風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

ブルーベリーは目にいい…

2005年06月19日 | 自然(花 虫 樹etc)
ブルーベリーの花をじっくり見ないうちに、花が終わり寂しく思っていたのですが…。
ふと目を留めてみると、りっぱな実になっていました!まだ緑色ですが、少しずつ色付くのが楽しみです。
伯母にもらったブルーベリーの木で、鉢植えにしてあります。地植えにしたいけれど、場所が見つからずそのままの状態。3本あるうち、1本だけ花をつけたのです。だから実も少しなのです。消毒もなにもしてないので、熟すると、もいで新鮮なうちに口にポイと入れられるのです。

数えられるほどのブルーベリーでは、目に効くはずもありませんが…。スーパーで手に入るものと比較にならないほどの、みずみずしい味わいです!最高!自然の恵みに感謝して、庭で涼やかな風を受けながら、もぎたてをほおばる時の“ささやかな幸せ”は、なにものにもかえがたいですねぇ…。
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裂き織りとアジサイ

2005年06月18日 | 暮らし
箪笥の奥に眠っていた、子供時代の着物地で織ったものです。平織りでなんの変哲もないものですが、裂き織りを習いたてでしたので、夢中になって取り組んだ記念のものです。おさらいするようにして、寝るのも忘れて徹夜で織り上げたのでした。これは、その中の一番小さいものです。カラフルな模様の着物が、紫陽花色の織物に変身しました!

今朝のことです!焼き締めのおおぶりの湯のみに、紫陽花を生けて飾ろうとしていた時でした…。適当な花瓶敷が見つからず、どうしようか考えていて…ふとお思い出したのでした。パソコンカバーにサイズがぴったりということでそれまで使っていた裂き織りはどうかな?と…。思った通り、大きさもちょうどいいし、色合いが妙にマッチしているではありませんか。そんな訳で、しばらく拝借することにしました…。
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(11)雪ふる暗い夜道をひたすら…

2005年06月17日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
「あ!この車両広くてゆったりしてる!」
「ん?ここじゃないよねぇ…。残念だねぇ~」

スタンダードと書かれた車両を求め、どんどん前方目指して歩く。
車内は通勤のサラリーマンが多く、結構込んでいる。
発車時刻を気にしながら、車両に沿ってホームを早足に歩く。
発車のベルが鳴ったら、すぐ飛び乗れるようなスタンスで…。
空席を見つけようと、車中の人々をねるようにして歩く。

「あった!スタンダードって書いてあるよ!」
「エコノミークラスだね」
「込んでて、席ないよ。お母さん!」

1人席はポツリポツリあったが、同じボックスで2人座れる席になると、なかなか見つからない。
しばらく歩いていくと、若い男性が1人で座っている席を発見。
断って同席させてもらうことにした。
仕事帰りの英国人のようだった。
ベルが鳴り響き、電車が走り出した。

しばらく走ると街並みが消えて、車窓からの眺めは田園風景になった。
若草色の農地や林や森が後方に走り過ぎて行く…。


外の景色が次第に色を落とし始めると、車内に明かりが点り活気を帯びてきた。
新聞や雑誌を読むサラリーマンやコーヒーを飲む若いOL、
パソコンで資料を作成する講師風の中年男性、
おしゃべりに夢中のカップル、
携帯で仕事の話をする営業マンなど…。

どこかで見た風景だなぁ…。
都会からベッドタウンに帰ってゆく人々…
どこの国も同じじゃないか…。
当たり前の日常風景なのにへんに感心してしまった。

食堂車から買ってきたコーヒーを味わいながら、さりげなく車中ウオッチング。
車窓を眺めていた娘は、よぽど疲れていたのか、気持ちよさそうに寝てしまった。
そのうち私の瞼も重くなり…うとうとする。
寝入り端だったが、ふっと目をさました。
娘はすでに起きていた。


「そろそろ、モートン・イン・マーシュに着くよ」
彼女の言葉に頷く。棚の荷物を降ろし、下車する準備をする。
電車の中もだいぶ空いてきた。
家族へ“カエル(帰る)コール”をするお父さんの姿もあった。
何人か降りる用意をする人にまじり、車掌のアナウンスに聞き耳をたてる。


午後7時。駅に着いた時は雪だった。
無人駅となったモートン・イン・マーシュー。
小さな駅舎には駅員さんの姿が見えない。
何人かが下車したが、家路に向かい足早に去っていく。
田舎の小さな駅は、寂しい色合いに包まれていた。
頼りにしていた構内のインフォメーションは、すでに閉っていた。

「B&Bに電話しょうか?」
私の心配をよそに、娘が言った。
「大丈夫!駅から歩いて15分だから。道も調べてあるし」
「雪も降り出したよ。そこに電話があるから、道を聞くだけでも…」
「いいよ。分かるから…」
「そ~おぅ…」

電話した方がいいとは思ったが、ここは娘に任せよう…。
旅のスケジュールは彼女が決めた事だし…。
結果はどうあれ、信じてついて行こう!


