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石川遼、マスターズ出場へ原点の地での活躍誓う!

2012年01月25日 | Ryo log
 【ラ・ホーヤ(米カリフォルニア州)23日】石川遼(20)=パナソニック=が、思い出のコースでマスターズ(4月5~8日、オーガスタナショナルGC)出場に前進する。米男子プロゴルフツアーのファーマーズインシュランスオープンは26日、当地のトーリーパインズGCで開幕。石川は23日、18ホールを練習。2007年世界ジュニアで訪れ、あこがれのタイガー・ウッズ(米国)が08年に全米オープンを制覇した特別な舞台での活躍を誓った。

 並々ならぬ闘志の表れだ。石川は、横殴りの雨の中、18ホールの練習ラウンドを敢行。南コースにはプロアマ戦のため選手がいたが、悪天候の中、北コースを回る選手は皆無だった。「調子は良くなってきている」。すべての場面で2球ずつショット。今季2戦目へ向け、じっくりと調整した。

 トーリーパインズGCは、思いの詰まった会場だ。初めてプレーしたのは07年7月の世界ジュニア。5月に15歳のアマながらマンシングウェアKSBでプロツアー初優勝を果たし“ハニカミ王子”フィーバーの真っただ中だった。結果は23位に終わったが、日の丸を背負った経験は、世界を舞台に戦う原点になった。

 より記憶に残っているのが、ウッズが制した08年の全米オープン。ウッズは、最終日の18番でロッコ・メディエート(米国)に執念で追い付く。翌日、18ホールで行われたプレーオフも互いに譲らず、延長の1ホール目で勝利。「いつかここで回りたいと思っていた」。ゴルフ史に残る死闘。その場所にプロとして足を踏み入れたことを喜んだ。

 もちろん、スタートラインに立っただけで満足するつもりはない。「タイガーは打ってはいけない場所は徹底的に避けた」。全米オープン最終日、ウッズはティーが前に出され、267ヤードとなった南コースの14番パー4でも1オンを狙わず7アイアンで刻み2オン。グリーンを越えた場合、きつい傾斜があることを計算してのことだった。また、全体的に下りの傾斜があるグリーンでは奥につけることも注意。“ウッズ流”で難コースを攻略するつもりだ。

 世界ジュニアから5年。「あの頃と何も変わっていません。頑張らないと」。マスターズ出場のために結果が大切。思い出のコースでオーガスタへの道を切り開く。

 ◆トーリーパインズGC 1957年開業。サンディエゴ市の北、ラ・ホーヤの海岸線に位置するパブリックコース。大会は北(7052ヤード)と南(7698ヤード)の2コースを使用。68年から今大会の前身のアンディ・ウィリアムス・サンディエゴ・オープンを開催。その後、数回の名称変更を行い、10年から現大会名となる。予選は南北を1ラウンドずつ、決勝は南で行われる。
(スポーツ報知)

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