春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

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「サマー・メロディー」デミス・レイテム/SUMMER MELODY DEMIS LAITEM -flute de pan

2019-07-07 22:12:49 | 日記
今日はニセトラはお休み頂いて、珍しいイージーリスニングのレコードの紹介です

「サマー・メロディー」デミス・レイテム

このデミス・レイテムをご存知の方は、相当なイージーリスニング通と言えるかも知れませんね。この人はゲオルゲ・ザンフィルと同じ、パンフルート奏者です。しかし、日本では、このアルバムとシングル盤が二枚出ただけで、ザンフィルのようにブレイクするに至りませんでした



デビュー曲の「サマー・メロディー」を初め、いい音楽揃いなんだけどなあ

シングルカットされたのは、「サマー・メロディー」と「グエンダリーナ」(シングル盤でのタイトルは「秋風のメロディー」)のみ。二枚目のアルバムは、日本ではリリースされてません。「サマー・メロディー」は、極稀にFMで流れていた位。「秋風のメロディー」はテレビの天気予報に使われていたのを聴いた程度。アメリカ系のフランス人であることもあり、曲調はやはりザンフィルにどこか似ています。「サマー・メロディー」は、波の音がかぶせた粋なレコーディング方法を取り入れています

まあ、おしゃべりはこの位にして、シングルカットされた二曲を聴いてみましょう

「サマー・メロディー」


「秋風のメロディー」

そういえば、「ジェットストリーム」ですら流れていなかったなあ。すべてがオーケストラをバックに演奏したものと違いますからねえ

ちなみに家内はアイスクリーム食べています






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4 コメント

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Unknown (ボルナ)
2019-07-08 00:49:25
確かに実力相応の地名度とは言えませんね。録音だけ聞き比べると、デミス・レイテムの方が楽器の性能を存分に発揮したやりたい放題で、聴いてて楽しいので、有名にならなかったのが本気で謎なのですけど。
もっともザンフィルの場合、ポピュラー曲のカバーでブレイクしたものの、別にパンフルートでなくともよさげなモノばかりで当人も本当にそれを演奏したがっているか疑わしい上、故国ルーマニアの曲なぞを曲芸のような妙技で吹きまくっている音源の方が明らかに本領発揮で伸び伸びしているので、実はデミス・レイテムを羨ましく思っている可能性もありますが。実際、ザンフィルってライヴでは往々にして録音とは全く違うはじけっぷりなので、ホントにやりたいことはデミス・レイテムに近いようにも思えるんですよね。
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Unknown (862831)
2019-07-08 01:10:30
ボルナさま。仰せの通り、デミス・レイテムの方が自由にやっている感じですね。ザンフィルは恐らく「ローズのテーマなどは、本当なら演奏したくなかったのに、フィリップスからの依頼でレコーディングしたのでしょうね。確かにデミス・レイテムはザンフィルよりも遥かに知名度が低いですが、その分自由にやれるというメリットがありますね。で、フランス本国で幅広く活躍していて、CDをたくさん出ていました。殆んどがオリジナルばかりですから。
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Unknown (こめへん)
2019-07-09 02:32:52
この人は初めて知りました。ザンフィルは上手いですが、ツルツルしててなんか危なげない感じで。しかしこの方は土付き有機野菜というか、質朴な味がありますねー。
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Unknown (862831)
2019-07-10 16:27:55
こめへんさま。返信が遅くなりまして、大変失礼いたしました。このデミス・レイテムというパン・フルート奏者は、一見ザンフィルの二番煎じのように思われますが、仰せの通り、素朴な有機栽培の野菜のような、土臭い演奏が魅力ですね。確かに、ザンフィルと比較すれば、どうしてもマイナーな演奏家ですが、民族感溢れる演奏から、当時流行りのディスコサウンドも取り入れた、当時の言葉を使えばナウなセンスの持ち主ですね。フランスでもリリースされた枚数は限られていますが、もっと評価されてもいいような気がしますね。
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