「駅を右に行ってから、広い通りを左かな…」
「こっちでいいの?」
と少し不安げに私が言った。

「う~ん。ちょっと待って!」
彼女はもう一度、メモに目を通す。
「こっちじゃないかも…。右だね」

「ん?右?反対の方向?ほんとに大丈夫?」
「今度は大丈夫だよ!」
自信たっぷりの娘。


降りしきる雪の中、1つの折りたたみ傘をさして歩き出す。
頼りは、B&Bの簡単な地図と標識だけ…。
娘は、古くて大きなボストンバッグをガラガラ押したり、引っ張ったりしながら夜道を歩く。

「Y字路になるけど、どっちに行くの?」
「道なりだから、こっちだよ」

標識で確認しながらひたすら歩く。
ゴォーという音がし、後方から来た自家用車が猛烈な勢いで走り去っていく。
次第に家並みが消え、田舎道になった。

時々、前方から、そして後ろからと爆音のようなうなり音で車が通りすぎる。
その明かりで道を確認する悲惨な状況だった。
英国コッツウォルズの田舎道を、たった2人でただただ歩く。
雪がひどくなり、寒さに震えながらB&Bを目指す。
あたりが真っ暗闇に包まれていった…。(つづく…)

 

※写真は雪のスノーズヒル
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ハルジョオンと紫陽花

2005年06月16日 | 自然(花 虫 樹etc)
風の備忘録の林さんのブログで、かわいいハルジョオンに出会いました。その何日か前、長女が早朝に見たハルジョオンの群生の話をしていたので、花の姿が重なり、よけい心惹かれたのでした。

きのうの午前中、仕事をすませて会社に戻る時のことでした。川沿いに咲くハルジョオンを見かけたのです。車を止めて、思わずパチリ!何枚か撮っているうち、アジサイと共生している姿が目に入り…。シャッターを切りました。

青いアジサイを背に、野菊のように咲くハルジョオンがとてもきれいでした!
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(10)うっそ~電車行っちゃった!?

2005年06月15日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
英国のパディントン駅16時18分発のモートン・イン・マーシュ行きが走り去って行く…。

「行っちゃったよぉー」
「うん、行っちゃった~」

8番ホームには、私たち日本人母娘が取り残され…他に誰もいなくなった。
一瞬固まりそうなほどがっくりきたが、いつまでも呆然としていられない。
次の行動に移らなければ…気を取り直して母は娘に言った。

「次の時間、調べてくるから…」
「うん」

カウンターに戻り、例の女性に声をかける。

「次のモートン・イン・マーシュ行きは何時ですか?」
すると、少し驚いたような残念そうか表情になり、調べ始めた。

「次は17時22分です」
「何番ホームですか?」

すると、彼女が答えた。

「10分前にここに来て下さい」

その時々でホームがかわるのかもしれないなぁ…。
それで、さっき2、3分後に来てくださいって言ったんだろうか。
時間の変更もあるのだろう…。
いまさら気付いたって遅いよ!
どうしてぼんやりなんだろうねぇ、私って…。
そんなことを考えながら、娘が待つ8番ホームへ戻った。

「そっかぁ…。1時間近く待たなきゃいけないんだ」
「そうなのよぉー。何か食べて待つことにしようか」
「私、そんなにお腹すかないよ。それより、トイレ行きたい」
「ん?トイレ?どこにあるんだろうね~」

2人でトイレの場所を探す。
なんのことはない、時刻掲示板のすぐ近くにあった。

「イギリスでは駅のトイレでもお金いるのかな?いくらかなぁ」と思案する娘。
私は小銭を持ち合わせていないことに気付いた。

「ちょっと待って!そこの売店でチェンジしてくるから」
と言い置いて、トイレの目の前にある売店へ入って行った。

そのミニショップには、
絵はがきやノート、ペンなどの文具を中心に雑貨が所せましと並んでいた。
女性店員が数人いたので、その中の1人に事情を話した。
すると、彼女は心よくチェンジしてくれたのだった。
1ポンドを20ペンス5枚に交換してもらい、娘にその1枚を渡す。

「じゃぁ、行ってくるからね」
そう言って、トイレの奥へと消えた娘を待つ。
しばらくして、先ほどのカウンターの女性が近づいて来た。

「5時22分の電車は3番ホームですよ」

心配そうに念を押すように言った。

「ホームで駅員の男性にチケットを見せて乗車してね」

私を促すように言ったのに、そこを動こうとしないものだから…怪訝そうな顔を向けてきた。
トイレに行った娘を待っている、と話す私に
「娘さんに伝えてあげるから、先に行って!」彼女が言ったのだった。

そんな事言われてもなあ~
娘を置いて先に行くべきか、それとも待つべきか…
あぁどうしよう!?どうして遅いのよぁー。
トイレで事件?そんなこと起きないでよぉ~。
躊躇している、ちょうどその時、娘が戻って来た!

