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風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事など備忘録として綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

連休の過ごし方

2006年04月30日 | 自然(花 虫 樹etc)
楽しみは先延ばしに…!

大型連休に海外旅行をする人が、今年は昨年より多いという。
30万人とか、いわれているが…近場のアジアに集中しているらしい。
国内では、沖縄が人気のよう。
やはり、南の島に惹かれるのは誰もに共通しているのだろうか。

私は、連休はあまり動かないようにしている。
人気のスポットには、大勢の人が集まり、人を見にいくようなものだから。
ただ、疲れにいくようなものなのだ。子供たちが幼い頃は結構でかけていたものだが…。

のんびり、庭の手入れでもしようと、とりあえず土と花苗10ポットほど買ってきた。
冬枯れで寂しかった庭が、あっという間に復活。
レンギョウや雪柳のあとに、パンジー、花ニラ、都わすれが咲き始めた。
バラも蕾を持ち、ブルーベリーやワイルドストロベリー、フサスグリの花も開花し、賑やかになった。

裏庭でブランチをしたり、ティータイムを楽しめるように、花壇づくりに励もうと思う。
時々、読書をしたり、映画も見よう。旅の楽しみは先に延ばして…。

※写真は沖縄のマングローブ

お絵かきツールで遊ぶ

2006年04月27日 | 暮らし
お絵かきツール。
最近スタートした。
とはいうものの、どうも思うように描けない。
けれど、やっぱり楽しいよ!
絵手紙感覚で、どんどん描いていく。
時間を忘れてしまうほど、没頭している自分がいる。
子供のように…ブレーキがかからないのだ。


「下手でいい。下手がいい」
  楽しいのが一番よね!


雲海から新緑

2006年04月25日 | 暮らし
サクラの花が散り始めた そう思っていたら…
 
いつのまにかサクラが消えて 

ほんとうにいつのまにか 

やわらかい黄緑色が顔を出した

あっというまに新緑の季節がやってきた


ふわふわ風に吹かれて 雲の上
ふんわり雲海 さらさらと雲がゆく
芽吹きの山並みに 新緑の波がゆらゆれて

 



国家の品格

2006年04月23日 | アート(本 美術 映画 音楽etc)
国家の品格の著者、藤原正成さんが数日前テレビに出演され、同書について解説されていらっしゃいました。共感することばかりでした。

紅葉やサクラの、はかなさの美が分かる日本人の繊細な美的感受性。火事場泥棒などの卑怯を憎む武士道精神。英語などの外国語より日本語を学ぶことの重要性。そんな日本人の思考、情緒、誇り、自信などについて語られました。

日本の進むべき道を説いたのが「国家の品格」(新潮新書)のようです。読んでみようかなあ、と思っています。






いま、会いにゆきます

2006年04月21日 | アート(本 美術 映画 音楽etc)
「いま、会いにゆきます」(市川拓司原作)
先日、テレビで放映されていたのを見ました。実のところ、あまり期待していませんでした。映画化された時、たっくん役が中村獅童?澪が竹内結子?そう思っていました。ちょっと違和感があったのです。映画化される、本が話題に上る前に原作を読んでいたから、よけいにそう思ったのです。

原作本「いま、会いにゆきます」は、娘が古本屋で買ってきて家にあったので、何気なく手にとってみたのです。どんな本に興味があるのかな~、そんな気持ちから呼んでみました。軽く読める本でしたが、作者の温かい気持ちが心地よく胸に響いてくる、そんな本でした。

本を読んでイメージができていましたから、映画はあまり期待しなかったのです。ところが、共演の中村獅童 と竹内結子の息が合っていて…。結構引き込まれました。子役の子も自然な演技で、可愛いかった!脇をかためる医師や保育士、会社の人たちがまた良かったのです。いい味出してました。役者はすごい!そう思いました。(共演した中村獅童 と竹内結子は、結婚しましたね。お似合いだと思います。プライベートでも素敵なファミリーなのでしょうね!)


