダプタです。

これは、信号レベルの変換を行っていません。

よって、キーボード側で接続されたポートがPS/2かUSBかを判断し切り替えられる機能を持ったキーボードでのみ使えます。

PS/2のみに対応したキーボードでは利用できません。

PS/2のみに対応したキーボードをUSBに変換して使いたいなら、信号レベルの変換機能を持った、USBPS2PCをお使い下さい。

--------

って読まないといけないみたいだ。

 

なお、Wikipedia PS/2コネクタ によれば、親切に以下のように書いてある。

--------

PS/2との両対応を謳ったUSBキーボードやUSBマウスは一般にPS/2コネクタに接続するための変換アダプタが付属するが、アダプタは物理的な接続のみをサポートし、プロトコルの変換を行うわけではなく、PS/2コネクタがUSBとも、USBのHIDデバイスとも互換性があるわけではない。接続されたバスの状態から、キーボードや、マウスのコントローラが接続先を認識し、実際の振る舞いを決めている。以上のような状況から、アダプタは固有の商品に対するオプションや、添付品など、その接続の対象は限定され、汎用のものではないことには注意が必要である。明示が無くとも、使用できるケースもあるものの明示された組み合わせ以外での使用は「保証外」である。また、PS/2専用の古いホストではタイミングや初期状態等の仕様の違いにより、動作しないケースもまれに存在する。そのような場合は実際に信号を変換するアダプタ[1]を挟む必要がある[3]

逆にPS/2接続のキーボード・マウスをUSB接続に変換するアダプタもあるが、こちらはアダプタ内で信号を変換する回路を搭載する汎用品であるため、逆の変換アダプタと比べて大掛かりなアダプタになっていることがある。

--------

 

要するに、普通のPS/2キーボードをUSBにつなぎたい、って用途には利用できません。

 

 

 

 

 

 


HP Stream 11 y-003TU をセットアップする

2021-03-15 11:07:30 | コンピュータ

■Memo

BIOS設定:起動後すぐ ESC -> Menuで F10を選択。

デフォルトで0秒になっているので押せるタイミングが短い。

BIOSで5秒位にしておくとよい。

UEFI診断ツール:起動時にすぐF2 

 

■手順

Windows7をリカバリする

時刻を合わせる

WindowsUpdateを行いたいが、SSL設定が古くうまくいかないので、まず、WindowsUpdate Agentをインストールする。

Google Chromeをインストールする(お好みで)

HP Supportに接続し、製品を検出させる。

BIOSをアップデートする

HP各種ツールをインストールする(HP Support Assistant)

BIOS

#1

HP Stream Laptop 11-y0xx

BIOS: F.30

 

#2

HP Stream Laptop 11-y0xx

BIOS: F.04

BIOS: Battery: 

    Location Primary

    Device Name PO02037

    Manufactuere 333-1C-3D

    Serial Number 01220 8/15/2016

    Capacity 37696 mW.Hour

    Voltage: 7600 mV

    Chemistry LION

Win10 Taskbar 電源に接続、充電していません

HP Battery Check: 100%