「遅いよぉー。電車来ちゃったよ~。急いで!」

女性に心から感謝して、私たちは3番ホームに向かったのだった。(つづく…)


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PAULのパンは思い出の味

2005年06月14日 | 2005年仏サンジェルマン デ プレ
3月初旬のフランス・パリ。
サンジェルマン・デ・プレ界隈…
本場のフランスパン(※1)を味わおうー
娘と二人で老舗のパン屋さんめぐり。

そのひとつ、PAUL(※2)。
朝早くに行って見ると
会社員、主婦、お年寄り、若い女性、カップル
並んでる、並んでる…よ。

さっそくは列に入り…あれこれ注文
道行くパリジャン眺めては
テーブル席でのモーニングタイム
たっぷりサラダがうれしいね。

※1 フランスパンは、日本での言い方。バタール、バゲット、パリジャン…といろいろ。
※2 東京(八重洲店・東京名店街店・六本木1丁目店・アトレ四谷店・高島屋S・C玉川店・マルイ北千住店)と大阪(本町店・大丸心斎橋店)に支店があり、本場の味を楽しめます。
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(9)1、2分の差は大きかった

2005年06月14日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
ロンドン・ヒースロー空港から高速列車に乗り、パディントン駅へ着いた。
ここで、乗り換えてモートン・イン・マーシュに、午後6時頃には着くはず?
そして、今夜の宿(B&B)に午後7時までには辿りつく予定だったのに…。

ところが、予定は未定で、思うようにいかないのが世の常というもの。
余裕を持って時間配分をしたから安心…とばかりに、ついのんびりムードになっていたのがいけなかった。
(その緩みが、あとで大変な思いをすることに…)。


「Brit Rail…、あの列車でいいのよね」
「そうだね。確認して時間も調べてくるよ」

娘にカバンを見ててもらい、インフォメーションを探した。
売店で聞いてから、インフォメーションに行ったが、何人も並んでいる。
いつ順番がまわってくるか分かったものじゃない。
割り込む訳にいかないので、しかたなく時刻掲示板を探すことにした。

人が群れている一角が目に入り、近づくとカウンターがあった。
30代ぐらいの女性3人が、テキパキと応対していた。
その頭の上には、デジタル時刻表が掲示されている。
モートン・イン・マーシューの文字が表示されていないので、1人の女性に聞いてみた。

「2、3分後にもう一度来てください」と言われてしまった。


娘のところに戻り、一緒に掲示板を見ていることにした。
英国人に混じって…2人でデジタル文字をじっと見つめていた。

「あ、お母さん、モートン・イン・マーシュあった!16時18分…8番ホームだ!」
「どこ…?。ほんとだ!急がなくちゃー」

8番ホームに向かって私が走る…。
その後を追って、娘が走る!
一昔も前の古い布製のボストンバッグをガラガラ鳴らしながら…
彼女は必死に走った!

「待って~」
「あ~ 行っちゃうよぉ~」
「うそ~!? 行っちゃったよぅ~」  

列車は待ってくれない。バスなら可能性もあるが・・・。
無常にも目の前を走り去って行った。
1、2分の差…ほんとにちょっとの差なのに―。
その差は、実に大きいのだった! (つづく…)
                      
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(8)ヒースロー空港からパディントンへ

2005年06月13日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
2月下旬のロンドン・ヒースロー空港は雪模様だった。

出国手続きを済ませて、パディントン駅までのチケットを購入することにした。
しかし、チューブ(地下鉄)で行くか、高速列車にするか、ちょっと迷った。

「高速列車はチケット高いけど、地下鉄より45分速いよ」と娘。
「最初だし、行きやすそうだから高速列車にしようか」
「そうしようよ、お母さん!」

「えーと、切符売り場はどこだろう」
「あっちの方じゃない?」

娘の言う方向へ歩いていくと、自販機があった。
クレジットカードが使えたが、お札を細かくしたかったので窓口で買った。

高速列車の乗り場まで、娘が大きな荷物をガラガラ押して行く。
私が昔使っていた、古い旅行カバンなので押しにくそうだ。
(1070年代に、ハワイ80日間の1人旅をした時のもの)


高速列車は快適そのもので、あっという間にパディントン駅に到着した。
ここで乗り換えて、モートン・イン・マーシュまで行くことになっていた。
何時の列車があるだろうか、何番線だろうか…。

「あの列車じゃない?」
「そうかもね。発車時刻聞いてくるね」
娘に荷物の番をさせて、インフォメーションに向かった。

※写真はスノーズヒルの雪原
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春菊の花が咲いたよ!