雨の降る季節、亡くなったはずの澪が現れ、奇跡の時間が始まります…。
三人で一緒に暮らせる貴重な時間が、たんたんと静かに過ぎていきます。そして、別れが近かい事に気づいた澪は、一人では生きられないたっくんを小学生の息子に頼みます。目玉焼きの作り方や洗濯物の干し方などを教えていくのです。そして、たっくんには息子を託します。切ない場面です。謎が次第に解き明かされて…。

森からマイナスイオンが流れてくるようでした…。澪の切ない思いが伝わり、胸が痛みます。生きること、家族や仲間や知人とのかかわりなど、普段あまり気にしないことですが、その大切さを再認識させられる映画でした。



愛しきベリーたち

2006年04月20日 | 自然(花 虫 樹etc)
julywindさんの「ベランダ通信」に
イチゴの写真があり、引き込まれてしまいました。
背景に奥行きがあって、とても素敵なのです。


我が家では今年もまた、野イチゴの花が咲き始めました。
(この写真は昨年撮ったものですが…)
ブルーベリーやスグリの花もちらほらと…
小さな庭の植木鉢の中のベリーたちですが、
今から実のなる季節が楽しみです。

デコポン2

2006年04月20日 | 暮らし
文字が気に入らず、漢字を入れてもう一度挑戦!
お絵描きツールで、マウスを使用せず指で描いているのですが…。
す~と線が勝手に動いてしまい、思うように描けません。
まるで生きてるように、ニョロニョロと~。
どうしたら上手くいくのかしら?

かもめ食堂

2006年04月18日 | アート(本 美術 映画 音楽etc)
じんわりと、心に温かさが伝わる、そんなハートフルな映画でした。ちょっと疲れ気味の人や目標が揺らぎだした人、心寂しい人などに、おすすめの作品です。きっと元気になりますよ!群ようこ原作、荻上直子監督、全てフィンランドロケだったそうです。時間の流れがゆったりしていて、優しい気持ちになること請け合いです。

ヘルシンキに日本レストランをオープンさせた、主人公のサチエ(小林聡美)を中心にストーリーが展開します。ガッチャマンの歌を最後まで歌えるミドリ(片桐はいり)と、不思議な存在感のマサコ(もたいまさこ)がいつしかサチエの店を手伝うようになります。でも、なかなかお客が来ないのですが…。

メニューのメインはなんとおにぎり!鮭、おかか、もうひとつあるのですが、思い出せません、すみません(ちなみに私は梅干が好きです)。サチエにとって思い出深い「おにぎり」はジャパニーズ・ソール・フードなんです。お客が来るようにと、ミドリがフィンランド人に好まれるおにぎりの具を考えますが、なかなか上手くはいきません。

何日もお客が来ない日が続きます。何人か、店の中をのぞくのですが、なかなか入って来ないのです。年配の三人の女性、いつも怒りの表情の女性など。そしてお客様第一号の青年をはじめ、「かもめ食堂」に少しずつお客が集まるようになります。サチエとミドリとマサコは、つかず離れずのいい関係を保つことで、プライバシーを尊重し合っています。

許容量の広いサチエ役の小林がいいのです。ミドリの独特なキャラクターを強烈な個性の片桐が演じ、もたいがまたいい味を出していて、絶妙のコンビネーションなのです。(小林ともたいは、テレビ「やっぱり猫がすき」で共演してました)

そんな三人の「いらっしゃいませ!」はなかなか興味深いものがあります。ミドリはラフ過ぎて、マサコは丁寧過ぎ、サチエは…?

そして、「おにぎり」にまつわる思い出はやっぱり温かいんですね!だから日本食は素晴らしい!と再認識させられました。まさしく、ジャパニーズ・ソール・フード!心に響く映画で、しばらく余韻を楽しみました。


(最近、日本でロハスな生き方が話題に上りますが、「かもめ食堂」にはそのヒントが詰まっていました)





少しでも長く☆桜のお花見

2006年04月11日 | 自然(花 虫 樹etc)
桜の花は冬の寒さの蓄積でスイッチが入るそうです。
通勤途中の桜並木、新芽が出始める頃から気になります。


寒い日が続たあとに、ちょっと暖かい日が訪れました。3月下旬です。
気持ちのいい陽射しに誘われて、湖畔を歩いてみました。
すると、オオイヌノフグリの青い花が目に飛び込んできたのです。
ハコベも白い小さな花を咲かせています。タンポポの黄色も色鮮やかです。
「寒い寒いと思っていたら、もう春?」
よくよく見ると、あちこちにパッチ状に群れて咲いています。

でも、桜の新芽はまだでした。

何日か過ぎて、ふと桜の枝に目をやると、すこ~し新芽が出ています。
その何日かあとに、その芽が少しずつ顔を出し始めたのです。
そして、蕾が少しずつ少しずつふくらんでいきます…
寒さの中で準備をしていたのですね。かたい蕾も除々やわらかくなりました。
この頃の、開花を待つ桜の枝もなかなか味わいがあります。

