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石川遼、ナイスパー拾いまくり!粘って粘って2アンダー19位タイ

2011年09月30日 | Ryo log
 国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目。ドライバーの乱れに苦しみ初日を1アンダーで終えた石川遼は、この日も1つスコアを伸ばすに留まりトータル2アンダー19位タイでホールアウトした。

          


 「今日はドライバーのほうが良かった」。その言葉通り、先週から乱れまくっていた課題のティショットはようやく復調気配だ。朝の練習場ではジャンボ尾崎に「そのスイングを出来れば大丈夫」とお墨付きをもらったことで自信を取り戻し、思い切りのいいスイングが復活した。しかし、ドライバーが良くなったかと思えばこの日はアイアンのキレが出ない。「体を回そうとしすぎて、ちょっと体が開いてしまった」思うようにグリーンをとらえられずガマンのゴルフとなった。

           


 それでも、ショットが思うようにチャンスにつかない中で、アプローチとパッティングでパーを拾いまくった。3番、5番、11番、13番いずれも2メートル以上の微妙なパーパットを粘り強く沈めスコアをキープ。4番、8番、16番ではグリーン周りから絶妙なアプローチを見せた。「いっぱいいっぱいの1アンダー」と苦笑いを見せたものの決勝ラウンドでの逆転にギリギリ望みをつないでいる。
   
           



 首位とは6打差と厳しい状況ではあることに間違いはないが、課題のドライバーに光が見えたことで石川の表情は明るい。「1か月ちょい前の良い時より、今日良いスイングできた時のほうがタイミングが合っているし、気持ちよく振れている」まだまだ波はあるが、確実に良くなっているという手ごたえが、残り2日間での猛追を後押しするはずだ。

           



【2日目の順位】
1位T:ベ・サンムン(-8)
1位T:谷昭範(-8)
3位:キム・ヒョンソン(-6)
4位T:篠崎紀夫(-5)
4位T:平塚哲二(-5)
4位T:薗田峻輔(-5)
7位T:丸山大輔(-4)
7位T:高山忠洋(-4)
7位T:武藤俊憲(-4)
7位T:片岡大育(-4)
7位T:チョ・ミンギュ(-4)
12位T:池田勇太(-3)他6名
19位T:片山晋呉(-2) 
19位T:石川遼(-2)他5名

(撮影:岩本芳弘)<ゴルフ情報ALBA.Net>

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