春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『赤ちゃんよ永遠に』ZPG (1972 イギリス)

2019-06-10 22:16:49 | 日記
監督=マイケル・キャンパス
音楽=ジョナサン・ホッジ

出演=オリヴァー・リード、ジュラルディン・チャップリン、ドン・ゴードン、ダイアン・サイレント

人口が過剰に増加しすぎて天然資源の枯渇と動植物の絶滅が起き、妊娠と出産が大罪となってしまったSF映画。

音楽はジョナサン・ホッジ。この作品でしかその名を聞いたことがないが、なかなかいい音楽を書く人だなあと思った。関光夫さんの映画音楽番組ては、ジェリー・ゴールドスミスの『2300年未来への旅』と続けて流れたのが印象深い。しかし、まさかこの曲がニセトラとは気づかなかったなあ。もちろん音楽はジョナサン・ホッジのペンによるものでしょう。しかし、演奏をよく聴いてみると、どうも邦人オーケストラの演奏であることがわかる。

実は以前このサントラ盤のシングルを持っていたのだが、やはり金欠病からやむなく処分して、今もなかなか手に入らず後悔している。このシングルのみのリリースだが、時折オムニバス盤にも収録されていたという。とにかく美しい曲で、とても日本人の手が加えられていたとは思わなかった。
『赤ちゃんよ永遠に』サントラ盤。https://youtu.be/UyvyYzqkOkg
やはり、こうして聴いてみると、途中の女声コーラスは日本人女性のようで、全体にしっとり落ち着いた演奏が邦人演奏ならではですな。



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6 コメント

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Unknown (ボルナ)
2019-06-11 06:55:33
槇切れからエンドロールにかけての曲ですね。
ストーリーがディストピアなお話だけに、映画の中では電子系の脅かすような音調だったり、普通の曲でもどこか抑圧の気配があったりが多かったのですが、その中でこの曲を選んでストレートにかましてしまう豪快さには正直好感を持ってます(笑)←皮肉ではありません
というか、作中に流れていた音楽はサスペンス調ともホラー調ともSF調とも聞こえる感じで、それだけ取り出して売れるか微妙なだけに、この選曲は正解なのかもです。
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Unknown (862831)
2019-06-11 17:04:32
ボルナさん。この映画は私も観ましたが、まあ、音楽らしい音楽はなく、電子音が多いですね。ジョナサン・ホッジは実在の作曲家ですが、このラストの曲だけを日本の配給会社が依頼したのでしょうね。このような例は多く、おそらく『ドリアン・グレイ/美しき肖像』のクリスチャン・シャバリエの曲をクロード・デュラン楽団が演奏して、日本公開だけのフィルムに入れたのでしょうね。実はこのレコードをかつて持っていた時、B面は映画の中の曲というよりも音が擬似ステレオで入っていて、このリリカルな曲がA面に入っていたのですが、某かのおかしな違和感はありましたね。しばらくレコード聴いてないから忘れていましたが、今久々にYouTubeの演奏を聴いてみたら、どこか和風のしっとりした演奏。してやられたりと思いました。
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Unknown (こめへん)
2019-06-12 02:44:14
以前、FBで言及した記憶がありますが、この動画(たぶんスペイン語吹き替えですが)のラスト1'29'45あたりから聴いてみてください。シングル盤Aの曲想とアレンジに非常に近いので、私はホントラかも?と感じております。
https://www.youtube.com/watch?v=7T3gCZTFUdM
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Unknown (862831)
2019-06-12 12:56:21
こめへんさん。改めて聴いてみました。コーダの部分が取って付けたように音が変わりますが、海外版で同じような演奏が流れることは、ニセトラの信憑性も薄くなりますね。単なる私の勘違いだったのかも知れませんが、以前言及されたということは、他にもニセトラ説があったのですね。真実を知りたいものです。
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Unknown (862831)
2019-06-12 15:05:29
こめへんさま。どうも引っ掛かるところがありまして、テーマ曲の入り方が、安物のテレコでガチャンと入っていて、どうも導入に不自然な感じもしまして。ホントラならば、このような繋がり方はしない気がしまして。
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Unknown (862831)
2019-06-12 21:44:20
これはホントラかニセトラか❗️区別の改めて難しい曲だと思いますね。
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