沖縄で桜が開花、桜前線がぐんぐん北上していきます。
そして、お花見シーズン!
昼は青空の下でお花見弁当、夜は美味しい日本酒で夜桜見物。
撮影会やカラオケ大会とにぎやかです。


2分咲き、3分咲き、8分咲き、満開…
春の嵐の中、花ふぶきになり、水面に浮かぶ桜の花びらは遠くへ旅立ちます。
そのみごとなこと!まさに、日本画の世界です。

「この週末がお花見のピークかしらねえ」

散りゆく桜も情緒があります。
そして、次第に新緑の葉が出てくるのです。
淡いピンクに、黄緑色の葉が微妙に重なり、美しいハーモニーを奏でます。
除々に桜の花色が少なくなります。
マスカットのような黄緑色の分量が多くなる、この時季の桜も美しい!
大正ロマンを感じさせる色の動きは格別です。

そして、あっという間に新緑に移り変わります。
目にいたいほどの緑が心をリフレッシュさせてくれるのです。


凍てつく寒空に幹や枝を延ばす冬の裸木
 新芽が顔を出す枝のがんばり
  開花前の蕾のエネルギー
   3分咲きの初々しさ 
  あでやかさを競いあう満開の桜
 新緑の葉とピンクの花のコラボレーション
目にも鮮やかな新緑の季節の葉っぱたち



桜の一シーズン、ぼんやりしているとあっという間に過ぎていきます。
でも、こんなにも健気に、さまざまな姿を見せてくれるのです。

私のお花見は まだまだ終わりません。

初チャレンジ!

2006年04月08日 | 暮らし
おえかきツールで  という訳で思いっきり遊んじゃいました!
結果、こんなになってしまいました

下手っぴー

でも、面白かった~


おえかきツールにチャレンジ!
初回ですから、これで良しとしよう~

次回は上手く飛べるかなあ~

自然はいいなあ~

2006年04月07日 | 食(食材 料理の効能etc)
一日のスタートを決めるのは朝食
午前中の活動は特にそうです

炊きたてご飯に 紅鮭と冷奴
焼き海苔に味噌汁 そして漬物

そんな和食もいいけれど
今朝はどうしてもフランスパンが食べたくなり
「たしか 冷凍庫にあったような?」

ありました!
さっそく バゲットを取り出します
すでにスライスしてあるので
水をさっと吹りかけ 軽くトーストして
エキストラバージンオリーブオイルに
フランスの塩を少し入れ
バゲットをそれに付けて食べました

スクランブルエッグと野菜サラダ 
フルーツ そして
高原育ちの牛たちからのギフト
新鮮で美味しい牛乳をつけて


ガラス戸越しに
裏庭の緑や草花をめでながら
食後のコーヒータイム



ささやかな幸せを感じています
ささやかな幸せを感じています 

光のページェント

2006年04月04日 | 暮らし
数年前、娘たちと車で福島へ出かけました。
田沢湖の近くにある小高い丘のペンションに泊まり、翌日は湖でのんびり過ごす事にしたのです。
砂地の湖岸を見つけて娘たちは、さっそく裸足になりました。パンツの裾をたくし上げ、水の中へ入っていきます。
気持ちよさそうです。よく晴れた日で、湖は銀色にキラキラ輝いていました。

私はというと丸太のベンチで昼ねをすることに…。一人で運転してきたので疲労度はピーク状態!
世のお父さんたちの気持ちが痛いほど分かる瞬間です。
我が家の免許取得者は私だけですから…。
「お父さんたら、せっかく遊びに来たのに、ゴロゴロ寝てばかり」
そう言われてるお父さん多いんじゃないかなあ~。
休暇をとるために、いつもの仕事のほかいろいろかた付けておかなければならない業務もあり、
連休をとる時には、前日まで大忙しなんですよね!
旅先で寝てばかりいても致し方ないことなのです。

そんな訳で、娘たちが水と戯れている間、爆睡してしまいました~。
気が付くと、いつの間にか日もかげり始めて…。
シーズンオフとはいうものの私たちのほかは人影がありません。

映画のスクリーンを見ているような……夢のような時間がゆったりと過ぎていくのです。
まさに光のページェント!心あそばせる素晴らしい時が流れたのでした。