a-stormのblog

日々の出来事等、とりとめのないことなど、できるだけ色々と書いていこうと思います

ThinkPad X60 に Almalinux 8 を入れ、Wi-Fiが使えるようにする

2024-01-26 10:55:28 | コンピュータ

これまでメインPC、遊び用PC、テスト用PCとして、長く使ってきた ThinkPad X60。

Almalinuxの検証用に使っていて、内蔵Wi-Fiがサポートされておらず、

他にも色々古くなってきていて、そろそろ利用を終了しようかとおもったが、もう少し頑張ってみよう。

 

内蔵Wi-Fiアダプタは以下の通り。

Atheros AR5BXB6 (11gには対応しているが、11n, 11acには対応していない)

Vendor ID: 168C, Device ID: 1014

  168C Qualcomm Atheros 1014 AR5212 802.11abg NIC

 

まず、交換を試みたが、起動時のBIOSチェックでエラーとなり動かなかった。残念。

購入したもの:  Atheros: AR5BXB72 → BIOSチェックでエラーになった

 

改めて、内蔵Wi-Fiの仕様を確認。

product: AR5212 802.11abg NIC

vendor: Qualcomm Atheros

Physical id: 0

bus info: pci@0000:0300.0

versiont: 01

width: 64 bits

clock: 33MHz

capabilities: pm msi pciexpress msix cap_list

configuration: latency=0

resources: memory:edf0000-edf0ffff

 

対処方針案

  1. 内蔵Wi-Fiデバイスを別の機種に交換する
    •  →やってみたが失敗(BIOSチェックでエラーになる)
  2. USB Wi-Fiを購入する
    •  →USBポートを使ってしまうことからペンディング(後回し)
  3. Kernel Configure で サポートする(カーネル再構築)
    • Kernel再構築のスキルが無い、勉強にはなる
  4. kmod (ローダブル カーネル モジュール)を利用する。kmod_ath5k
    • やってみたがうまくいかない
  5. DKMS (dynamic kernel module support) を利用する
    • RedHatでサポートされている?
  6. 最新のKernel (kernel-ml) を利用する (elrepo kernel-ml: kernel mail line)
    • とりあえず入れてみたらWi-Fiが動いた。
    • その後、dnf updateで環境が壊れてしまったので、再度実施予定。
  7. そもそもThinkPad X60が古すぎる。新しいノートPCを購入する

結局どれが一番スマートな方法なのか分からず試行錯誤中。

 

6. 最新カーネルでうまくいきそうだ。

まず、minimal 構成でインストール

2024.1.12 に配布されるパッケージに署名されているGPG秘密鍵が更新されたので、署名検証に利用するGPG公開鍵を更新(追加)する。

# rpm --import https://repo.almalinux.org/almalinux/RPM-GPG-KEY-AlmaLinux

最新化

# dnf check-update

# dnf -y update

Minimal 構成だと Wi-Fiデバイスが認識されず、NetworkManager-wifiがインストールされないようなので、インストール

# dnf -y install NetworkManager-wifi

 

 

 

■kernel-mlのインストール

ELRepo用の公開鍵をインポートする。

# rpm --import https://www.elrepo.org/RPM-GPG-KEY-elrepo.org

ELRepo用のリポジトリをインポートする

# dnf install https://www.elrepo.org/elrepo-release-8.el8.elrepo.noarch.rpm

ELRepoのkenelの更新をEnableにする

# vi /etc/yum.repos.d/elrepo.repo

--------

[elrepo-kernel]

のenabled を変更する。

(before) enabled=0

(after)    enabled=1

--------

 

 

ダウンロードの高速化のため、ミラーサイトも使えるようにする

# dnf install yum-plugin-fastestmirror

→Almalinux8 ではなぜか失敗

Atheros AR5BXB6 用 kmod (ローダブル カーネル モジュール)をインストール

# dnf install kmod-ath5k


プリウスαの補機バッテリーの交換(2回目)

2024-01-22 00:18:49 | プリウスα

プリウスαの11年目の車検が終わりました。しばらく長距離通勤していたので走行距離は24万キロオーバー。

ハイブリッド・バッテリーも無事で交換せずにすみました。

特筆すべきは、ブレーキパッドが5.5mm残っていたこと。

まだ一度も交換してなくていつ交換になるかドキドキしているけど、回生ブレーキのおかげで減りが少なくて済んでいるようです。

そして、追加でバッテリーを交換。

自分で交換できるので、ディーラーにはチェックだけお願いしたところ、10段階評価で1(最低)とのことで、すぐに交換して下さいと言われる。

エンジンが1回でかからなくなったら交換しようと思っていたけど、バッテリー劣化は急に来るみたいで、家族が使っている時にエンジンがかからなくなって、立ち往生するとマズイので、交換しました。

前回の交換時には、バッテリー充電器をつないでシステム電源をバックアップしながらやったけど、バッテリーを外した瞬間、インテリジェントな充電器が給電をストップしてしまったらしく、バックアップができてなくて、ラジオ設定とかトリップメーターの値とか一部の設定が消えてしまいました。

今回は、直流安定化電源をつないで交換を実施。ばっちりうまくいきました。

交換前:

交換後:

システム用電源のバックアップ:

 

交換したバッテリー(メモ)

交換前:GS YUASA バッテリー, EHJ-S46B24R, \19000円也(Amazonで購入)

交換後:Panasonic 国産車バッテリー カオス N-S55B24R/HV CAOS Blue Battery ハイブリッド車(補機)用 (23,800円、Amazonで購入)