男子ゴルフの石川遼(19)=パナソニック=の鮮烈デビューから今季までの3年半のドキュメンタリー番組「石川遼を追いかけて」が19日に日テレで放送されることが17日、分かった。石川を追った番組は過去にもあったが、3年を超える密着取材はテレビ業界でも異例。ゴルフ場を離れた19歳の素顔や、競馬の武豊(41)、将棋の羽生善治(40)からのアドバイスなど石川の全てが凝縮されている。
マンシングウェアKSBカップで、15歳245日での世界最年少初優勝を飾った2007年5月20日から3年半。想定外の早さで国民的スターにまで上り詰めた「石川遼」の一挙手一投足を追ったドキュメンタリー番組が、完成した。
日テレではこれまでの取材に加え、今年4月のマスターズ直前から男子ツアーに毎週足を運び、独占取材を重ねてきた。10月のコカ・コーラ東海クラシック2日目に腰を痛めながら周囲に隠し通して強行出場し、最後まで優勝争いにからんだ「初めてのけがの真相」にも迫っている。
現在の石川と同じ19歳でその道のトップに上り詰めた先輩からの“一流のアドバイス”も盛り込まれている。テレビ番組でゴルフ対決をしたことがある競馬の武豊から届いた言葉は「結果よりレベルアップ」。今季終盤に目の前の結果より、その先を見据えたスイング改造に取り組んだ石川にとって心強いものとなったはず。89年に当時最年少の19歳で竜王になった将棋の羽生善治は10代でトップに立ち、NO1であり続けた苦悩を石川に重ねつつ「たくさん負けて強くなれ」と金言を送った。
移動の車中、ホテルなど秘蔵映像や、加藤大幸キャディーが明かす石川の素顔など盛りだくさん。俳優・小出恵介(26)が初めてナレーションを務める「石川遼を追いかけて~取材をはじめて3年半…19歳の強さの秘密を知った」は19日午後3時55分から関東地区と札幌で放送されるほか、福島など9地区でも随時お茶の間に届く予定だ。(スポーツ報知)
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