男子ゴルフの石川遼(18)=パナソニック=が27日、29日開幕のサン・クロレラ・クラシックへ向けて、会場の北海道小樽CC(7471ヤード、パー72)で練習ラウンドを行った。豪雨のため7ホールで切り上げたが、ラウンド後も約1時間、居残りでパター特訓を敢行。大会連覇へ入念に調整した。
◇ ◇
高校の先輩、薗田と一緒に行った練習ラウンドは突然の豪雨で、7ホールで切り上げる羽目になった。石川は「グリーンがとても速いので難しくなると思った途端、雨が降ってきて、軟らかくなってしまった」と苦笑いしたが、ほどなくすると雨は上がり、練習グリーンへ足を運んだ。
最近、パットで苦しむシーンが目立つ。前週のセガサミーカップでは2日目に突然、グリップの握りを順手からクロスハンドに変えるなど試行錯誤を続けている。この日はグリーン上に約3メートルの糸を張り、ストロークを再確認。「スクエア(平行)に構えて、スクエアにヘッドを出すことが大切」と説明した。ラウンド中も黒のマジックでボールに点を書き込み、ボールのシンをしっかりヒットできるような意識付けを行った。
居残りパター特訓は1時間に及んだ。「クロスハンドの握りは、まだ始めたばかりなので課題が多い。ショットの調子はずっといいので、あとはパッティングさえ良くなってくれれば」と、努めて前向きに話した。
昨年は4日間、首位の座を守り通して初の完全優勝を達成した。1年ぶりの小樽CCに「会場に来るのがとても楽しみだった。優勝したコースでプレーすると、良かったことを思い出すので、今年もいいプレーができるような気がする」。自身初の大会連覇へ意欲を示したが、1日も早いパッティングの復調が、そのカギを握っている。
(デイリースポーツ)
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高校の先輩、薗田と一緒に行った練習ラウンドは突然の豪雨で、7ホールで切り上げる羽目になった。石川は「グリーンがとても速いので難しくなると思った途端、雨が降ってきて、軟らかくなってしまった」と苦笑いしたが、ほどなくすると雨は上がり、練習グリーンへ足を運んだ。
最近、パットで苦しむシーンが目立つ。前週のセガサミーカップでは2日目に突然、グリップの握りを順手からクロスハンドに変えるなど試行錯誤を続けている。この日はグリーン上に約3メートルの糸を張り、ストロークを再確認。「スクエア(平行)に構えて、スクエアにヘッドを出すことが大切」と説明した。ラウンド中も黒のマジックでボールに点を書き込み、ボールのシンをしっかりヒットできるような意識付けを行った。
居残りパター特訓は1時間に及んだ。「クロスハンドの握りは、まだ始めたばかりなので課題が多い。ショットの調子はずっといいので、あとはパッティングさえ良くなってくれれば」と、努めて前向きに話した。
昨年は4日間、首位の座を守り通して初の完全優勝を達成した。1年ぶりの小樽CCに「会場に来るのがとても楽しみだった。優勝したコースでプレーすると、良かったことを思い出すので、今年もいいプレーができるような気がする」。自身初の大会連覇へ意欲を示したが、1日も早いパッティングの復調が、そのカギを握っている。
(デイリースポーツ)
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