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二大ホラー映画の豪華カップリング『オーメン』/『エクソシスト』クリス・カーペンター・オーケストラ

2019-07-10 22:13:59 | 日記
今回はまたまたクリス・カーペンター・オーケストラの登場です

『オーメン』/『エクソシスト』
何とひび割れのデザインの派手なジャケットですな。何しろ二大ホラーですからねえ

こうしたカバーレコードは、やはりどんな演奏か気になるところ
クリス・カーペンターでクグると、同姓同名の野球選手しか出てこない。ここにクリス・カーペンターというコンポーザーは、実在しないことがわかる

そんなことはさておいといて、このクリス・カーペンター楽団の演奏は国内カバー楽団の演奏としてはなかなか良く、フィリップスの同じく国内カバー楽団のミシェル・クレマン楽団の演奏を凌ぐものがある。どちらもフィリップス・スタジオ・オーケストラでありながらも

写真が見当たらないので、残念ながら割愛ではありますが、イメージ写真はミシェル・クレマンは葉巻を咥えたフランス人、クリス・カーペンターは長髪の髭を蓄えた紳士であります

まず、『オーメン』からパイパー・ドリームス。キャロル・ヒーザーのボーカルヴァージョンをヒントにしたアレンジ。この曲はジェリー・ゴールドスミスが書いていて、なかなか美しい曲。クリス・カーペンターの演奏もやはり美しい。以前紹介した『オードリー・ローズ』ともカップリングされているが、こちらの方が後からリリースされたもの。また、この『オーメン』のパイパー・ドリームスは「ジェットストリーム」のフレデリック・ダール・オーケストラという国内イージーリスニングのカバー楽団が『クルージング・ハイ』というタイトルでアップ・テンポにして演奏しています。「ジェットストリーム」のCDにも収録されるほどの美しさを誇る曲でもあるんですね

もう一つの『エクソシスト』からチューブラー・ベルズは、かつてB面に『セルピコ』から愛のテーマとカップリングされたレイ・デイヴィスとファンキー・トランペットが演奏しているもの。こちらの方は実在の人物ならびにオーケストラ。レイ・デイヴィスでクグっても、なかなか出てこないが、フランク・チャックスフィールド楽団の『ナボレオン・ソロ』のテーマでトランペットを吹いてるのが、レイ・デイヴィス

であるからにして、これはフィリップスのなかなかいい仕事かも

レイ・デイヴィスとファンキー・トランペット『エクソシスト』のテーマ
フレデリック・ダール・オーケストラの「ジェットストリーム」

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6 コメント

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Unknown (こめへん)
2019-07-11 02:57:17
レイ・デイヴィスとファンキー・トランペット『エクソシスト』のテーマ、ペットのアレンジがかっこよくてなかなか良いです。このバンド?だけのフルアルバムを聴いてみたくなります。
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Unknown (ボルナ)
2019-07-11 03:01:02
良質のカバー演奏と呼べますね。起伏のあるアレンジも含めて独自の存在意義があります。
なぜかピッチが全音高くなってますが、テンポや音色がおかしくなってるわけではないので、元からそういう編曲なのでしょう。なぜそうしたかは不明ながら、聴く限り「これはこれで」です。
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Unknown (862831)
2019-07-12 15:31:38
ボルナさま。私が最初に「チューブラー・ベルズ」を聴いたのは、この演奏からでした。映画音楽マニアとしてのデビューでした。あんまり怖い映画の印象はありませんが、なかなか気に入りました。結局はマイク・オールドフィールドの演奏を買いましたが。また、「パイパー・ドリームス」もクリス・カーペンター楽団は、なかなか美しい仕上がりとなっています。このレコードは欲しいところですね。
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Unknown (862831)
2019-07-12 15:34:20
こめへんさま。レイ・デイヴィスは日本のパチもんの楽団と勘違いされがちですが、純然たるアメリカの楽団で、日本では出ていませんが、探すとアメリカ、またはイギリス盤でLP は出て来ますよ。
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Unknown (貴日)
2019-07-12 22:34:20
チューブラーベルズを何故4/4にしたのか不思議ですね^_^
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Unknown (862831)
2019-07-12 22:40:53
貴日さま。シングルカットにするためでしょう。
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