風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

沖縄の味

2007年07月30日 | 暮らし

沖縄が返還される前の冬、与論島を一人で旅した。
「この海のすぐ対岸に沖縄があるのに行けないんだ」
「泳いで行けそうなすぐ近くにあるのに・・・」
日本なのに日本でない!?違和感を覚えた。
近くて遠い存在の沖縄に、与論島から思いを馳せたものだった。

沖縄返還。
昭和47年(1972年)5月15日に施政権が米国から日本に返還された。
返還後、行き来が自由になり、情報も入ってくるようになった。
とはいうもののネット社会の今の比ではないが・・・。

音楽。
安室奈美恵さんはじめ、沖縄出身の歌手の活躍が目立ち始めた。
森山良子さんの歌詞にBEGINさんが曲をつけた「涙そうそう」を夏川りみさんが歌って大ヒット。
BEENさんと夏川さんも沖縄から出た。
森山さんが若くして死去したお兄さんへの思いを歌詞にこめたもので、胸に痛い。
夏川さんの声がまたいいのだ。
「涙そうそう」も私の大好きな歌の一つになった。

テレビドラマ。
沖縄を舞台にしたドラマ「ちゅらさん」が高視聴率を獲得した。
ヒロイン恵理役の国仲涼子さんも沖縄出身。
恵理の周りの人たちがなんとも温かいのだ。
それぞれ欠点はあるものの(人間だもの)、人間的魅力にこころ惹かれた。
おばあ役の平良とみさんがいい味出していた。
兄・恵尚役のゴリさんも面白かった。どうしようもない人間なのだが憎めない。

家族愛、友情、夢、生と死、郷土愛などさまざまな問題が盛り込まれていた。
毎日、楽しみに見ていた。

「ちゅらさん」を通して、沖縄がますます好きになった。
美しい自然だけでなく、家族や友達を大事にし、年長者を敬う沖縄の気質が心に響いた。
悲しい歴史を持つ(今なお戦争の傷跡を残している)だけに、人と人の絆が強いのかもしれない。


※写真は娘たちと旅した沖縄で食べた伝統料理。なかでも豆腐よう(唐芙蓉)が見た目もおしゃれで、美味しかった!
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水納島

2007年07月02日 | 沖縄の旅

南国特有の香りに包まれた那覇空港。
湿気を含んだ南風が運ぶ甘い香りが心地いい。

水納島の写真を見ていたら
旅の虫がうずき始めたか!?

有給を取って沖縄まで南下したい!
南の風をいっぱい受けて自転車で走りたい!

7月、8月、9月はいろいろと忙しい。
けれど、そんなこと言っていたら
いつまでたっても行けそうもない
思いきって ぽ~んと ひとっ飛び
七夕さまにお願いしたい気分

※写真は大好きな水納島の浜辺

コメント (25)
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