今夜は格調高いニセトラと言いましょうか、イメージ・ミュージックですね。
監督=ロマン・ポランスキー
音楽=フィリップ・サルド
演奏=カルロ・サヴィーナ指揮ロンドン交響楽団
イメージ主題曲=ピエール・ポルト
演奏=ピエール・ポルト・グランド・オーケストラ
出演=ナスターシャ・キンスキー、ピーター・ファース、レイ・ローソン、ジョン・コリン、デヴィッド・マーカム、ローズマリー・マーティン、リチャード・ピアソン、キャロリン・ビックルズ、パスカル・ド・ポワッソン
人の運命の悲しさと、その悲しみをのみこんで流れる時間の悠々たるさまを、見事に表現したオーケストラの調べ。映画『テス』のスコアを作曲しているのはフィリップ・サルド。そして映画に入っていないふたつの曲が新たに加えられている。「哀しみのテス」「テスの喜び』である。ロマン・ポランスキーやフィリップ・サルドとも親交のあるピエール・ポルトが作曲し、自らのオーケストラで演奏しているノーブルな曲。トーマス・ハーディの原作を1979年に映画化された。外国の作曲家でイメージ・テーマ曲を作ったのは、この人が初めてであろう。
人の運命の悲しさと、その悲しみをのみこんで流れる時間の悠々たるさまを、見事に表現したオーケストラの調べ。映画『テス』のスコアを作曲しているのはフィリップ・サルド。そして映画に入っていないふたつの曲が新たに加えられている。「哀しみのテス」「テスの喜び』である。ロマン・ポランスキーやフィリップ・サルドとも親交のあるピエール・ポルトが作曲し、自らのオーケストラで演奏しているノーブルな曲。トーマス・ハーディの原作を1979年に映画化された。外国の作曲家でイメージ・テーマ曲を作ったのは、この人が初めてであろう。
『テス』からメイン・タイトルと行列。カルロ・サヴィーナ指揮ロンドン交響楽団。
『哀しみのテス』
ピエール・ポルト・グランド・オーケストラ
『テスの喜び』
ピエール・ポルト・グランド・オーケストラ
他の2曲はテーマに比べれば幾分今風ですが、「過去の時代を舞台にした今の映画の曲」として聴く分には違和感がありません。というか、テーマ曲のような限定性がない分、イージーリスニングの曲集に参加する等、もっと頻繁に取り上げられても良いようにも思われます。
ピエール・ポルトというと、モルト・シューマンとの「華麗な関係が良かったです(どういう分担だったのかな)。