風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

ふたりのJ

2005年05月02日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
旅の楽しみのひとつに地元の人たちとの交流がある。コッツウォルズの村の中でも観光客に高い人気なのが、ボートン・オン・ザ・ウォーター。そこからチッペナムまでバスで移動する時、乗換駅で小さな紳士に出会った。彼の名はジェイク、10歳。ボートン・オン・ザ・ウォーターでバスに乗り込み、長い旅が始まった。

乗り換えを間違えると大変なことになると考え、慎重になった。乗換駅でバスの運転手さんに、チッペナム行きのバス停を聞いたのだが、「教会の前から」となんだかあやふやな返事。バス停で待っている主婦に尋ねたところ、彼女も分からないらしく、別の人に聞いてくれた。その間、息子のジェイクとおしゃべりを楽しむ。

「ここのバス停でいいようですよ。私たちは途中で降りますが、同じバスです」
と彼女が教えてくれた。その親切が嬉しかった。バスに乗り込んだ時、日本から持参した大粒の方の小梅ちゃん(最後の1つになってしまった)をジェイクにあげたのだった。2人が降りる時に挨拶をしたら、
「I enjoyed sweets!」
と少しはにかみながらジェイク言った。その姿がなんともいえず素敵で、清々しい気持ちになった。

もうひとりは、スノースヒルのパブで会った。若い母親とその友人と一緒に来ていた十カ月の男の赤ちゃん、ジェームス。母親とちょっと話をしている時、ジェイムスの可愛い笑顔が心を和ませてくれた!
コメント (3)
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