2005年06月13日 | 自然(花 虫 樹etc)
「かわいい花…。何の花なの?」
「春菊だよ~ん」
「え?すき焼きの時食べる、あれ?」
「そうなのよ。茹でようとしたんだけどね。
 蕾にじっと見つめられている感じがして…」
「へぇ~。花瓶に生けてたって訳?」
「そう。そしたら花が咲いちゃった!」
「ふぅーん。デイジーの花に似てるのね」
「懸命に咲こうとしたようで、いとおしくなっちゃう…」

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ナツツバキ

2005年06月12日 | 自然(花 虫 樹etc)
我が家のナツツバキもまだ咲いています。
二階の娘の部屋から写した一枚です。

ナツツバキ(夏椿)は、ツバキ科で、別名シャラ。
あの「諸行無常の花」、沙羅双樹のひとつ。
もう一つの「沙羅」は、ハクウンボク(エゴノキ科)
だそうです。

※訂正=この画像はヤマボウシです。大変失礼しました。
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あじさいの季節

2005年06月12日 | 自然(花 虫 樹etc)
あじさいが美しい季節になりました。
咲き始めの、淡い黄緑味を帯びた白いあじさい…
これからどんな色の変化を見せてくれるか
とても楽しみです。

ひとの心模様もあじさいのよう…
これから、明るく、輝きのあるココロに
どれだけ出会えるのでしょうか…
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びわの実がなる頃

2005年06月12日 | 自然(花 虫 樹etc)
びわの実が少しずつ色づき始め…。
今年は大きな実をしっかりとつけてる様子。
植えっぱなしで、ほとんど手をかけないのに…。

実は食べて美味しいし、
ジャムや果実酒にしてもなかなかいける。
鳥たちの食事にもなる。
その大きな葉はお茶になったり
煎じ液は漢方薬にもなる…。


20年ほど前、デザートで食べたびわの実。
なぜか捨てられずに、土をかぶせて植木鉢の隅に…
それが、芽を出し…どんどん大きくなり
別の鉢に植え替えたら、元気に育ち…
家の庭に植えるとますます勢いづいて
鳥の巣作りにはもってこいの場所になり
かわいいヒナたちが巣立っていったね

こぼれた種から芽が出て、その苗をお隣さんへ
すると何年か経って、実もなるように…

今では、裏庭の主のような風格を持つ
びわの木に今年も感謝の日々…





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水辺の花

2005年06月11日 | 自然(花 虫 樹etc)
いよいよ梅雨の季節です…
植物園を散策していたら
知らないうちに池の近く

あ!蓮の花が咲いているよ
白い花が遠くに二つほど…
いまにも咲きそうな気配

ぽつぽつと雨の音…
「僕はここにいるよ!」
遠く聞こえるかすかな声

思わず水辺に目を落とす
雨にうたれて輝くように
黄金色の衣に光満ち…


※この黄色い花はコウホネ。dreamさんに教えていただきました。感謝です。
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房すぐり(つづき…)

2005年06月08日 | 自然(花 虫 樹etc)
「(略)…お母さんやお姉ちゃんがいるからなんだ。ただの家じゃないんだよ。気持ちが温かくなってくる…。私には、いつでも帰って来れる場所があるんだ、そう思うとまた明日から頑張ろう、ってだんだん力が沸いてくるんだよ…」―そんなふうに素直に言えるようになった娘がいとおしくなりました。その言葉は嬉しく、私も元気になりました。

“かわいい子には旅をさせろ”昔の人は言いました。この頃、実感しています。
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房すぐり

2005年06月08日 | 自然(花 虫 樹etc)
鉢植えの房すぐりが、少しずつ色づいてきました。今年もジャムにして…、美味しいプランスパンにつけて…、お天気のいい日に庭でブランチ…。そんな事を考えてしまうほど、透き通るようなきれいな実になりました。

去年、娘が房すぐりでジャムをつくりました。「今年も作ろうね!」と楽しみにしているのです。今春、就職して家を離れたのですが、休みになると戻ってきて、「我が家の庭が一番だよ~。ここに来ると“心のそうじ”が出来るんだ!エネルギーが蓄えられて、また頑張ろう、って思えるんだ…」―しみじみ言うのです。

無事に着いたか、電話しました。いろいろ話したあとで「また、泣けちゃったよ。悲しいからじゃないよ。私には、いつでも帰れる家がある、家というより、お母さんやお姉ちゃんg
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