風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

☆フットパスの入り口…(続)

2005年05月29日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
その少し先に、あった!フットパスの入り口が…。「ここから、チッペナムまで行けるよ。ねぇ、お母さん、行こう!」「う~ん、でもねぇ…」と母はねえ切らない。「午前中歩いた、橋の方のフットパスの入り口での事(※1)もあるしねぇ…。長靴あればねぇ…」「そうかぁ」と残念がる娘。悪いとは思いつつも、ここは譲れないよなぁ…。

さっさと一般道を歩き出した。そうなのだ、今の時代、一般道をとぼとぼ歩く人なんてそうはいないだろう。母と娘は、半日かけて、カッスルクームからチッペナムまで歩くことになったのだった。

途中、いくつもの小さな村を通り越し、田園風景や夕景、花たちを眺めながら、優しい目をした君との出会い(※2)など、たくさんの楽しみを見つけながら…。疾走する車に気を使い(これって、変じゃない…。でも車社会だから…と)ひたすら歩いたのだった。

フットパスの入り口もいくつか見つけ、実際に農園を歩いてもみた。湿り気があってぬかるむ畑地に足を取られながら、コッツウォルズの大地を踏みしめながらのウオーキング。遠く、青空が広がり、その心地良さは格別だった。澄んだ空気と吹きわたる風に母と娘は感動!二人で共有できる幸せを味わった長い1日だった。

※1は4月23日、※2は5月3日に紹介。
写真は、☆フットパスの入り口です!で書いたB&B。 





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☆フットパスの入り口です!

2005年05月29日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
カッスルクームの村の中心、マーケットホールからほど近いところにフットパスの入り口があった。居心地のいいカフェでランチを楽しんだあと、チッペナムのB&Bに戻る事になり、「来る時はタクシーだったから、帰りは歩いて帰ろう!」と娘。「休日はバスがないしね。ウオーキングもいいかぁ~」と言う訳で、歩くことになった。

カフェの近くの古い民家をカメラで写していると、「お母さん!ここがB&B『オールド・ベーカリー』だよ!私ここに泊まりたかったんだ…」と残念そうに言った。「そうなの?でも、しようがないよ。旅の準備が遅かったんだから…。今度来る時は、ここに決まりだね!」

その少し先に、あった。チッペナム方向へ続くフットパスの入り口が!
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