さ、寒いですねー。

ご当地では、昨日、みぞれが降りました。春というのに。大荒れの展開でした。ところで、メニューイン氏のメンデルスゾーンバイオリンコンチェルトは、無双の演奏であると思うのですが、奇跡の演奏というものに立ち会えることは、しあわせなことです。チェリビダッケさんのおそらく来日ラスト、ブルックナーチクルスを、家内と、当時のお小遣い叩いて行きましたよ。余りの心地良い響きに、二人とも、寝てしまいました。急に、ブルックナー九番を、田園と未完成交響曲に変更しよった。激怒の余り、払い戻ししようかと騒ぐのも、まずいと思い、泣き寝入り。ま、犬の散歩みたいにオケを響かせる指揮者の芸風に身を委ねて、一人24000円の旅を味わうことが出来たと、喜びしかありません、あの日の夜は、思い出の演奏会であります。フルトベングラーの音楽ライブは、頭の中で、キラキラ星が現れたとか。私も、大学の授業で、キラキラ星が現れたことがあります。意味が違うか？（笑）最近、リヒテルさんの演奏が、テレビで、見れました。鍵盤を刺し貫く思いで、指を叩き込めという巨匠の演奏に、たまげました。すぐ、平均律の神への祈り演奏に立ち戻りたいと思いました。演奏、自身に既に期待する演奏イメージがあり、まさに、その演奏が、目の前で、展開されると、頭の中キラキラ星が現れるのでしょうね。期待する演奏、今日は、何を聴くか？