春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

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『さらば恋の夏』ETE D'AMOUR(1977)

2019-05-05 14:06:04 | 日記



『さらば恋の夏』
作曲・演奏=ジャン=ピエール・ポジ(シンセサイザー)

ゲオルゲ・ザンフィルのパンフルートで大ヒット!そしてポール・モーリア・グランド・オーケストラでもお馴染みのこの曲。

この『さらば恋の夏』は、夏の浜辺で生まれ、過ぎ去った恋の想い出をテーマにした曲で、とてもロマンチックなメロディー。めくるめくるような恋の喜びと、想い出とが美しく彩られます。

この曲を作ったジャン=ピエール・ポジは、ローマに生まれ、本名はクラウディオ・ジッチといいます。ピアノなどを10才前後からたくみに弾きこなし、現在はキーボード奏者としてイタリアでは大変有名です。『さらば恋の夏』では、シンセサイザー、グランド・ピアノ、オルガンなどの楽器をあやつっています。作曲家としての彼にも注目が集まり、映画監督のロマン・ポランスキー、アンディー・ウォーホルが作曲を依頼してます。

ゲオルゲ・ザンフィル『さらば恋の夏』


ポール・モーリア・グランド・オーケストラ『さらば恋の夏』


ジャン=ピエール・ポジ『さらば恋の夏』


クラウディオ・ジッチ『フランケン・シュタインとドラキュラ』


ジャン=ピエール・ポジ(クラウディオ・ジッチ)



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4 コメント

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Unknown (こめへん)
2019-05-05 19:28:35
『さらば恋の夏』は、ポール・モーリアのアレンジがさすが充実してますね。
ジッチの「アンディ・ウォーホルのフドラキュラ」ピアノ曲と合唱が美しいですね。
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Unknown (ボルナ)
2019-05-05 20:36:01
この人については「さらば恋の夏」から知ったクチで、その時は「どっちかっちゃ狭い音楽性の人なのかしらん?」と思ったものですが、他の仕事も聴いて思いのほか間口の広い人だと知った次第です。
例えば、「フランケンシュタインとドラキュラ」では、映画本筋の起伏あれこれをほのめかしたり、(ドラキュラだけあって)東ヨーロッパ風の味があったりで、映画本体を見たくさせる域に達しているかと←個人の感想です
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Unknown (862831)
2019-05-07 18:59:39
『さらば恋の夏』は当初『ザンフィルの『哀しみのパンの笛』というタイトルが日本での初発でして、、それからたまたまポール・モーリアの『ビリティスのテーマ』のシングルを買ったら、そこで正式な曲名が『さらば恋の夏』であると知り、その後レコード店で、このオリジナルのジャン=ピエール・ポジのシンセサイザーによる『さらば恋の夏』を見つけ、買おうと思ったものの、、生憎持ちあわせがなく、諦めて次回の給料が入ったらと思ったら、売れてしまいました。そして、あれから40年以上経過して、このドーナツ盤を見つけまして、やっと聴けました。結構ザンフィルのアレンジに近く、しかもロック調なのに少し驚きました。この三枚のレコードで、フィリップスは結構稼いだでしょうね(笑)まさかイタリア人とは知りませんでした。
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Unknown (862831)
2019-05-07 19:10:22
私もジャン=ピエール・ポジはこの曲と、B面の『海辺には戻らない』だけの一発屋かと思いきや、本業は映画音楽作曲家と知り、名前もクラウディオ・ジッチという名前でやっている人とは知る由もありませんでした。とにもかくにも、いい曲作る人だなあと、改めて思いました。もうお爺さんではありますが、指揮棒持って髭を蓄えて写っている写真は、やけにカッコいいですね。あと何かの本に書いてあったのが、音楽以外に絵描きもしているそうです。
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