SIDE ONE
チャールズ・フォックスが初めて出した、自身のピアノとオーケストラによるアルバム
「愛に生きる二人」
落葉のカノン
愛のかけひき
やさしく歌って
フィーリングス・グッド
愛に生きる二人
SIDE TWO
リフレクションズ
エルーシブ・ブルー
アイ・ニード・ユー・ナウ
パッヘルベルのカノン
演奏:チャールズ・フォックス(ピアノ)とオーケストラ
「愛のかけひき」
ヴォーカル:シールズ&クロフツ
チャールズ・フォックスが初めて出した、自身のピアノとオーケストラによるアルバム
『ワン・オン・ワン』から「愛のかけひき」が収録。ヴォーカルをシールズ&クロフツが、サントラ同様に聴かせてくれるが、アレンジはサントラとは異なる
彼の代表曲と、新たに書き下ろした作品、そして「パッヘルベルのカノン」を主題に新たに作曲された「落葉のカノン」などが演奏されている、なかなかBetterな一枚
『ファウル・プレイ』の「愛に生きる二人」は、映画の中ではバリー・マニロウが歌っているが、ここでは、フォックスのピアノとオーケストラによって奏でられている
また、このアルバムのために書かれた新曲は、どこかジョン・バリーのスパイ映画の音楽を思わせる曲もある
「パッヘルベルのカノン」が奏でられているように、ロバート・レッドフォードが初監督で、アカデミー作品賞を得た『普通の人々』と、同時期の80年のリリース
「落葉のカノン」
「愛に生きる二人」
なかなか素敵な演奏ですなあ🎵
以前、最初、収録第1曲の「落葉のカノン」を聞いた時は「原曲そのままでは?」と思ったものでしたが、最後に原曲を聞いて「あ、そういう編曲だったんだ」となりました(笑)
時代を感じさせる「愛のかけひき」や「フィーリングス・グッド」も愉しいですが、ここで紹介されている「愛に生きる二人」以外では「やさしく歌って」が特に良いように思われました
「アイ・ニード・ユー・ナウ」には微妙にジョルジュ・ドルリューと重なるものを感じましたが、これは多分気のせいでしょう
意外なことに、このアルバムはリリース自体が少ないせいか、入難盤なのが惜しいです。もっと再評価されていいアルバムであると思います。